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テーマ:海外生活(7779)
カテゴリ:日本に想う
ここんとこずっとグズグズした天気のトルコ北西部&黒海地方。
どうも低気圧が近づくと、頭痛がしたり異常に眠くなったりと 終日ボーっとした状態・・・ ニホンジン同僚には「更年期じゃないの?」と言われましたが、 トルコジンで若々しい同僚も同じ症状ですので、年のせいでは ないみたいです。 で、昨日はボーーーーが最高潮だったので、日記が書けませんでした。 おとといの続き; ruruさんより「なぜ名古屋にはトルコジンが多いの?」とのご質問を 頂戴しました。 ワタクシが昔、噂でチラリ聞いたのは、市営地下鉄(そんなの名古屋に あるんですか?)の工事の際に、トルコから出稼ぎ労働者が沢山 やってきて、工事終了後そのまま居着いちゃった説。 ←不法滞在組? それから中部・東海地方は自動車・自動車関連産業が盛んですが、 トルコも今自動車産業が花形産業でして(もう手織りジュータンの 時代ではない!)去年の輸出ベスト3はトヨタ・フォード・ベステル(家電) でございました。 トルコでは日本車ではトヨタのほかにホンダ、いすずが、外国車では メルセデス、ルノー、フィアット、現代などなどが工場を構えているのです。 スゴイでしょ? そんなこんなで自動車業界に従事するトルコジンが増えると、研修やら 出張やらで中部・東海地方に滞在することが増えるわけ。 ←合法組。 で、新聞にあったもうひとつの説。 初めてファトサから日本に渡った伝説のおじさんの話。 1988年、イスタンブルで廃品回収業を営んでいたトルコジンが鉄工業を 営んでいるニホンジンと知り合いになり、日本に招待されたらしい。 で、二人は日本で一緒に働き始めたらしい。 その頃客船でコックをしていたファトサのおじさん、船が名古屋に寄港した際 その鉄工業のトルコジンと知り合い、「うちで働かないか?」とスカウトされる。 おじさん、名古屋で解体作業に就くことになったが、日本で出来た彼女に 給料の話をすると、「アンタ、それピンハネされてない?相場の1/3よ」 同朋にピンハネされてると知ったおじさん、その仕事を辞めて他の仕事に 就く。その後4人の兄弟を日本に呼び、その兄弟が親類を、友人を 呼び、その親類が、友人が〇〇を呼び・・・と、悪の連鎖反応・・・ あれよあれよと言う間に500人ものファトサ人が名古屋にやってきた ことになる・・・ ということで、名古屋にはトルコジン、とりわけ黒海人が多いのである らしい。 あとは埼玉の蕨市にもクルド系トルコジンのかたが多いそうで、 「クルディスタン」しかり「ワラビスタン」と呼ばれているそうです。 お分かりいただけましたでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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