「日野市☆百草園の税理士」日々奮闘！たまに粉砕！

全885件 (885件中 651-700件目)

< 1 ... 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 >

• ホームページ

  ホームページ作成を考えている。だけど、お金をあまりかけたいと思っていないので、自作しようかと。パソコン関係は、とにかく疎いので、果たして自分で作れるだろうかという不安はある。通常の業務をこなしながら、ＨＰを作成するのは、時間的にも結構大変だし、面倒だし、とにかく分らないから、頼んでしまおうかとも思っていたが、そのまま更新しないというなら、作成しても無駄だから、作らない方がいい。その中身も、自分で考えなければならないし、そこまで業者に依頼することはできないよなあ・・・なんてことを考えていた。自作するのはいいけれど、センスがない。あまりにもショボかったら、格好悪いし・・・なんて考えていたところ、私でもなんとかできそうな作成ソフトを見つけた。これなら・・・と思い、独自ドメインも取得し、サーバーもレンタルしてしまった。あとは、作るしかない（ほんの少しだけアップしてありますが・・・）。こうして、お金もわずかだけど、払ってしまえば、やるしかないですね。どんなものができるか、分りませんが、自作に挑戦してみます！

  2008.05.19

• 宣伝、頼みますよぉ！

  お客さんの奥さんの、過年度分の還付を先月末に電子申告した。過年度分の申告を電子申告するのは、はじめて。電子申告の場合、源泉徴収票の原本を添付せずに、省略することができる。この制度は、今年からなんですが、過年度分の「送付書」には、「省略」としてチェックを入れる欄がない。で、別途送付したほうがよいのか、それとも、しらばっくれて送付しないか悩んだ。税務署からどんな反応があるか興味があったので、放っておこうかとも思ったけど、還付が遅くなるのも癪なので、送信翌日に、郵送で源泉徴収票を税務署に送付した。そして、今日、そのお客さんのところへ仕事に行ったので、申告書の控えを渡すと、すでに還付になったという。連休があったので、実質１０日くらいで還付になったみたい。お客さんにも喜んでいただいた（よかったぁ）。通常であれば、過年度分の還付は、結構遅い。２～３か月くらいかかった。それが、１０日ですよ、本当に早いです。ちょっと前に、ある税務署の個人課税の職員と話す機会があり、電子申告による早期還付は、国税局から圧力？があるようで、現場の職員は、大変だそうです。でも、電子申告の唯一のメリットでしょ？早期の還付って。それくらいで大変だなんて言わないでほしいよ。こちらは、協力してやってる？のだからさあ。さて、うちでは、お客さんのご家族の還付申告などの簡単なものについては、請求はいたしません。サービスです。普段、お世話になっていることもありますし・・・。ただ、一言必ずお願いすることがあります。「いい税理士がいるよ！」って、宣伝してもらうこと。半分、冗談ですけど、お客さんがお客さんを紹介してくれるっていうのが、いちばんの理想ですから、まずは、既存のお客さんに満足してもらい、喜んでいただくことが大切でしょうね。ブレークなどしなくていいんです。地道に、少しずつ、焦らずにと言い聞かせながら、仕事をしている今日この頃です。

  2008.05.15

• 車、嫌いです。

  移動手段として、車を使うことが多い。地域柄、車以外で移動すると、時間がかかるから、しかたなく、車を使っている。今日、ご訪問した会社は、最寄りの駅から歩くと、かなり遠いので、いつも車になる。だけど、会社の前の道がとても狭く、駐車するのも、すごく気を使う。以前、ご訪問した時に、会社のご近所さんから、「どういう止め方してるんだ！」と怒鳴られたことがある。会社の敷地から、ほんのちょっとですよ、前に出ていたのは？こちらとしては、ひどく、おかしな止め方をしたつもりもないわけだから、正直、カチンときた。ただ、お客さんのご近所ですから、無用なトラブルは避けるべく、大人の対応をしましたけどね。それに、最近は、駐車違反も厳しく取り締まられるようになり、駐車場のないラーメン店などには、入りづらくなった気がする。そんなこんなで、車を止める場所だけでも、気を使うのが、厭なんです。もともと、運転もうまい方ではないし・・・。電車での移動の方がよっぽど気が楽です。たとえ、混んで座れなくても、無用な気を使うこともないし、休息もとれるし。そもそも、電車好きっていうのもありますけど(笑)くだらないところで、エネルギーを使うなら、まだ、バイクの方がいいかな。面倒臭いので、家にあるスクーターを復活させましょうかね(笑)

  2008.05.14

• たばこ、やめようかと・・・

  最近、一日に吸う煙草の本数が多い。仕事に息詰まったり、気持ちが落ち込んだり、うちにストレスを溜めると、ついつい煙草に火をつけてしまう。酒が飲めないから、飲みに行っても、プカプカとやってしまうし、灰皿はすぐにいっぱいに。駅の階段を登るだけでも、息が切れるし、健康の不安もある。７月から、煙草を自動販売機で買うときは、ＩＤカードが必要になるようだけど、これがいいきっかけかな、なんて思っています。だけど、やめると決めたら、その瞬間からやめなければ、無理なんでしょうね。７月になったら、やめようなんて思っている時点でダメなんだろう。いろんな意味で煮え切らない自分に、自己嫌悪ぎみです。

  2008.05.13

• 意外と使われていないみたい

  今晩、ベテラン先生方との勉強会で、講師役を仰せつかり、何とか炎上せず？に、滞りなく終えることができた。そこで、ベテラン先生に聞きたかったことの一つをテーマにした。「教育訓練費の特別控除」という規定。確か、１７年の税制改正で新たに登場した税額控除です。今年の改正で、かなり使い勝手がよくなり、使わない手はないだろうということで、改正前の規定のおさらいを含めて、今回の改正論点について、発表した。ものすごく簡単に言うと、使用人のために、「仕事に必要な技術や知識を習得させるための費用」（これを教育訓練費という。）を支出した場合、税金の一部をまけてくれるという規定。だから、支出した費用はもちろん、経費になるし、尚且つ、税金もまけてくれるわけだ。改正前は、確かに使いづらかったところはあるけど、ベテラン先生の一人くらい、この規定を適用している方がいると思ったのだが、誰もおらず・・・。会社の成長を考えた場合、中小零細企業は、特に使用人のレベルアップが重要なハズ。変な節税商品に手を出すなら、こうした人的投資をすることの方が、節税にもなるし、会社の成長の助けとなる。そんな意味で、国の政策（中小企業の生産性向上などの為の人材投資促進）に乗っかってみるのも悪くないのでは？ホント、使い勝手がいいから、もっと宣伝すればと思うけど、しないというか、やらないというか、何なんでしょう？ここら辺は、税理士が宣伝しろ！ってことか？

  2008.05.12

• 税理士のストレス

  今月申告のある会社から、決算に必要な書類が届かない。もう、今日は１２日だから、少々焦りも感じている。とはいえ、月次で処理しているから、最終月だけの処理＆申告書の作成だけなので、それほど時間はかからないと思うけど・・・。仕事をしていて、一番ストレスを感じるのは、会計処理の段階で、必要な資料が足らない時です。お願いをしても、仕事が忙しいからか、それとも忘れ去られているのか、全く返事をしてこないところもある。おそらく、両方の理由が考えられるけど、税理士からすれば、タイムリーな経営成績を提供したいとは思っても、こればかりは、推測で処理するわけにもいかず、どうしようもない。失礼な言い方をすれば、「財務軽視」の病気会社なのか？って気にもさせられる。そして、経営者の関心のほとんどは、税額だけ・・・。そりゃ、税金が気になるのは分りますよ。だって、税金ってリスクですから。でもね、会社にお金が貯まらないと言っている経営者に限って、税金を納めなければ、内部留保できないことも理解できていない。零細企業であれば、役員給与で会社の利益の大半を取ってしまい、法人では、利益をゼロにしていくこともあるだろう。これは、節税としては、ごくごく一般的なこと。だから、言いかえれば、役員給与でとった金額すべてが、社長の給料ってわけじゃなくて、あくまで名目だけで、会社の内部留保していることになる。それを戦略的に行っているのか否かで、その会社が成長するかどうか決まると言っても過言ではないでしょう。中小零細法人の場合、国税・地方税合わせて、税率は、約３０％。仮に、毎月、同額の利益を出していたとした場合、約３．６か月分は、税金として納税しなくてはなりません。そう考えると、会社は、年の３分の１から４分の１は、ただ働きになる。やっぱり、税金はリスクです。これをコントロール（合法的に）するには、短いスパンで、経営成績を確認する作業が必要となってくる。私は、税理士でありながら、税金を払うことは、会社にとって悪いことだと思っていないです。むしろ、納めた方がよいと思っています。これは、会社の現状により、時と場合にもよりますけど・・・。ただねえ、税理士の立場からいうと、場当たり的な財務対策や節税対策なんて、打てないのですよ。先生！なんとかしてください！って言われたところで、手遅れの場合だってある。仕事が優先なのは当然です。だけど、会社を成長させ、その寿命を長くするには、刻々と移り変わる流れを読むことではないでしょうか。それには、正確な試算表をタイムリーに作ること。そして、その試算表の基になるのは、日々の取引。帳票の作成は、税理士だけの仕事ではないですよ、会社との連携で作成しているんです。「うちは、税理士に頼んでいるけど、試算表が３月も遅れている・・・。」なんて言っている経営者の方がいるならば、それは、果たして、税理士だけの責任ですか？？？

  2008.05.12

• また買ってしまた・・・

  机の上が狭い・・・。未読の山積みの本で、仕事するスペースがとれない。仕事柄、専門書はよく買う。しかし、あまり読まない・・・。読む時間がないわけではないけど、読む気がしない。でも、買ってしまう。今までの経験から、１０冊買っても、きちんと内容を最初から最後まで、理解して読むものは、せいぜい２冊程度か・・・。あとの残りは、辞書的な使い方をして、大半は、目を通すこともしない。昨年、フォトリーディング講座に通ったのだが、専門書の場合、速読しても、やっぱりそれなりの時間がかかってしまうので、面倒になる。本棚にしまいこんじゃうと、その後、絶対見ることも、なくなっちゃうのが分かっているので、手の届く範囲に平積みしていくことに。そして、仕事をする場所が狭くなる・・・。そうなると、分かっていながらも、それでも、買うのは、やめない。専門書って、高いでしょ？だから、あまりの高さに、ビビってしまい、去年は、ちょっと買い控えたこともあった。でも、今は、興味や関心のあるテーマなら、金額にもよるけれど、思い立った時に、買うことに決めている。税理士って仕事を考えた場合、売るものはなんですか？と言われれば、いろいろな答えが出てくるだろうと思うけど、でもその根本は、税務の知識なんですよね。税額を計算するまでの過程で、様々な判断が要求される。白とも黒とも、つかないことも多い。申告納税方式をとっているからといって、それがすべて通るわけでもない。でたとこ勝負ってことも、なくはない。でも、税理士としては、納税者の利益を守らなければならない立場だ。それには、経験も必要だけど、理論武装しなくてはならない。毎年毎年、税制改正が行われるし、それも複雑怪奇な方向へ変わりつつある。税理士と言えども、すべての税目に長けている人は、皆無だろう。そうはいっても、頭に入れておかなければ、納税者に迷惑をかけるばかりか、最悪の場合、身を滅ぼす危険性さえある。つくづく、いやーな商売に足を突っ込んでしまったもんだと思うけど・・・。だけど、この商売の面白いことは、刻々と変化する税制（ある特定のテーマ）に長けていれば、それまで、鈍ケツを走っていたにもかかわらず、いきなり先頭集団に踊りだすことも可能なわけです。だから、そういった意味では、新人もベテランも関係なく、同じ土俵で勝負することもできる。と思いながらも、やっぱり読まないんだよねえ。でも、また買う。悪循環！？は、まだまだ続く・・・のか？ 

