検証
中学生が自らの命を絶った・・・。テレビでのニュースでしか、見ていないので、分からないことだらけだけど、担任の先生とのやり取りで、「いじめ」があることを発信していたにも関わらず、最悪の結果となってしまった・・・。うわべだけを見る限り、担任の先生に提出している「日記」は形骸化しているように感じた。 学校の先生の仕事がどれほど忙しいものか、分からないけど、担任の先生が「日記」に書いていた生徒に対する「返信」は、「やっつけ仕事」のように見えた。 忙しいと、ついつい、見直しすることもなく、そのままスルーしてしまうこと、少なからず、自分の仕事にもあるかも?と、感じる事件だった。日常のなんでもない出来ごと・・・とスルーしてしまったことが、あとあと大きな問題に発展してしまった・・・なんて経験もそこそこの業務歴になってくると、あるもので、何でもないことほど、意識的にならないと、気がつかないものだったりする。私もそこそこいい歳だ。自分の「性分」も、客観的に判断できるような年齢になってきた。良いところも、悪いところも、分かっている。楽をしたい・・・なんて感情も全然ないわけではない。 結局は、己とのせめぎ合い・・・。 「振りかえる」、「見直しする」、「検証する」、面倒で、できれば「見たくないモノ」ではあるけれど、「些細な」・・・と通り過ぎてしまうような仕事ほど、「意識的」にならなければいけないものなのでしょうね。冒頭の悲しい事件の内容とかけ離れてしまったけれど、 自戒・・・。