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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:日本に想う
タウシャン、無事トルコに戻りました・・・
って、ホントはあんまり無事ってかんじではないんですけど・・・ トルコに戻る前々日。 「おねーちゃん、サトエリに似てるよねー」 ←妹のレグホン。 「・・・誰それ?」 ←ワタクシ 「このひと」 テレビに、そのサトエリさんが出てたんですけど、 !!!全っっ然、似てないいいいい!!! きっと熱中症で頭ヤラレちゃったんですね、妹・・・。 なんて思いつつ美容院で 「サトエリちゃん風にしてください♪」 ←ワタクシ 「・・・(汗)」 ←オダギリジョー似の美容師さん で、サトエリちゃんとはカンケーなしに今風の髪型に してもらい、上機嫌で和幸のヒレカツ弁当なんか買って 家に戻ったその時。 母から電話。 ・・・父が倒れて入院してしまったらしい・・・ ・・・目の前真っ白・・・ ←ワタクシ やだ!やだ!やだ!やだ!やだ!ヘンな冗談ヤメテよ!!! ↑この2文字しか頭に浮ばなかった・・・ どうも冗談じゃないらしいのでフライトを急遽変更し、翌日 朝イチの新幹線で病院に直行・・・ その晩 ・・・やっぱり年とってからトルコなんて遠いとこ来たりしたから、 疲れやストレスが溜まってたんだろうか・・・? ・・・それとも老老介護の疲れやストレスだろうか・・・? ・・・日本滞在時に倒れるなんて、虫の知らせかなんかだろうか・・・? 幼い頃の父との思い出やいろんな妄想が頭の中をグルグル回り 結局その晩は一睡も出来ず。 翌日昼過ぎに病院に着くや否や病室に飛び込むワタクシ。 「あ。来ちゃったの・・・?」 ←バツの悪そうな父 よかった~!生きてたよ!! とりあえず看護婦さんに詳しい話を聞こうとしたら 「説明はドクターからしてもらってください。 わたしたちからは説明してはいけないことになってるんです」 ←淡々 「んじゃ、ドクターは今どこに?」 「今日はお休みです。」 ←淡々 「・・・んじゃ、いつお話聞けるんでしょうか?」 「予約入れてください」 ←淡々 「・・・ケータイ電話とかでお話聞けないんですか?」 「・・・は? ・・・あのー、先生、患者さんにも説明してますんで、 ご本人から聞いてもらうのが一番ですよ。」 やはりトルコ風にケータイでお話とかはイケナイのね・・・ トルコはドクター、すぐケータイ電話の番号とか教えてくれるけど・・・ 日本って・・・なんだか冷たいわ・・・ (でもこれが日本のスタンダードなんでしょうか???) 大体うちの年寄りは意地っ張り&心配かけまいと勝手に中身変えて 喋るから、そんなの信用できないのに・・・ ああ、もう、なんと歯痒いのかしら・・・ キイイイイイイイイ~~~!! それでもなんとか命には別状なさそう(断定しないんだなーこれが・・・) ということを確認、とりあえずホッとはしたのだけれど・・・ 父は倒れた際、頭と左上半身を打ったらしいのだが、頭は痛くないらしく、 左半身がドエライ痛そうだけど、ベラベラ喋ってるし、手足は動いてるし 見た目では大丈夫そうだが、なにせ年が年だし、打った場所が 頭ですから、しばらくは病院に監禁、検査だそうです。 ワタクシ、仕事もありますので、後はレグホンに託し、後ろ髪を 引かれる思いでトルコに戻ってきたのではありますが、この一件で 日本に残した高齢家族との関わり方や、今回は乗り越えた? ものの、今後このようなケースでどう対応するか、など、課題は 盛り沢山。 今はワタクシの無事のトルコ帰国と、父が大事に至らなかったことで 小躍り状態のラクンですが、落ち着いたらまた話し合いも必至です。 (ラクンは父からのお土産・天津甘栗20袋と羊羹10本を抱きかかえ 涙ぐんでおりました。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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