  2008.05.09

• 連休ボケ

  連休明けです！って、ブログをチェックしていると、張り切っている方が多いような・・・。私は、連休ボケと言ったほうが、いいだろう。連休中、遊び三昧だったわけでもなく、嫁さん孝行というか、子どもの面倒を見ていた。そんな中でも、何となく仕事のことを考えていたり、結局、中途半端な連休だった。子供と遊ぶなら徹底的に自分も楽しんじゃえばよかったんだけど・・・。昨年の連休は、税理士登録早々に、新規のお客さんから声がかかり、連休どころではなかった。それに比べ、今年は、2年目の余裕！？ってわけではないけど、のんびりしている。よその事務所は、忙しい５月申告も、私に限っては、それほど忙しい月ではないし、陽気もポカポカ、なんとなく、仕事している。そんな日常が結構なストレス・・・。しかし、このままじっと口を開けていても、環境が変わるわけもなく、ほんのすこーしずつだけど、動きだそうと思っている。とはいえ、連休明けで、テンション下がり気味です。張り切っているブログを見ると、なんだか、余計疲れます・・・。

  2008.05.07

• いじめかあ？

  月に一度の勉強会、テーマが決まらないなか、ある先生からメール・・・。勉強会のテーマ、決まったら、教えてくれ！予習するから！って。予習？ってことは、私が発表することについて、事前に下調べして、勉強会に臨むってことか！？ ということは、中途半端だと、突っ込まれるってこと？うわ～きついですよ。もしかして、いじめ！？知らず知らず、何かやっちゃったか！？うちの場合、前から、５月の申告は、そんなに忙しくないとはいえ、万全の状態で発表できるほど、余裕はない・・・。血祭りにされるのは、目に見えている。恥をかきに行くようなものだ。でもまあ、恥をかけるのも今のうち・・・とは思っていますが、憂鬱です。

  2008.05.02

• テーマをどうしようか？

  税理士は、お勉強を欠かせません。毎年変わる税制、これについていくだけでも大変です。しかし、頭の中身を常にバージョンアップしていかなければ、おバカな税理士になり下がってします。だからと言って、自分一人で勉強するかといえば、それがなかなか、できそうでできない。ということで、月一回のお勉強会に参加している。メンバーは、超ベテラン先生ばかり。当たり前だけど、知識・経験、申し分ない。私など、足もとにも及ばない方ばかり。しかも、理論派。そんな中に、ポツンと若輩者の私・・・。当然、話の内容についていけないことも多々あります。正直なところ、面倒なので、パスしたい。しかーし！今月の勉強会の発表者に指名されてしまった・・・。若輩者の発表など、時間の無駄ではないかと思うけど、私が考えるところ、最近、勉強会をバックれぎみな私を縛ろうという意図を感じる。ある面、目をかけてもらっているとも言えなくはないが、発表となると、何をやろうか、悩んでしまうまあ自分よりレベルの高い先生たちに交じることにより、自分自身もレベルアップできればいいと思って参加しているので、仕方無いですね。できれば、ベテラン先生が、「今日は、来てよかった。」と思えるようなことをやりたい。だけど、いい格好しようと思えば思うほど、テーマが決まらない。実務からかけ離れすぎた内容では、つまらないし、かと言って、実務系の内容をやれば、いい餌食になるのも目に見えている。何か、いいネタないですかねえ～。今考えているのは、「会社更生法等があった場合の欠損金の損金算入」関係なんですが、２年前に改正があったところです。別表の書き方を混ぜ込めば、１時間は、軽くもつと思っていますが、超マニアックな内容。私自身、分ってるのか？？？それが問題・・・。

  2008.05.01

• もうすぐ答練かぁ・・・

  今週末から、連休が始まります。もう、始まっているのでしょうか？日の並びが悪いので、私のまわりでは、先週からずーとお休みってところは、１件だけなもので、ゴールデンウィークなんて感じはサラサラない。受験時代、５月の連休は、朝から受験予備校の自習室に、こもりきりだった。私の通っていた受験校は、通常、連休明けから答案練習会が始まる。税制改正も直前期のこの時期にまとめて勉強することになる。だから、それまで暗記していた条文が、改正で、追加されたり、削除されたりで、再度覚えなおさなければならない。改正の多い年は、本当に大変だった。特に、最後の受験となった法人税では、役員給与関係・資本金等の額について、大幅な改正があった関係で、かなりつらかったと記憶している。それでも、直前期には、すべて頭に入っていたわけだから、当時は、ちゃんと勉強していたんだなあと、今更ながら思います。答練は、あくまで、練習とはいえ、点数は気になりました。優秀者掲示も意識していましたね。通っていた受験校では、優秀者掲示に載るレベル（上位約２～３割）なら、合格レベルの実力と言われていたので、掲示されることを目標にしていた。だから、載らなかったときは、めちゃめちゃ凹んだし、ケアレスミスをしたり、勉強が思うように進まない時は、本当にストレスを感じた。あの過酷な試験から、解放された今、新たに何か受験しようとは、これっぽっちも思わないけど、あの当時と同じくらい勉強すれば、実務でも優秀な税理士になれるんでしょうけどねえ、正直、かなりサボりぎみです・・・。 

  2008.04.30

• 自転車の練習

  昨日は、幼稚園児の息子に、自転車の乗り方を教えていた。自転車は、去年の秋に、臨時収入が入った関係で、買ってやった。車のない我が家では、移動の手段は、必然的に、自転車になってしまう。親の自転車の前と後に一人ずつ乗せると、一人あぶれてしまう。そこで、一番上の子には、自分の自転車を買い与えた。息子の同級生は、もうすでに、補助輪ははずしているようなので、うちもそろそろいいのでは？という母親の意見もあり、自転車屋さんで、補助輪をとってもらった。物覚えの良い子供のことだから、すぐに乗れるようになるだろうと思っていたけれど、本人にとっては、これがなかなか難しいようだ。ペダルを踏み込むことすら、できない。後ろから押してやっても、転ぶのが怖いようで、ペダルを踏み込めない。なので、今度は、ハンドルをもって、引っ張ってやる。それで、ようやくペダルは踏めるようにはなったが、支えてやらなければ、やはり前には進めない。息子の同級生は、すぐに乗れるようになったとか・・・。それを鵜呑みにした親が悪いんですね。補助輪はずして、３０分程度で、乗れるようになるわけがない。何度も、転んで、失敗して・・・なんてことを繰り返さないと、出来るようにはならない。当たり前だよね。なんだか、息子を見ていて、思い当たる節があるような・・・。「難しかったけど、また練習するよ。」というので、予定のない明日は、一日中練習のつもり。転んで、失敗して・・・大けがさえしなければ、それでいいんだよなあって思いましたよ。

  2008.04.28

• 近道なんて、ないのよ

  税理士として、２年目、走り出したばかり。なかなか苦戦している仲間もいるし、たった１年で、次の展開を考えるようなレベルの人間もいる。苦戦しているからって、うまくいった人のマネをすれば、自分もうまくいくとも限らないし、今現在は、苦戦しているかもしれないけど、その延長線には、輝く未来がある・・・かもしれない。こればかりは、誰もわからない。時代も動く。成功した人間のマネをしたって、すでに時代錯誤ってこともある。結局のところ、自分で体験し、それを検証し、計画を立て直し、そして、再度行動に落とし込むってことをしなければならない。失敗して、ナンボってことでしょうね。税理士の仕事って、どこから仕事を依頼されるかわからない。以前も政治家の秘書さんから、お客さんを紹介されたこともあった。思いもつかないところから、舞い込むことも多いんですよね。だから、正解なんて、ないんですよ。近道なんて、ないんですよ。こんな活動してるんだけど、どう思う？と聞かれれば、意味ないんじゃない？って答えることもある。それは、自分が実践し、体で勉強したことなら、説得力あるかもしれないけど、でもそれって、頭の中で描いた絵であるなら、否定するのは、いかがなものか・・・。私自身も、そういうところはある。実践したわけでもないのに、失敗したわけでもないのに・・・。結論としては、失敗の数でしょ？どれだけ、失敗できるか？今は、もがき、あえぎ、苦しんでいるけど、現時点にいるところから、どんなゴールにたどり着くのか、わからないし、どうつながっているのかもわからない。でも、どんな形か分らないけど、いつかつながることは確かだ。今できることを精一杯やる！それでいいような気がする。近道か遠回りかさえもわからないんだから・・・。まだ、酔っ払っているようです・・・。

  2008.04.25

• いろんな税理士がいるもんだ

  先日、某所でお会いした税理士さん、今年の４月に開業したとのこと。お客さんは、以前、勤務していた事務所から何件か引っ張ってきたようです。今後は、税務の顧問先のお客さんを開拓するというよりは、中小企業向けのコンサル中心で仕事をしたいということでした。コンサルっていっても、税務関係ではないようです。すでに、飲食店業向けのノウハウセミナーを開催しているとのこと。ほんの数分の立ち話でしたから、どんなものだかよく分りません。不器用な私には、同じようなことは、到底できないことでしょう。税理士資格を取ったとしても、税理士業だけでなく、ほかのビジネスを展開している先生は、結構聞く。だけど、毎年毎年、税制は改正になるし、その内容も複雑化する一方。事実、それについていくだけでも、かなり大変。頭で分かっていても、実務で実践していなければ、その知識は錆びつくばかり。最近の傾向として、税理士登録しても、一般企業で勤務（税務と関係のないセクション）し、週末に税理士業を行う人もいるようですが、批判を覚悟でいうのであれば、サイドビジネスとして、お客さんの税務関係に携わるというのは、ちょっと、失礼ではないのか？税理士専業でさえ、日々自己研鑽を怠れば、一瞬にして取り残されるような時代です。そんな中で、税理士業が副業？なんて話を聞くと、？？？と感じてしまいますが・・・。

