利尻山荘花りしりの中の人の話

　どぉ～もすいません！
昨日はかなりの愚痴モードでした。
まあ、人生色々あるのよって事で
見てくれれば有難いッス！

さて、今日はお約束通り
国産名車ネタですよ奥さん！
って言っても発売から1週間近く経つのですが
おいらは先週の木曜に吹雪の中確保しに行ったものの
売ってなかったものでして漸く今日確保してまいりました。
で、今日の車はコレ！

いすゞべレルデスヨ奥さん！

えぇ～おいらもこの車はノスタルジックヒーローでしか
見た事がない車種でしてねぇ～
で、いすゞとしては初の自社開発の乗用車でして
当時ノックダウン生産していたヒルマンミンクスで得た
ノウハウをフィードバックさせて開発した
意欲作なのよこのベレルって車は。
で、デビューした当初は1.5と2リッターのガソリンと
当時としてはまだ珍しかったディーゼルを
ラインナップしていたのですよ。
クラス的に言えば当時のクラウンやセドリックと
同じ土俵の上で戦っていた車種でございまして
この牙城に入り込むのはとても容易じゃないことで
ライバルは当時のアメリカ車の影響を受けたスタイリングに対し
べレルは欧州の車っぽいスタイルでオシャレなものでしたが
当時の高級車が押し出しのきいていたのが
もてはやされたみたいでして
明らかに同クラスの中でも地味な存在になりつつありました。
(同クラスのグロリアやデボネアも明らかに
アメ車っぽい外観なのも頷けますネェ。)
そんなべレルではありましたが
65年のマイナーチェンジでは
丸目2灯のヘッドライトを当時のポンティアックみたいな
縦目の4灯ランプに変更したりテールライトも
形状変更したり外観を大幅に変えてきましたが
しかし当時のライバル達は直列6気筒エンジンが主流でして
ボディサイズも5ナンバーの上限ギリギリまで
大きくしたものでして
べレルはますます地味な存在になりまして
あまり高い人気を得る事が出来ず
67年に消えてしまいました。
で、このベレルですが
こちら｢葛飾区亀有公園前派出所｣に
登場したって覚えてるかたはいらっしゃるでしょうか？
確か大原部長がこの車を購入して
派出所の人に見せに来たところ
両さんが車に傷つけてしまい直そうとこっそり修理工場に
持って行ったところスクラップと勘違いされ
スクラップされてしまい
同じ縦目4灯のセドリックに偽装したはいいが
結局ばれてしまい部長の逆鱗に触れて
最後はいつもの展開になるって話ですが
よくよく見てもセドリックをベレルに
似せようと言うのがあまりにも無茶な話ですなぁ～！

｢こち亀｣では前の三角窓形状が違うとかの
ツッコミをされてましたがそれ以前にセドリックは
どちらかといえばずんぐりむっくりしているので
遠目で見ても一発でばれると思いますがねぇ～！