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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:トルコで嫁入り!
今日またまた同僚の女の子が結婚しました。
女の子の少ない会社なのに、この夏おそらく10人近く 結婚したんじゃないでしょうか・・・ しかし、花嫁さん、真っ白なブーケ抱えて、午後からご出勤。 あんた、またなんでウィークデーに?と聞いたら、 今日は彼女の誕生日なんだそうです! おおおおおお~♪ その発想、なんだかカワユ~~~イ! しかし、今日ぐらい会社休めば良かったじゃん、と聞いたら 「だって明日の会議の資料、他に作るひといないんだもん・・・」 ・・・ さて、ワタクシは明日の夜からラクンの実家に参ります。 なにしに行くかというと・・・ 来週からトルコでは新学期が始まりますので、めいっこたちに 「今年1年で読まなきゃダメ!児童文学配本会!!」 すごいです。このひと、毎年欠かさずにやってます。 めいっこたちに本を読ませて読書感想文をつけさせているんです。 そして 「おめーら、明日行くから、ちゃんと帳面見せろよっ?! 帳面つけてなかったら、口頭で説明だあ!逃げんじゃねーぞ!!」 「キャ~~!!逃げろ~~~!!」 ・・・ほとんど脅迫・・・ でも、実は子供たち、ラクンの帰りを楽しみにしてるんです・・・ トルコジン、本を読む習慣がないんですけど、これは地方ほど ひどいんです。 都市部ですらまともな本屋がないんだから、地方じゃ本屋なんて 皆無に近いのです。 あったとしても学習参考書とか、受験用問題集とか、そんなのばっかり。 ラクンが危惧していることは、日本でも同じだと思うんですけど 〇 本を読まないと読解力が落ちる ↓ なに書いてあるのかわからない ↓ 試験で問題読んでも、なんのことかわからない ↓ 実はわかってても、解答できない 〇 本を読まないと文章はどうやって構成されるのか 知ることができない ↓ 文章を作ることができない 〇 いつも視覚に訴えてくるテレビばっかり見てるから、 字面からなにかを想像するということができない ↓ 想像力の欠けた人間になる 「トルコ語力の低下はすべての学力の低下につながる」と 信じてるラクンは、このように強制的に本を読ませているのですが、 最近は子供たちも変わってきて、自発的に読むようになり、 ラクンと読んだ本の話をすることが待ち遠しいらしいのです。 そんなわけで、ラクン、本探しもなかなか大変で、世界文学全集とか、 やはり新品で買うと高いので、いきつけの古本屋さんに 「こういうの入ってきたら取っといてね」とお願いしておくのです。 明日は沢山の本と大量の甘栗を抱えた、子供たちの大好きな ラクンおじさんが、ニホンジンのおばさん連れて帰省です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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