  2008.04.25

• 嫌な事件が多い・・・

  ここのところ、春の暖かな優しい陽気と正反対ないや～な事件が多いです。目をそらしたい事件ばかりで、新聞もテレビも見たくないくらい、不快な記事ばかり。その中の最近あった事件、概要は、省略しますが、逮捕された容疑者の犯行の動機・・・。「事業に失敗し、借金があった。金が欲しかった・・・」犯行動機としては、珍しくもなく、一般の方なら聞き流してしまうかもしれないこの言葉。税理士なら聞き逃しません。「事業に失敗し・・・」なんて言葉。我々のお客さんは、小規模企業ばかり。財務基盤は、脆弱、事業をしていて、借入のない会社は少ない方。だからといって、商売がうまくいかなくなったから、犯罪を犯すなんて人は、皆無だ。某事件の容疑者は、飲食店の経営に失敗といっているが、果たして本当にそうだろうか？商売がうまくいかなくなるパターンというのは、実は決まっている。時代の流れについていけなかった、社会構造の変化によりビジネスとして成り立たなくなった、そもそもビジネスとして構造的に成り立っていなかった、お金に対してだらしがなかった・・・などなど。最後のお金にだらしないというのは、言語道断、商売をする以前の問題。だから、こんな人は、はじめから商売をしてはいけない。この事件の容疑者、推測でものを言ってはいけないが、商売以前の人のような気がする。そうでなければ、他人の預金を引き出すなんていう犯罪はしないはずだ。安易に「事業に失敗したから・・・」なんて言わないでほしい。商売をしていれば、不安はつきもの。時代の流れもものすごく速い。会社の寿命が、ずいぶん前には、３０年と言われていたが、今では１０年続けるのもなかなか難しくなってきている。それは、小企業だけの問題だけでなく、大企業も然り・・・。我々商売人は、時代の流れに合わせて、アメーバーのように絶えず、形を変えていかなくてはならない。そして、そのちょっとした変化にも対応できるのが、小回りの利く小企業だと思っている。話がそれたが、商売は、失敗するまで続ける必要もないのです。勝ち逃げしてもいいし、思うようにいかなければ、損の少ないうちに撤退してもいいのです。ただ、商売は、始めることよりもやめる時の方が難しい。最終的には、経営者本人の決断ということになるのだろうが、進言をする第三者の存在というのが不可欠でなはいか。この容疑者、身の周りに助言できる人はいなかったのでしょうか？人と人とのつながり・関係が薄くなってしまった、そんないや～な時代になってしまったのか？そう言えば、昨日、お客さんのところで、最近は、義理人情なんてことも無くなってきたわっていわれましたっけ。なんだか、寂しいですよ。   

  2008.04.23

• この仕事って医者に似てる？

  午前中は、今月申告の法人に決算の打ち合わせに行ってきました。ある取引について、白とも黒ともいえない取引があるもので、そこら辺を中心に話をさせていただいた。税法というのは、とても曖昧な法律である。スピード違反のように、何キロオーバーなら、反則金がいくら、というような明確な基準がない。まあ、明確な基準を作りようもないというところもあることはある。だから、出たとこ勝負って場合も・・・。いわゆるグレーゾーンです。グレーゾーンというのは、最悪の場合、黒と判断され、否認される恐れもあるわけだ。だから、お客さんに説明するときは、どうしても最悪の場合のこともお話しなければならない。課税庁には、切り札もあるわけだし、１００％大丈夫と言えない限り、リスクについて説明しなければならない。お客さんとしては、厭なことかもしれないが、専門家責任が付きまとうこの商売、言わないわけにもいかず、多少、顔いろをうかがいながら、じっくりと説明させていただいた。その昔、入院し、手術を受けたことがある。手術前に、その時の医者が最悪の場合ことを延々説明した。そして、説明を受けた旨の書類にサインをさせられたことがある。説明責任ということにおいては、税理士も医者も一緒なんですかね。最悪の話ばかりで、聞いているほうは、余計不安になっちゃう。でも、言わなければならない。不安にさせずに話をするには、経験が生きてくるんでしょうね。まだまだ、私は青いですわ。 

  2008.04.22

• 連休の予定

  もうすぐ、ゴールデンウィークです。特別な予定はないけれど、やっぱり家族サービス。３日からは、嫁さんの実家に帰る、って言っても、埼玉県の某市ですから、車で２時間まではかからない。正月以来だし、おじいちゃん、おばあちゃんも孫の顔をみたいだろう。私は私で、やりたいことはあるのだが、子どもがまだまだ小さいから、嫁さんの負担を少しでも軽くすべく、遊びに連れて行かなければならないだろうなあ。支部の先生で、同じような年齢の子供がいる方が言っていた。「自分がやりたいことよりも、何よりも家族優先にしている。」私もこう言うことを言いたい。だけど、この先生は、事務所経営がしっかりしている。仕事が充実しているから、こういうこともいえるのではないかなあ。私はというと、仕事も家庭もなんだかいっつも中途半端な気がする。どっちつかずと言うか・・・。両立って難しいですよ。受験中は、勉強と仕事を両立できたけど、それとはちょっと質が違うような感じもする。家族という基盤があって、仕事ができるわけだから、連休中は仕事関係でやりたいことはあるけれど、子ども優先にしようかと思う。

  2008.04.22

• 記帳がすべて

  先日、上海計算センターの記事を書いた。導入すれば、日常の仕事の流れの一部を中国へ回すことになる。で、仕事をしながら、仮に、導入した場合どうなるのか、イメージしてみた。お客さんから、原始記入簿として、現金出納帳、通帳の写し、売上帳、仕入帳、領収書、その他必要と思われるものをお借りする。そのすべてを電子化し、上海に送信。数日後、データで返信された内容をチェック。すると、「仮払金」「仮受金」勘定が結構ある。それに、現金出納帳残高があいません、とのコメントも・・・。返信されたデータを開き、「仮払金」等の勘定科目を確認する。通帳から口座振替されている支払の内容が不明・・・。通帳にメモ書きもない。これじゃあ、いくら中国のスタッフが優秀でも処理できるわけがない。まして、税理士だって分かるわけがない。過去のデータから、同じような日付で、同じ金額であれば、推測もできるだろうけど、こういう類は、お客さんに確認しなければならない。そんなこんなで、不明な点を確認し、データを訂正、改めて、試算表の内容を科目ごとに見直してみると、こんどは、支払っているべき源泉所得税の納付がでてこない。・・・。日常の作業の一部を外注に出しても、必ずその内容の確認はしなけれならない。入力というストレスから、多少解消されるとはいえ、一番ストレスとなるのは、お客さんの方での記帳漏れであったり、支払いの内容が不明であったりということ。この辺は、いくら外注に出しても、解消されることはない。だから、結局は、お客さんサイドでのまめな記帳などが大切になってくる。不明な入出金を問い合わせても、お客さん自身が忘れてしまったなんてことも、よくある話だ。昔聞いた話、笑えない話だが、社長自身が売上金の回収をしていた。現金で。現金を持ち歩くのも何かと物騒ということで、集金先の近隣の銀行で、会社の通帳に入金。その金額数十万円。その後、会計処理すべく通帳を預かったが、この数十万円という金額が、売上金を回収した金額と分らず、会社に照会したが、社長自身も何の入金だか分らなくなってしまった。社長から会社への貸し付けも当時、結構あったので、社長からの借入金として処理した。が、その後、税務調査で、その入金額の出所が問題となり、領収証などを突き合わせてみると、現金での売上金ということが判明。もちろん、修正申告。売上計上もれということで、重加算税も納付、結局余計な税金を払う羽目に・・・。税理士事務所としては、もっと突き詰めて、不明な金額を確認すべきであったかもしれない。しかし、お客さんとの信用信頼関係の中で仕事をしている関係上、税務調査並に突っ込むことはしない。そこが、そもそもこう言う問題の原因かもしれない。だけど、そこまで、出来ないというのが本音。 こんなことにならないためにも、原始記入である記帳が大事。結局、アウトソースもいいけれど、自社できちんと管理していれば、税理士事務所も外注で計算センターなどに流さず、早く試算表を返信できるハズ。まあ、小規模企業ほど社長は忙しく、記帳など後回しになってしまうのもわからなくはない。経理処理する仕組みづくりから、指導することが大切かな・・・なんて最近感じますよ。

  2008.04.21

• 上海計算センター

  昨日、ある会社のセミナーというか、説明会に行ってきた。その会社、中国に会計入力をさせる会社を持っております。おそらく、ご存知の方も多いことでしょう。実際に作業をするのは、現地の方。日本語は、仕事をする上で問題のないレベル、パソコンもローマ字入力できるし、日本の会計ソフトの操作も熟知している。しかも、タイピングがめちゃめちゃ早い。スキルとしては、申し分ないです。簿記の知識も日商３級程度だそうで、日本人の入力スタッフと比べて、引けを取らない。すごい！の一言でした。スキームとしては、日本から電子化した出納帳などを送信し、それをもとに指定の会計ソフトに入力し、データとして、返信してくれる。料金もリーズナブル。導入すれば、入力作業に時間を取られず、付加価値サービスをお客さんに提供できないジレンマは、解消されるかもしれないです。ただ、今すぐ導入するのは、難しいと感じた。法的な問題があるからだ。我々の仕事には、守秘義務がある。外国とはいえ、第三者にお客さんの出納帳などを提示することには、ものすごく抵抗がある。特に、このところ、個人情報保護に関することについては、お客さんは、敏感になっている。仮に、導入するなら、お客さんに上海にデータを送信することについて、同意を得なければならないのではないかと思う。ただ、導入することのメリットも大きい。入力作業というのは、時間ばかり取られてしまい、繁忙期など特に、お客さんにお返しする帳票が遅くなってしまう。タイムリーに会社の財務内容を把握してもらうためにも、一日でも早く返信したいので、こういうサービスがあれば、その分、時間も短縮できるし、他のサービスも提供できる。逆に、デメリットとしては、入力作業を任せてしまうことによって、取引内容から感じ取れるような物語？お話？ってところが、見えなくなるような気がする。そう考えると、入力作業というのも、単純な作業ってわけでもなさそうだ。もう少し、検討が必要かもしれないです。  

