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今日も明日もきっとため息~ 帰ってきたタウシャン@トルコ

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2006.05.17
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テーマ:海外生活(7779)
皆様ご存知でしょうが、北米トヨタで現地採用日本人秘書の
セクハラ事件がありましたが・・・

!!まさに現地採用のワタクシにモッテコイのネタであります!!

これは世界中にちらばっている現地採用日本人女性には
いろんな意味でウォオオオオオ~!!の事件だったんでは
ないでしょうか?
(なにが、ウォオオオ~!だかよく分かりませんが・・・)

セクハラって、セクハラされる側の性格はもとより、お国柄も
あると思います。
(セクハラする側の性格は万国共通だと思いますが。)

あるひとに聞いた話では、ラテンな国だと、「おはよう」の
代わりに「お!今日もまた一段とお尻がセクシーだね~!」くらい
言わないと仕事してくれないそうです。

要は、社員が/を

「いかに楽しく・気持ちよく・働けるか/働いてくれるか/働かせるか」です。

ワタクシ、3年程前ここトルコで「エグゼクティブ・セクレタリー研修」
なるものを受けたことがあるのですが、そのとき講師の先生が
おっしゃったのは;

「トルコでは昔の映画やドラマで秘書がひどい扱いをされて
いたから、国民のイメージとして

『秘書=社長(パトロン)の愛人』

ってのがあるのです・・・ホントは要のポジションなんですけどねー。」
(ホントに昔の映画で、ミニスカ秘書が社長の机の上で
嬉しそうにモモ触られまくられてたので、こりゃアカン、日本の
AVによう似ておると思った)

ということで、トルコでは秘書という仕事は軽んじられている
むきもあり、先生曰く、あの「セクレタリー」という響きがどうも
よくないらしく、最近では多くの会社が「アシスタン(アシスタント
のこと)」に変えているのだそうです。
(履歴書でも職歴でセクレタリーとは書かないほうがいいと
アドバイスを受けました)

そう考えると、トルコジンもニホンジンも秘書に対する概念は
一緒???みたいな。

しかしワタクシはトルコでまだセクハラされたことがありません
(あるのかも知れないが、気付いてない・・・?)が、日本で
働いていた頃、一度ありました。

それはワタクシがトルコから帰国し、派遣社員として某国際
輸送会社で働き出してすぐの頃、時は年末の仕事納めでした。
社内で宴会が始まった頃、ワタクシはデスクで退職する同僚と
最後の引継ぎを行っていました。
打ち上げでビールに酔っ払った係長が若い女の子を追っかけ
まわしています。

「イヤ~~~ン!!」「キャ~~~!!」←なぜ笑いながら逃げる?

そんなことより引継ぎで真剣なワタクシ。
そしたら、いきなり背後から・・・

ガバ~~~~~~~~~~~~~!!

っと抱きつかれ、胸を揉まれたのです!!

勿論ワタクシは

ギャ~~~~~~~~~~~~~~!!

「まだ仕事中なんですから、いい加減にしてください!!」

と、思いっきり腕を振り払ったのです。

そしたら

「この~~!!海外帰りだからって、エラソーに!!!
オンナのクセに、生意気なんだよ~~~~~!!!」

・・・目がテン。

ウヘ~~!!なんとまた襲い掛かってきた!!

ワタクシは応戦する準備をしていたが、同僚女性軍に包囲され、
ピューーーーっと応接室に連れてかれてしまった。

「タウシャンさん、落ち着いて!あのひと、いつも酒乱なのよ。
あーなっちゃったら、構わないことよ!」

・・・ん?

「あんなケダモノ、野放しにしといていいんですか~~?!」

「うーーーん。」 ←複雑な面持ち

翌日、ワタクシは部長室に呼ばれました。
目の前には部長・次長・課長。

「タウシャンさん、昨日は本当にご迷惑をお掛けしまして
申し訳ない。
本人も十分反省してますし、こちらもしっかり監督指導しますので、
辞めたり、訴訟を起こすということはどうかご勘弁を・・・」

・・・なぜ張本人がこの場にいない?

・・・そして訴訟??

「ただの酔っ払いだと思ってますんで。仕事は好きですから
辞めるつもりはありません。しかし訴訟とは、どこから出てきたんですか?」

「海外でお勤めの経験もおありのようですし、海外ではセクハラ訴訟
多いですし・・・」

・・・

ワタクシはなんだかアホくさくてこの程度のことで訴訟を起こすだなんて、
ハナクソほどにも思わなかったが、コバヤシ・サヤカ嬢のように訴訟を
起こしていたら、いったいいくら請求出来たんだろう?

しかしあの金額はなぁ・・・尋常じゃないよなぁ・・・どこからでてきたんだろ?
あの金額に値するくらいのセクハラって、どんなもんだったんだろうなぁ?
サヤカ嬢の言うように「ただ謝ってほしかった」のなら、お金請求しないでも、
日本の本社に直訴して左遷してもらえば済むことだろうに・・・
それにベテランOLなんだから、同伴出張やお触り回避の手段なんて、
いくらでもあると思うがなぁ・・・
これがきっかけで、日本人女性の現地採用が慎重になられてしまうと、
困っちゃうんだよなぁ・・・

そして一番困るのは、日本の家族や友人が
「タウシャンは、そんなことされてないわよね?!だいじょうぶ?!」
と心配してることなんだよなぁ・・・

タウシャンは上司運がいいので、みなさん安心してくださいねー!








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最終更新日  2006.05.17 23:07:18
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