  2008.04.18

• 試算表

  商売をやっていれば、帳簿付けなんて当たり前です。当たり前のことが当たり前にできない・・・ことって多い。月次で税理士に試算表の作成を依頼しても、すでに２～３か月経過した後の試算表だから、流れの早いこの時代では、そんな過去のデータは無用の長物にすぎない。確かに、その通りだと思う。税理士としては、早めに試算表を作成し、お客さんに返したい。そして、お客さんは、前月の検証を行い、計画を修正し、また実行に移す・・・というように、試算表を活用してもらいたいと思っている。だからこそ、すぐファイリングするだけの試算表ではなく、見てもらえる、考える礎となるもの、そして会社経営に役に立ててもらえるものを作りたい・・・と考えている。経営者に求められるスキルに、予測力というものがある。今の時代、ちょっとした変化で今までの構造がガラガラ音を立てて崩れることは珍しくない。そんなちょっとした変化を数値から感じ取ってもらいたい。そんな帳票は、会計ソフトで出力される試算表だけでは、判断することが難しい。だから、数値を分析する必要がある。（分析っていっても、見るべき数値・管理すべき数値はいくつもないですけど・・・）ただ、分析するにしても、タイムリーに、正しく記帳された帳簿でなければ、意味がない。そんなもんで、財務分析なんかしても、なにも意味がないから・・・。「うちが頼んでいる税理士は、試算表がなかなか出てこなくて、困っている。」という経営者も多いことと思う。だけど、私はそう言う方にいいたい。税理士に試算表を作成するために必要な資料を漏れなく、渡していますか？入出金の内容について、税理士からの問い合わせは多くないですか？試算表の現金残高と実際有高は、あっていますか？仕入れや給料の振込金額を間違えてはいませんか？売掛金の回収を確認していますか？滞っている債権はありませんか？個人から持ち出したお金を把握していますか？節税対策にしてもそうだけど、基本は、日々の帳簿を正しく付け、常に把握しておくことでしょ？ウルトラＣの節税なんてないんですよ。現金商売の方がよく言うけど、「現金の残高なんて、合わないのがあたりまえでしょ？」と。いえいえ、合わない方がおかしいのです。実態を表している試算表、税理士と一緒に作りましょうよ！       

  2008.04.16

• リアル

  井上雄彦さんの漫画「リアル」。魂が揺さぶられる漫画だ。そもそも、読み始めたのは、同じく井上雄彦さんの「バガボンド」が大好きで、並行して連載している「リアル」も読み始めたってことです。「リアル」は、車いすバスケの話です。主人公は、３人。そのうちの一人、バスケ好きだけど、バイクの事故で、高校を中退した「野宮」、高校中退後、何をやってもうまくいかない。将来について、特に目指すものは分らなくても、今現在の自分をしっかりと見つめつつ、邁進する姿には共感する。性格は、ずぼらながら、自分に正直というか、今風に言う「ＫＹ」ってヤツ。ある意味、そういう性格だから、人の懐に入り込むのが上手だ。私は、こういう人間に憧れる。思ったことをストレートに訴え、飾ることもない。ある程度、年齢を重ねると、オブラートに包みながら、遠まわしに話をすることが多くなる。若いから、許されるところはあるだろうし、所詮、漫画の中での話だから、同じような行動を取って、うまくいくとは思わない。ただ、本音で話できる仲間というか、そういう気を使うことがなく話ができる連中というのは、年々少なくなってきているような感じがする。これは、仕方のないことです。学生のころからの仲間でも、置かれている立場も違うし、今現在吸っている空気も違うわけだから・・・。そういう意味では、同業とは、空気が同じというか、現在の立場が似ているからか、気が合う連中は多い。本音で語れる仲間もいるしね。話は、「リアル」に戻す。現在、週刊ヤングジャンプに連載されているが、毎週掲載というわけではない。ここら辺の理由は、「にわか井上雄彦ファン」には、よく分りませんが、私の推測では、著者は、週刊では、描くのは、無理と判断しているのでは？と・・・。「バガボンド」にしても「リアル」にしても、画がものすごくうまい！だから、井上先生の漫画は、画を読む、って言った方がいいかもししれない。これほどの質の高い画とその内容を、週刊誌で伝えるのは、難しいのでしょう。私の師？である税理士の先生が、著書で言ってましたが、月刊だったマンガが週刊化されたことにより、そのスピードについていけなくなった漫画家は、多く、そこで淘汰されてしまった。唯一、手塚　治だけが、マンガの週刊化という時代の断層を乗り越えた、といっていた。出版不況と言われて久しいが、マンガの世界もこの２１世紀に、再度、時代の断層が来ていると思わざるを得ない。読者は、井上先生の作品のようなクオリティーの高いものを求めているような気がする。同じようなことは、ほかのビジネスでも起きているようだ。うちのお客さんだった八百屋さんの話を思い出す。「今の人は、高くていいものを、ちょっとだけ、自分が食べる分だけ買っていく人が多い。こんな高いもの買うんだって、驚くことありますよ。こんなところで・・・」地域格差なんて言葉も聞くけれど、今、まさに二極化してます。日常品は、安いものしか求めない、その一方で、とんでもなく高級な装飾品を身に着けていたり・・・。税理士も同じか？私は、クオリティーで勝負したいな・・・なんて。 

  2008.04.15

• お勉強してきます

  今日は、朝から一日中、研修です。年間３６時間、受講することが努力目標ということになっている。いちいち、カウントしてはいないけど、３６時間は、軽くクリア―してるでしょう。だから、躍起になって、受講時間を稼ごうとしているわけではないけど、今日はテーマが興味あるものなので、東京まで行ってまいります。テーマは、事業承継関係。事業承継問題って、ある税目だけの話でなく、横断的な知識がなければ、対応できない。例えば、会社経営している方が、息子に事業承継を考えた場合、その株式を息子に移転するには、いろいろな方法がある。贈与であったり、譲渡であったり、相続であったり・・・と。通常、物が移転、名義が変わると、課税関係が発生する。同族会社の株式ということになれば、第三者間で売買されることは、ほとんどなく、というより、当事者以外には、なんの価値のないものでしかない。だから、少しでも課税されないようにと考える。しかし、贈与であれば贈与税、相続であれば相続税、譲渡であれば所得税、個人所有の株式を会社に売却するとしたら、会社では法人税、個人では所得税が関係する。だから、それぞれの税法に精通していなければならない。ここは、まさに税理士の独壇場。他士業が入りにくい、ニッチの分野。ただ、事業承継といっても、税務だけでなく、他のいろいろな要素が絡むので、税法だけ知ってればいいやってトコでもないですけどね。だからこそ、仕事としては、面白いと思うんです。今日一日、研修を受けても、ここら辺のスキルが身につくわけではないですけど、頭の中でバラバラな知識が整理されるかなって感じで、楽しみではある。座って聞いているだけでも、疲れますが、居眠りしないように、お勉強してきます。今日は、私の誕生日。家族が祝ってくれるというので、少し早く帰ろうかな～。

  2008.04.14

• 税理士のおかれている立場

  「お前は、支部の活動について、どーの、こーのと、言う資格はないんだよ！」「調子こいて、ごちゃごちゃ言ってんじゃねーよ！」先日、確定申告後の某会との懇親会後、何人かで、飲みに行った。大先輩ばかりの中に私もポツンと・・・。冒頭の発言は、税理士会の支部で、ある役職についているA先生の発言。ことの発端は、支部の活動について、B先生が、意見をしたことに対して、発せられた。何を意見したか、具体的には書けない。B先生は、このところ税理士会の活動には、ほとんど顔を出しておらず、数年ぶりにA先生にお会いしたということだった。B先生は、税理士会の活動について、ある不満があり、それをA先生に投げかけた。聞いていて、分らなくはないと個人的には感じたけど、確かに、お酒の影響もあって、言いすぎの観は否めない。それが、A先生の癇に障ったのだ。A先生の言い分はこうだ。「B先生の言っていることは、わかる。だけど、そこまで言うのであれば、支部の行事に参加するとか、協力するとか、そういう前提があった上で、発言する権利がはじめてあるわけだ。」「税理士というのは、法律で、税理士会に所属する義務があり、支部にも所属しなければならない。そういう前提があって、はじめて税理士として仕事ができる。」「年齢的に、俺は、役職に就いているけど、すべてボランティア・・・。支部の活動で、東京まで行かなければならないことも多いし、こうして今日も仕事の合間を縫って、支部の仕事をしている。」「はっきり言って、やらなくていいなら、やりたくないよ。仕事にも支障が出るし、事務所経営・事業拡大なんて、誰しも当たり前のことでしょ？そんなの誰もが真剣勝負でしょ？」「支部活動だって、必ず誰かがやらなきゃいけないわけだし、支部の活動なんて、意味ねーなんて言われたら、俺がやっていることは何なんだ？」「仕事（営業）になんのメリットもないから、税理士会から距離を置いてますぅ？まずは、自分が税理士として仕事ができる大前提は何かってことを認識しろ！」これに対し、B先生、何も言えませんでした。A先生のおっしゃる通り・・・です。誰も好き好んで、やっているわけではないんですよね。私は、何の役職にも就いていませんが、お話を聞いていると、その仕事の大変さに頭が下がります。しかしながら、B先生のような営業中心・自分の仕事ばかりで、税理士会の活動をある意味、蔑視している（ちょっと言い過ぎですが）方も多いように感じることもあります。超偏見ですが、業界大手のシステムを使っている先生方（特に開業間もない方）に、こう言う方が多い傾向にあるような気がする。（毒されているって感じがする・・・）話が脱線しちゃいましたが、確かに、法律上、税理士として仕事をしていくには、支部に所属しなければならず、そうしなければ登録できない仕組みになっている。（強制加入ってことです。）これは、法律上、そうなっているわけだから、所属したくなくても、どうしようもないんです。だからと言って、いつも同じ人にババ（これも言い過ぎですが）を引かせていいわけではない。そして、ある方は、いつも何もしない・・・ということもあってはならない。税理士年齢が若い私は、ここら辺の組織に関することは、まだまだ分かっていないレベルだから、言っちゃあいけないかもしれないけど、少なくともA先生のおっしゃる通り、だと思うんだよね。汗もかいていないヤツは、発言する権利もない・・・確かにそうだわ。そして、税理士の仕事ができることも、所属支部があるからこそなわけで、そこでは、時には自分の仕事も犠牲にして、尽力されている先生がいるってことも考えなくちゃいけないんだなあ・・・と感じさせたれた出来事だった。私しゃ、A先生についていくことに決めましたよ。

  2008.04.12

• 異業種交流会って？

  昨日、仲間の先生から連絡をいただき、異業種交流会なるものに誘われた。今まで、そんな類のものには、一切顔を出すことをしたことがない。だから、どんなものだかよく分りません。さて、どんな人たちが来るんでしょうか？起業したて？起業予備軍？起業したけど、人脈が薄いため、そういう場で交流をしようと考えてる人？取引先を探している人？？？どんなタイプの方が多いのでしょう？目をギラギラさせている人？キャラの濃い人？自信満々っていう雰囲気をかましている人？？？なんか、すんごい偏見かもしれない(笑)行ってみなければ分らないけど、自分自身を売り込むことって、あんまり得意じゃないんですよね。自分で言うのもなんですが、控え目な性格っていうか(笑)そんなことでは、この商売やってられないのは分かっている。だからと言って、自分をよく見せようとか、虚勢を張ったりってことは、できない。税理士の仕事って、お客さんからお金を頂戴し、税務申告をするわけだ。いわば、サービス業です。だからと言って、社長の言うことをよく聞くイエスマンでいいわけでもない。逆に、場合によっては、苦言を呈すことも必要だし、「あの税理士は、うるさい！」と言われるくらいでないと、務まらないと個人的には考えている。だって、会社を守っていくには、リスク管理が必要でしょ。税金費用ってリスクだし・・・。また内部留保していくにも、税金を払った方がよい場合もある。いいかげんな帳簿をつけていれば、叱咤することも必要だ。最終的な判断を下すのは、経営者だけど、その判断を下すための元となる資料の作成に税理士は携わるわけだし、そう言う意味では、計数管理ができる参謀は、会社の守りの戦略上、重要なことだ。他のサービス業と違って、お客さんの奴隷（言葉が悪いですねm(__)m）になっては、いけない職業のような気がする。お金を頂戴しているわけですから、もちろん、お客さんです。仕事をさせてもらっていることに感謝しつつ、その一方で、会社の繁栄を願って、ときには苦言を呈す。でも、お客さんからしたら、うるさい税理士って嫌だろうね・・・。話がそれましたが、異業種交流会・・・楽しみ半分って感じです。 

  2008.04.11

• 指名されてしまった・・・

  毎月、所属支部の勉強会に参加している。持ち回りで、自分の好きなテーマを発表するのだが、とうとう私の順番がやってきた。ベテラン先生が中心ですから、新入生である私は、しばらくは免除してもらえるもんだと、高をくくっていた。発表担当者は、次回の発表者を指名できる。で、私は、都合により、今月の勉強会を休んじゃったんだけど、昨日電話がかかってきたらしく、来月は、私が指名されたと・・・。メンバーは、ベテラン理論派先生ばかり。しかも、支部でも一目置かれている先生方。突っ込まれたらどうしよう？ってことで、テーマは、突っ込まれないものにしないと・・・。今年の税制改正で相続税が大きく変わる。重鎮先生だって、まだよく分かっていないから、突っ込まれない・・・かな？それとも、質問が出ないような、もっとコアな内容にしようかな？

  2008.04.10

• 残念だぁ～

  経営コンサルタント＆税理士である某先生、この業界の人間のみならず、事業を営んでいる方、起業を志そうとしている方なら大抵知っている著名な先生だ。著書も多数、どれもベストセラー。去年の夏前に、某先生のフォトリーディング講座というのを受講した。いわゆる速読だ。私の目的は、速読を習得するだけでなく、彼と同じ空間で、彼と同じ空気を吸いたいということが一番だった。先生の頭の回転の速さには、まったく舌を巻く。その知識もものすごい。日に、最低３冊本を読むというのだから、年に１０００冊を超える。私なんか足元にも及ばない。勝手ながら、私は、某先生を師と仰いでいる。そんな先生が、税理士を募って、あるプロジェクトを行うというメールが先々月、入ってきた。う～ん、これは、参加するしかないでしょ！ってことで、即登録し、資料請求したのですが、本日、突然、中止のメール・・・。残念・・・。どうやら、詰めの段階で、問題が生じたとか・・・。税理士業界を取り巻く環境は、ここ最近、特に激しい。弁護士・公認会計士の大量合格者が税理士業界に押し寄せてくるのは必至でしょう。さらに、ここ数年で税理士一人当たりの法人数は減少の一途。なんでも、ノウハウに頼るのは、いかがなものかと思いつつ、藁をもつかみたい心境のこともある。だから、プロジェクトにちょっと期待していたわけですが・・・。ただ、自分でもできることからと、先週から少しだけ、自己分析なるものをしてみたので、なんとなく、頭の中でごちゃごちゃしていたものが整理されたような気がする。戦略というのは、一気に立ち上げなければ、いつまでも固まらない。まずは、目の前の仕事を片付けて、次なる作業をしなければ・・・。

  2008.04.08

• 中間も電子申告　　　　

  今月末は、８月決算法人の中間申告書の申告期限。早速、お客さんのところから、中間申告書が事務所に送られてきました。はっきり言って、こんなもん、郵送するのも面倒。うちでは、今年から電子申告を始めましたが、法人はまだ、やっておりません。で、電子申告してみました。あたりまえだけど、楽ですわ～。切手代使わなくて済んだし、作成するのも簡単！ただねえ、不勉強なんですが、中間を電子申告した場合、次年度以降は、紙で送られてこないのでしょうか？正直、この辺が心配の種・・・。でも、納税は、電子納税ではなく、従来通りであれば、納付書がおくられてくるんでしょうか？じゃないと、納付できないし・・・。紙で申告書が来ないと、提出忘れそうだし、どうなんでしょうねえ。まあ、提出忘れても、納付だけしていれば、実務上、問題ないんですけど・・・。

  2008.04.07

• いい仲間が増えそうだ

  今晩（正確には、昨晩？）、某会の同期会だった。一昨年および昨年、税理士試験に合格した連中との合同懇親会。はっきり言って、あまり期待はしていなかった。ただ、飲んで、近況を話して、はい、おしまいって展開だろうなと思っていた。同期の気の合う仲間と会うことは、楽しみにしていたけどね。私ら税理士二年生にとって、一番の関心ごとは、営業のこと。どうしたら、仕事が増えるのか・・・ってこと。まあ、そんなことが分かれば、誰も苦労はしないけどね。でも、みんな、頑張っているみたい。 ここ最近で３件契約したとか、前に勤務していた事務所の関与先だった社長から仕事の依頼があったとか、異業種交流会に参加し、仕事になりそうな方から連絡をもらった・・・などなど、近況報告。二年生組は、試行錯誤しながらでも、前進している。一方、一年生は？というと、今年１月にあった合格祝賀会で話をした感じでは、サラリーマン税理士となるべく方が多いと感じた。我々、税理士専業者は、ほぼいない・・・状態。だから、そんな彼らと共通の話などないと思っていた。だけど、彼らも、税理士登録という段階になって、新たなステージにあがったからか、目の前に大きな問題がでてきた。一般の方は分るわけないと思いますが、税理士登録をする際には、完全独立の「開業」登録するのか、親方税理士の補助として「補助」登録するのか、選択しなければならない。一般企業に勤務しながら、その傍ら、自宅を事務所としての「開業」登録することもできる。これを我々専業税理士は、「なんちゃって」登録と呼んでいるが、正直なところ、めまぐるしく変わる税法についていきつつ、お客さんに一定レベルのサービスをするには、「なんちゃって」登録では、この先、かなり厳しいのは目に見えている。研修なんて、平日の昼間から会社さぼっていけるわけないし、よっぽど努力しなければ、知識は錆つくばかりだしね。調査が入ったらどうするんでしょう？会社さぼれないから、土日に調査してくれっていうのかねえ。話を戻して、税理士一年生、突っ込んで話を聞いてみると、完全開業をもくろんでいる方、おりましたよ！しかも、女性。ある方は、現在勤務の事務所の親方先生が高齢でもあり、この先、不安もある。難しい試験に１３年も費やし、ようやく合格を勝ち取った。だから、何はともあれ、独立したい・・・と。独立後のことも心配しておりました。裸一貫で飛び出したはいいけれど、仕事の見込みがあるわけでもない。お客さんを捕まえなければならない。「そこで、営業どうしたらいいんですか？」と。そりゃ聞きたいところだよね。私も日々悶々と頭を悩ませている。ただね、前から言っているけど、一人で考えるよりも、複数であーでもない、こーでもないと話していれば、光がみえてくることもあるだろうし、こうしたい・・・という考えがあっても、実際に行動を起こすには、一人では物凄いパワーがいる。だから、彼女にいいましたよ、一緒にやろうって。せっかく、長い年月・貴重な時間を難しい試験勉強に費やしてきたわけだから、我々こそが、税理士として成功しなければならないし、成功するべき。ひとりでやれることって、どうしても限界がある。だけど、複数集まれば、できることもある・・・はず。昨年の今頃、税理士登録をしたばかりのことを思い出す。これから、起こることにワクワクしてた。その当時と同じような気持ち・・・。私は、恵まれているかもしれない。いい仲間に出会えた。何年後かに、あの時は・・・なんて話できるようになりたい。う～ん、今は妄想ですね(笑)月並みだけど、頑張りましょう！！！とりあえず、メーリングリストこしらえてみますよ。ぶっちゃけトークで、意見交換、ダメだし、しましょうね。楽しみだわ。 そうそう、sskさん、もちろん一緒にやりますよね。とーぜん(笑)

  2008.04.05

• 営業戦略、顧客ターゲットを考える

  顧客ターゲットっていうと格好のいい言い方かもしれないが、物やサービスを売る相手は誰か？ということです。税理士のお客さんは、納税者なのだが、これでは、あまりにも対象が大きすぎる。で、絞り込みをかけていく。だけど、一体誰をターゲットにしていくのか・・・ってことで、頭を悩ませる。コアな分野を得意としている先生ならまだしも、税理士開業間もない身としては、声を大にして、「××に秀でています。」と自信をもって言えるものはない。そんなことを考えていると、袋小路に入ってしまうので、今までの経験上、こんなお客の仕事はやりたくない！というのを列挙していこうと思う。１．会社の財務内容に全く関心も興味もなく、税理士なんて、税金を安くするのが仕事だろう・・・なんていうような経営者２．いくら話をしても聞く耳を持たない方３．非合法的な会計処理を求める方４．所得以上の生活をしているような方、具体的には、所得の割に、見えを張って、高級車を乗り回したり、高級な住宅で生活しているような方５．税理士報酬を払わない方６．とにかく、だらしのない方、会社を経営する水準に達していない方７．お金にだらしのない方８．税金や社会保険料に滞納が多い方９．儲け話に乗りやすく、思いつきで行動する方１０．責任をとらず、すべてを税理士の責任にする方１１．ただで、税務関係の情報を得ようとする方１２．尊大な態度の方１３．「かまどの灰までオレの物」的な思考の方・・・あげれば、きりがないです。この逆のタイプの方が、私の望んでいるお客さんってことになると思うんですが・・・。どうなんでしょうか？？？ 

  2008.04.04

• 営業戦略・・・難しい

  将来的に、これまで通りの仕事を続けていたんでは、この仕事が先細りになるのは、目に見えている。昨年からの反省で、営業面について、本腰を入れていかなければならないと、ひしひしと感じる毎日だ。ただ、普段の業務に日々忙殺されて、なかなか考える時間もないですけど・・・。税理士業界の構造という点から考えてみると、税理士と顧問先とは、非常に個人的なお付き合いというか、信用信頼の上に成り立っているわけだ。そういう点から、顧問先が税理士を替えるというのは、よっぽどのことがなければ、なかなかない。お客にとって、税理士とは、かかりつけの美容師のようなものなのか？ある美容師がお店を変えれば、その客もついていくという感じに似ている。また、税理士の提供するサービスもどこも同じようなもの。一から人間関係を築きあげるのは、お客からすれば、面倒なこと。だから、一度付き合った税理士とは、長い付き合いになる。この牙城を崩すのは、容易ではない。ただ、最近の若い経営者又は二代目経営者は、人的なつながりを求めるというよりは、そのサービス・価格にウエイトを置く傾向も見受けられる。人的つながりを軽視しているというわけではないが、以前に比べて、そこら辺は、ドライにとらえていのでしょうか？業界の構造の一端を見ても、税理士になりました、いきなり大ブレーク・・・とはいかない業界ではないかと、特に今の時代。やっぱり、地道に地味にコツコツと人とのつながり・提供するサービスの向上ということが、営業なのかもしれない。とりあえず、できることから、動いてみようと考えている。   

  2008.04.03

• 二年目の決意

  今日は、４月１日。昨日とは、打って変って、春らしいさわやかな陽気。桜も昨日の雨で、ずい分と散っちゃったみたいだけど、それもまた、趣があって散っている桜も好きですよ。税理士として、今日から二年目を迎える。この一年間を振り返ると、ペースがつかめず、何一つ進歩していないような気がする。まず、事務処理の効率化を目指すべく、電子申告の準備を夏あたりから始めたわけだが、これが結構大変だった。やってしまえば、たいしたことないけど、導入までに、いちいち躓いてた。とにかくＰＣ関係の知識に疎いのが、すべて。この辺の問題解消策としては、ＰＣ関係に強いお友達を作ることが一番かも知れない。今年は、紙ベースの情報もできるだけ、電子化したい。メモの類でも、電子化することによって、事務効率もよくなるハズ。と言いながら、では、どうすればよいのかよく分りません。まあ、ある程度、ハード面で、お金をかけなければ、事務効率ということもできないでしょう。ちょこちょこ電気屋さんで聞いてくるしかないんですかね。それと、二年目の大き否問題は、営業面。この一年間、全く営業らしいことは、何ひとつしておりません。だから、お客さんが増えるわけないです。だって、私が税理士だってことを知らない人がほとんどなんですから・・・。税理士登録前から、マーケティング関連は、大好きで、書籍も勉強の合間を縫いながら、読み漁ったもんです。ですから、通り一辺倒の知識は、あるつもりです。受験中、本を読みながら、架空の戦略を立て、それを実行し、こんなレスポンスがあるだろうと、頭の中で妄想することが楽しかった。まさに、ノウハウコレクターだったんです。そして、いざ、そんな戦略を実行できる立場になったにも関わらず、これまた、動けない。言い訳をするわけではないけど、昨年は、本当にペースがつかめなかった。初めてのことも多かった。だから、というわけでもないけど、実行する段階までいかなかったし、足元さえ固まっていないことに気付かなかった。うちの事務所の現状を考えると、お客さんが高齢化してしまい、ただ黙っていたら、先細りになるのは目に見えている。焦りばかり・・・。来年も同じような日記書いているようじゃ、お終いだしね。そうならないように、これからの一年は、足もとを少しづつ固めながら、やりたいと思うことを一つでも多く実行できるようになりたいもんだ。

  2008.04.01

• 年度末

  今日は、３月３１日、平成１９年度の年度末です。３月決算法人は、棚卸しだとか、売上の伝票あげたり、忙しいのでしょうか？税理士は、というと３月決算法人だと、申告するのは、５月末日なので、年度末だから、特別忙しいということは、ないかもしれないです。ただ、今日までに手を打っておかないと、予想以上の税金が発生したり、逆に欠損になったりと言うことがあるので、その対策に奔走しているとこもあるのでしょうか？ただ、税理士事務所としては、毎月毎月、月次の試算表をお客さんである会社に提示していれば、その対応策もしているはずなので、会社も慌てることはないですが、一番の問題は、年１回もしくは、数か月に１回しか、処理していないとこですかね。税金の計算というのは、基本的に１年間の儲けに対して課税されるわけです。そして、この１年という期間は、勝手に！？税法で定められているわけです。便宜的に区切られた期間ですから、年によっては、ものすごく儲かっちゃったり、逆に予想以上に売り上げが立たなかったりってことがあるわけです。０７年は、儲けが多かったので、税額も多かったけど、０８年は逆に、単年で大きく欠損になってしまったっていうことがあると思います。事業年度というものを無視して、０７、０８年を一事業年度として考えた場合、結局は、儲けはトントンってこともあるでしょう。でも、０７年では、多額の税金を納めているわけです。０８年の欠損を０９年の事業年度に繰り越すことはできても、０７年に遡ることはできないんです（例外はありますが、ここでは、触れません）。会社の事業の未来予測なんてことは、誰にも分らないことかもしれないですが、こう言う風にみていくと、会社の経営成績を常に見ていくことは、とても大切なことです。税理士として、二年目に突入しましたが、最近よく思うことは、預金通帳に税理士報酬として入金になったものは、全部使ってしまったら、マズイですよね。だって、そこから、税金はもとより、年金や健康保険料を払っていくわけですから。ここの感覚は、サラリーマンには、絶対に分らないことでしょうね。彼らは、通帳に振り込まれたものは、すべて可処分所得なんですから。我々のような商売人は、一回手元にお金が入ってきてから、徴収されるんですよ。これって、納税に敏感になるのは当たり前。って思うんだけど、財務内容に対して、何の関心のない（って言ったら語弊があるかもしれないけど）、財務軽視の会社が多いこと・・・、税理士にも問題あるんだろうなあって思う今日この頃ですわ。

  2008.03.31

• 子供の病気

  午前中、今月申告の法人の申告書を税務署と都税へ車で提出してきた。その帰り、携帯がプルプル震えた。嫁さんからのメールだ。子供の熱がここ数日下がらず、昨晩、夜間病院に行って、肺炎の疑いあり・・・といわれ、朝から病院に連れて行ってる。かかりつけの小児科で、昨晩と同じく、肺炎の疑いがあるため、大きな病院で検査すべし、と言われたらしい。即入院してもおかしくないくらいな状態と言われ、その足で、紹介された病院に向かうという内容だった。検査の結果、幸いにも肺炎ではなく、入院もせずに済んだけど、やっぱり、心配。実は、今日は、夕方からナイターで野球の練習だったけど、さすがにキャンセルし、帰宅した。子供が３人もいると、１人が病気になるだけで、母親は大変。まして、入院となれば、なおさら・・・。忙しくないときは、なるべく早く帰宅するように心掛けてはいるけど、私も働き盛りの年代だし、もっと仕事したいし、やりたいこともいっぱいある。だけど、嫁さんの負担を考えると、少しは子供の面倒も見なければと、家に帰ると、ぐずる子供をなだめすかしながら、飯を食わせたり、風呂に入れたり、たまーにしかやらないが、食事の片づけもしなければならない。明日は、３月２８日。昨年は、この日に、税理士の証票交付式だった。だから、税理士バッチをつけて、ちょうど今日で１年になる。１年前は、これから税理士として、仕事できることに喜びを感じ、この先起こることにワクワクしていた。あれもやりたい、これもやりたい、こうしよう、あーしようと思いめぐらすことが楽しかった。今も気持ちは、昨年と同じで、あーしたい、こーしたいってことが頭を駆け巡っている。だけど、実行に移すまで、煮詰められていないし、詳細は書けないが、足もとに付いた火消しもできていない。仕事と家庭の両立もうまくできない。今日みたいに、子供の病気というアクシデント？もあるし・・・。一歩、二歩と前に進む前に、自分の足元（家のこと、仕事のこと）をしっかり固めていかなければ、前には進めないんだろうな。子供の成長に合わせて、母親の負担も少なくなっていくはずだから、今は、できる範囲でやっていくしかないんだろうか？でも、何かと、焦るんだよ～。   

  2008.03.27

• 人手不足

  人手不足・・・、最近、お客さんトコに訪問すると、よく相談されることです。求人広告を出しても応募がない、応募があっても、希望している人材でない、などなど・・・。ある会社では、ようやく高い広告費をかけて、採用したと思ったら、他の同じような作業内容の仕事で、給料のいい会社へ面接に行きたいと言われ、渋々了承したと・・・。そこで採用され、そのまま退職・・・なんて話もききました。だから、年末調整の仕事をしていると、退職者の多いこと多いこと。１か月続けばいい方で、数日で退職なんてこともある。特に、軽作業の人手を求めているところに、そういう会社が多い。では、どうするか？給料を多く払うことが、人材確保に有効だろう。が、会社の体力からして、多くを払うことができない・・・。だけど、求職者は条件の良いところに、すぐにくら替えしてしまう。う～ん、悩ましい問題だ。ある社長曰く、「常識を持った人間がいない・・・。職も転々としているのに、住宅ローンがあるとか、何なんだろうね、今の人は。成人年齢を１８歳にするなんて、議論があるけど、逆に３０歳に引き上げるべきじゃないの？」なんて言ってました。その昔、採用枠は一人、だけど、甲乙つけがたい人が２人。「どちらにすべきか悩んでんだよ～。」なんて相談されたことがありました。その後、どちらを採用したんですかって尋ねたら、最後は、親の職業で決めたって。実家が商売を営んでいる方を採用したということです。「親の背中（苦労）を見ながら、子は育つ」なんて言葉がありますけど、こんな言葉は、死語なんですかねえ。  

  2008.03.26

• 公示地価

  昨日、公示地価が発表されましたね。どこも軒並み前年比増のようです。数年前は、３大都市は上昇しているのに、私が住む東京郊外などは、横ばいもしくは、若干下落って感じでした。今朝の新聞で、自分の住む街の公示地価を確認すると、どこも１０～２０％上昇しているようです。昨日のラジオニュースで、あるアナリストが言うには、国が発表する公示地価は、現時点と比べて、約１年くらい遅いようだ・・・と。たしかに、最近の経済ニュースでは、サブプライムローン問題や原材料の高騰など、あまりいい話を聞かない。住宅販売も供給過剰のようで、東京郊外を中心にマンションの売れ残りも多いようです。私の住む東京郊外では、約４～５割程度の売れ残りがあり、今年の秋にかけて、在庫調整ということで、値引き販売が行われると、そのアナリストは予想していましたが、果たしてどうなんでしょうか？？？マンションの購入を検討している方は、急がず、じっくり検討した方がいいかもしれないですね。公示地価というのは、直接、税務に関係するものではないですが、毎年８月上旬に国税庁から発表される路線価は、この公示地価の８掛けと言われております。相続税や贈与税で、その財産の評価に使われるのが、路線価なんですが、公示地価の前年比較をすれば、まあ、おおよその今年の路線価は、わかるんじゃないんですかね。相続の仕事で一番困るのは、その遺産の分割です。特に、家屋や土地といった不動産。土地というのは、そこから収益をあげるものである、という前提で考えると、有効に活用できる人に相続してほしい。自宅にするでもいいし、貸家を建てるのもよし、畑にして、自宅で食べる食材を作るのもよし。たまーに、都内の一等地なのに、いつまでも空地になっているトコって、見かけますよね？あれって、相続でもめて、権利関係が複雑になっちゃって、どうにもならなくなっちゃったような土地なんじゃないか、なんて勘ぐっちゃいます。公示地価の発表を受けて、そんなこと考えてました。

  2008.03.25

• 遊びばっかり・・・

  所得税の確定申告が終わり、今月申告の法人の仕事も、あとは、社長にサインをもらって、提出するだけ。忙しいのが終わり、開放感から虚脱感って言った方がいいのか、ここ最近、ボーとする。気が抜けている証拠だろう。やるべきことは、山ほどあるのに・・・。３月後半から、４月にかけて、遊びの予定が目白押し。まず、明日は、税理士会の野球大会。昨年のシーズン以来、運動は何もしておりません。確申期のストレスから食べるのだけが楽しみで、一時期痩せたにも関わらず、最近はリバウンドぎみ。どうせ、補欠だし、出番はないであろうと、思っていたら、人数の関係で、出番が回ってきそうです（泣）怪我だけしないように、チームメイトの先輩の足を引っ張らない程度にできればいいかな。ストレス解消に野球って、お金かからないし、いいですよ～。楽しいしね。なんだか、日記も気の抜けたような内容になってしまいました・・・。

  2008.03.24

• よかったわ～

  「××先生（←私）ですか？私、税理士の△△ですけど、このたびは、◇◇さん（←納税者）を紹介していただき、ありがとうございました。」突然の電話、聞き覚えのない声、最初、電話取った時は、税務署かと思い、ちょっと引きぎみに電話に出てしまいました（恥ずかしいかった・・・）。ある納税者を他の先生に紹介したので、そのお礼の電話だった。実は、記帳を個人の納税者に指導する所（←どこかわかっちゃいますね(笑)）で税務相談をした時に、どうしても困っちゃった方がおられました。アパートと駐車場をお持ちで、不動産所得と年金の申告がある方でした。おばあちゃんでした。ご主人と二人暮らしということなのですが、二人とも入院中。でも、申告をしなければならない。子供はいるものの、仕事が忙しいようで、面倒を診てもらえないとか。で、申告期限が近付くにつれて、気持ち的にも鬱になり、お医者さんに頼みこんで、１日だけ外泊許可をもらって、やっとの思いで、無料相談にやってきたという話でした。そこの会員ではなかったので、とりあえず入会金を払い、私のブースにやってきたはいいけれど、資料が全然足らない・・・。本当は、申告書の作成は、自署が基本、だけど、そのおばあさんの病名を聞いたら、こう言っては失礼かもしれないけど、気の毒で、申告書を書いてあげたい衝動に駆られました。だけど、資料が全然足らない。書きようがない・・・。そのおばあちゃんの現状から考えたら、自分で申告書を作成するのは、無理。そして、私はおばあちゃんに、「ここは、記帳や申告書の書き方を指導する所だから、お話を聞く限り、自分で申告書を作って、提出することは無理じゃないかな。ここに入会してお金を払っても、あまり意味がないと思うよ。多少のお金はかかるけど、税理士におうちに来てもらって、申告書の作成を依頼したほうがいいよ。」って。その当時、私は、既存のお客さんの仕事だけでも、ヒイヒイ言ってたくらいだから、正直なところ、仕事として請けるのは難しい状況。無責任と思いつつ、その場にあった税理士名簿で、納税者の自宅から近い先生を紹介し、電話するように言いました。全く面識のない先生を紹介することに躊躇しましたが、納税者の現状を考えると、近くの先生の方がよいかと・・・。「そこの先生に電話して、請けてもらえなければ、僕が責任とるから、これが僕の事務所の電話番号」と言って、名刺を渡しました。結局、申告期限の昨日まで、私のところには電話はかかってきませんでした。そして、今日、冒頭の電話。その先生から、納税者がとても喜んでおりましたと報告を受け、素直に、よかったなあと・・・。今年の確定申告期の税務相談を通して、高齢化社会を肌で感じることが多かった。相談会場まで、足を運べる方はいいけれど、そうでない方も多かったはず。そんな方ほど、税理士を使ってもらいたい。税理士って敷居が高いんでしょうか？そのおばあちゃんも、税理士さんって、この時期ものすごく忙しいから、電話したら悪いのでは・・・なんて言っていましたが、そんなことないんです。商売ですから。××会に入って、自分で申告書を作れる方はいいですけど、そこだって、タダじゃないですからねえ。年間で数万円は払うんでしょ？お金払って、間違った指導を受けるくらいだったら、税理士に丸投げしちゃった方がいいのでは？なんて思いますけどね。ホント、残念だったのは、このおばあちゃんが××会で申告書を作ってもらえると思って、来たということ。税理士の認知度、一般納税者からしたら、まだまだ、低いのかなあ・・・なんてことも思っちゃいました。    

  2008.03.18

• 待たされるのは、辛い・・・。

  今日は、所得税の確定申告の提出期限。先週で、申告書作成を終えたし、提出も電子申告で済ませた。今日、税務署に紙で提出したのは、イレギュラーで電子申告しなかったもの数件と別途送付した医療費の領収証。やっぱり、うちのお客さんも世間並に、高齢化が進み、医療費の領収証の量がすさまじい。電子申告してるから、領収証の原本は、提出省略してもよかったけど、あんなもんをお客さんに返して、ゴミ箱へ直行・・・なんてことになっても困るし、事務所に保管しとくわけにもいかず、結局、税務署へ提出。言葉は悪いけど、医療費の領収証を税務署に捨てに行くって感じですかぁ。うちのお客さんって、こんなに病院にかかっているんだぁって改めて思いましたよ。さて、私は私で、花粉症による鼻づまりがひどく、夜中に何度も目を覚ます。そのため、寝不足が続いていた。仕事も落ち着いたので、土曜日は仕事をお休みし、耳鼻科へ・・・。２時まで、診察の受付をしているので、ぎりぎりに出せば、そんなに待たずに診察を受けられるはず・・・と思ったら、待合室はゲロ混み。皆さん、同じようなことを考えるんですねえ、それから２時間待たされました(笑)早く終わると踏んで、２歳の娘を連れていったはいいけど、大人しくしていたのは３０分くらいまで・・・。早く帰ろう、のどが渇いた、お腹すいた、眠い・・・一通り愚図って、ようやく順番がまわってきた。で、診察時間は、１０分足らず・・・。この時期は、税務署も耳鼻科も混みますねえ。待たされるっていうのは、ホント、厭ですわ。

  2008.03.17

• やっぱり、やっちまったよ。

  申告期限まで、あと僅か。なんとか、今日中に申告書の作成は、終わらせたい。で、電子申告で提出したものを確認したいんだよね。お友達先生曰く、「受信通知でオッケーじゃないの？」っていうけれど、私って、たまに信じられないようなミスをするんです。だから、確認しないと安心できない。要は、自分が安心したいだけなんですけど・・・。昨日も、１０人分くらい送信（提出）して、お客さんに返すものを整理していたら、あちゃー、やっちゃいました。ある方の申告書をＡ税務署に送信しなければならないのに、Ｂ税務署の受信通知が・・・。この方、一昨年に納税地の異動があって、データベースでは、納税地の変更はしたものの、所轄の税務署名が従来のまま・・・。気がついたからいいけど、期限後だったら、どうなるのでしょうか？提出したことにはかわりないから、期限内となるのか？でも、今現在、期限内なわけで、何か訂正があったりなんてことがあれば、訂正申告だって可能だし、そういう点では、電子申告は、便利だね。ささって直したら、その場で、すぐに送信できちゃうわけだし。実は、すでに１件、所得控除を漏らしているのを昨日気づいた。忙しいと、どうしても何か抜けちゃうんだよね。でも、こんなマヌケなのは、私だけか！？やっぱり、確認作業って大事だよ。期限後に気づいて、凍りつくより、だるいけど、今のうちに見直しをしといたほうがいい。確認作業を終えるまで、気を抜かずに、なんとか１７日を迎えたい。

  2008.03.13

• 杉を切れ～

  今日は、いい天気だった。さぞ、花粉も飛んだことでしょう。朝から、くしゃみ連発、鼻水タレタレ、目はしょぼしょぼ・・・。マスクなんかしたって、ただの気休めだよ。夜は鼻が詰まって、なかなか寝付けず、寝たと思えば、また鼻が詰まり、目を覚ます。最近、ずっとこんな感じ・・・。昼間は、寝不足と疲労で、ボーとするし、頭は痛い・・・。忙しいけど、そんなこんなで、仕事に集中できず・・・。たぶん、こんな症状は私だけじゃないはず。薬飲んでも、大して効かないし、杉は切った方がいいよ。

  2008.03.12

• やっと終わった・・・

  今日は、確定申告期の税務相談、最終日でした。はあー、やっと終わった。今回、全部で９日間でした。初めてのことだったので、戸惑うこともあったけど、なんとか無事に終わりました。自分で言うのもなんだけど、よくやったよ、偉いよ！お陰様で、自分の仕事は、結局、今週一杯かかりそうです（泣）今日、税務相談で一緒になった先生、開業して９年目、ゼロからの開業だそうです。４０代半ばの感じのいい方で、開業当初苦労話から、事務所経営についての考え方、ご自身の趣味に至るまで、私の興味をそそる話をしていただきました。って言っても、お昼休みのほんの短い時間だけ・・・ですけどね。相談の方は、午前中は途切れることなく、次々と相談者がきましたが、午後は、少し暇ぎみ・・・。で、お昼の続きをこの先生としたいなあと思っていたのですが、もう一人、担当の先生がいた関係上、なかなかチャンスがなく・・・。というのも、もう一人の先生、うんちくというのか、ご自分を大きく見せたいのかわかりませんが、事あるごとに二人の会話に口を挟み、ご自分の税務の知識を披露したいらしく、ウンヌンカンヌン・・・。あまりの声の大きさとその尊大な態度に私も腹が立ち、背を向け、ムカつく態度を取ってしまいましたよ。オイラもまだまだガキでっせ(笑)こんなことは、ブログで書くことではないですから、ホントはもっと言いたいことはあるけど、やめときます。でも、もう少しあの先生とお話ししたかった・・・。「事務所の近くに来たら、電話してね。飯でも食いましょうよ。」なんて言われちゃったけど、私しゃ、本気にしますぜ。忙しいのが終わったら、用もないのに、「先生の事務所の近くにいますので、飯でも・・・」なんて電話しようかな。

  2008.03.11

• 譲渡なんか、やりたくない

  アクシデント発生！この時期になって、譲渡の申告なんて、請けるもんじゃないって先日の日記に書いた。私の知らないところで、仕事を請けていたみたいだ。そして、やるのは、私・・・。予定を立てて仕事進めているのに、なんで？今週、前半にすべて終わるはずだったのにもかかわらず・・・。居住用の土地建物の譲渡だから、簡単・・・てな具合で請けたらしい。で、実際に蓋をあけてみると、ひとつの建物に、事業用（お店）と貸付用と居住用があるみたい。譲渡契約日は、１０月末日で、事業を終えたのは８月、貸付は譲渡直前に立ち退いたようです。ということは、居住用の特別控除＆軽減税率を使えるのは、居住用部分だけ。お店を閉めたのは８月で、それ以降は、居住用として使用していたということらしい。でも、貸付用部分があるため、やっぱり居住用部分と貸付用部分に按分して、譲渡所得を計算する必要がある。建物の取得費を計算するにしても、業務用と非業務用に区分して計算しなければならないし・・・。軽減税率も貸付用部分には適用できない。３０００万円の特別控除して、ハイ終わりって申告じゃない。それに、資料も全然足りない。申告書もうちで提出するわけでなく、仲介人に申告書を送付することになっているらしい。こんなんじゃ、税理士の署名もできないです。この仕事、ある人を仲介して仕事している。だから、直接、納税者から請けたわけでもなく、納税者に会ったこともないわけだ。こんなわけの訳のわからない仕事、請けたくねーよ。リスクばかりで、報酬いくらもらえんじゃい！しかも、納税地が異動しているのに、その届け出も出していないで、新しい納税地の所轄に出そうとしてるしさぁ、物件を買った時の資料だって、エクセルで自分が作ったものしかないし、これじゃ確認もできないじゃん。そんなこんなで、朝から、なんでこんな仕事請けたのかって大ゲンカ・・・。今週から、少し早く帰れるようなるだろうと踏んでいたけど、どうも無理っぽい。ハアー、早く終わりたいよ・・・。

  2008.03.10

• この時期の仕事の依頼には要注意！

  「あっ、税理士さんですか？あの～年金受給者なんですけど、申告お願いしたくて、電話しました。」年配と思しき方から仕事の依頼の電話がかかってきた。確定申告も終盤戦を迎え、追い込み体制、先も見えてきたが、すでに予定を組んで仕事をしている関係上、新規の仕事は、うれしいけど、正直請けるか否か迷うとこだ。よくよく聞いてみると、譲渡の申告があるみたいだ。税務署に行ったのだが、混雑していて、対応してもらえず、自分で挑戦したが、断念したとか。譲渡の収入が２千万円くらいあるらしい。売った時の書類はあるけど、買った時の書類は、４０年前なので、紛失していると・・・。概算で計算してみると、所得税だけで、数百万円。どういう理由で譲渡したのか分らないが、しきりに年金受給者であることを主張する。で、いくらでやってくれますか？というので、１０万くらいいただくことになりますと、適当に答えたら、では、また、電話しますって。たぶん、他にも税理士に電話していることでしょう、うちには、もう、かけてこないと思いますけど。土地を売ったのは、去年、申告は３月１５日（今年に限っては１７日）までと分かっているはずだし、譲渡した時に、業者からどの程度の税金が発生するかも、おそらく聞いているはず。理由はわからないが、３月に入ってから、ようやく重い腰を上げて、税務署に行ったということは、ちょっと勘ぐってしまうけど、何かわけありのような気がする。そして、税理士報酬を安くしてもらいたいような口ぶり・・・。譲渡は、安易に引き受けると大変なことになる。税額も高額になりがちだし、それに伴うリスクも大きい。先日もある先生が、飛び込みの仕事を請けたはいいが、複雑な譲渡で、ただでさえ忙しいのに、勘弁してほしいと嘆いていた。単発の仕事を請けても、横への展開も考えにくい。まあ、どんな仕事か蓋を開けてみなければわからない仕事ほど、リスクの高いものはない。時間もないわけだし・・・。そういうわけで、請けなくて正解だと思っている。

  2008.03.05

• コミュニケーション不足・・・

  今月申告のある会社、去年から私が受けた。私の前の先生は、数年担当し、その前の先生も数年、さらにその前の先生は、１０年近くこの会社の申告をしていたみたい。で、私で4人目だそうです、税理士が・・・。ころころ、税理士変える会社って、何かあるんじゃないの？と、勘繰ってしまいますが、まあ、今のところは、大きな問題はない。しか～し、関与して間もない会社というのは、仕事をしていて、分らないことが多いので、把握するまで、結構大変だ。基本的には、前の先生が作った総勘定元帳を参考にして、売上、仕入や給料の〆日と決済日を確認していくわけだが、前期、前々期からこれが、間違っている・・・。今期から担当になった私は、この事実を加味しながら、申告書を作らなければならない。よって、いろんな意味で目立ってしまう。会社も会社で、税理士に任せているのだから大丈夫だろう、というような姿勢・・・。正直に言わせてもらえば、まあ、提供資料の漏れはあるは、意味不明な出金もあるし、逆に支払っているはずのものが出てこなかったりで、めちゃくちゃなんです。結局、会社と税理士とが、お互いに、コミュニケーションが取れていないから、こんなことが起こるわけだ。電子申告でオンライン提出できたり、メールで用が済んだり、便利になってきてはいるけど、やっぱり基本は、フェイストゥフィスじゃないとだめだね。

  2008.03.05

• 覚悟が足りないのよ

  私は、税理士として二代目です。あたり前だけど、親父も税理士。この業界で二代目って珍しくない。むしろ、多いくらい。親と同じ職業を選択するって言うのは、税理士だけでなく、医者や弁護士、教師なども親子二代、三代なんてざらでしょう。不幸にも、税理士の親を持ってしまったばかりに、この業界へ足を突っ込んでしまった・・・。他にもいろんな道があったはずなのに・・・。私は、生まれながらにして、親が税理士だったわけではない。うちの親父は、高校卒業後、老舗の百貨店に就職し、１０年近く勤務した後、２０代後半で税理士を志した。親戚縁者に税理士がいたわけでなく、その当時、実家の両親（私の祖父母）が商売を営んでおり、税務調査が入ると、しどろもどろ、そんな状況を見て、税理士になろうと思ったらしい。高卒ですから、税理士試験の受験資格もないので、日商簿記を受験、受験資格を取るのに４回も受験したようです。それから、５年後に晴れて、税理士試験合格。確か今年で、試験合格後、３０年になるはずです。税理士登録後、いわゆるお礼奉公として、勤務していた事務所に１年間在籍。その当時は、補助税理士なんて制度がありませんでしたから、勤務の傍ら、休みの日に自分のお客さんの仕事をしていたそうです。話を少し前に戻して、親父が税理士を志すと決めた時に、兄弟に相談したそうです。父（私の祖父）は他界した後だったので、長兄に、まっ先に話したそうです。その当時、勤務していた老舗百貨店は、売上日本一を誇る会社で、給料も安定しているし、子供も２人いるし、合格する保証はない、家も購入し、借金もある。反対は当然で、四面楚歌の状態だったみたい。ただ、合格後は、兄弟が取引先（商売をしていたので）を紹介してくれたり、勤務していた事務所からのお客さんがついてきてくれたり（当然、すったもんだはあったようです。）、また、そこから紹介されたりで、なんとか食べられる程度には、仕事が増えてきた。だから、かれこれ、４０年近くお付き合いのあるお客さんも未だに結構ある。そんな中で私は仕事しているわけで、いわば親父の遺産（まだピンピンして生きてるけど(笑)）で食っているようなもの・・・。今月の末で、私も税理士登録してから１年が経つ。何の成長もできているようにも思えず、ただ粋がっているだけ・・・。 うちの親父にしても、私の周りの仲間にしても、全くの裸一貫からの開業、それに比べて、私は、覚悟ができていないんですね。なんとなく、ずるずる、ぐずぐずしてしまったこの１年、反省しきりです・・・。 

  2008.03.04

• いい季節になってきたのに・・・

  ３月に入った。仕事の方は、後半戦、おぼろげながら先も見えてきた感じ。でも、まだまだ、気は抜けない。電子申告している関係上、少しでも早く終わらせて、余裕をもって送信したいと思っています。一昨日も、送信しようとしたら、消費税の申告がうまく送信できず、メーカーのサポートに聞こうと思っても、先方はお休みだったので、諦めて今朝、送信しました。やっぱり、どこかで躓いちゃうので、今年に限っては、申告期限ぎりぎりの送信は、リスクが高い。ずい分慣れてきたと思うけど、しょせん、機械ですから、壊れることも想定して仕事しないと・・・と思った次第です。ここ１か月、本当に忙しく、朝もなかなか起きられない。週に一度はお休みしようと思って、昨日は家にいたのですが、子どもたちは、外で遊びたいわけだ。なかなか遊んであげることもできなかったこともあり、電車に乗って、「なんちゃって途中下車ぶらり旅」に。通勤定期の範囲内でと、一度も降りたことのない駅で下車。周辺を散策。梅の花がもう、５分咲きくらい。天気もよく、風もないいい日だったけれども、なんだか鼻がムズムズ、目がしょぼしょぼ・・・。花粉が飛んでる感じ・・・。花粉症とは、もう２０年位の付き合いだが、この季節、花粉さえなければ、本当にいい季節なんですがね・・・。今や、スギだけでなく、いろいろな花粉のアレルギーを持っている私としては、梅雨にはいるまで、苦しい日々が続く・・・。結局、疲れも取れず、ブルーなマンデーですわ。 

  2008.03.03

• 税理士法第三条第一項第一号

  先日何気なく書いた日記、大学院経由だと、税理士試験の税法科目が免除される。そういう人が多いねって書いた。この免除については、何かと議論があるところ。いいとか悪いとかの問題ではない。だって、税理士法に免除の規定が定められているのだから、何も問題ないでしょ？私自身、税理士としては、二代目です。大学を卒業するころまで、親父と同じ職業に就こうとは、全く思わなかった。なぜ、方向転換したかというと、前の仕事では、その当時、先が見えている感じがして、それなら、ちょっくら税理士試験にでも挑戦してみようかと。それが、どうして税理士だったのかは、単に身近な職業だったってだけ。そして、足を踏み入れたばかりに、税理士試験に合格するまで、１０年もかかってしまった。そして、今に至る・・・。１０年の受験期間中、大学院は、全く考えなかった。というのも、制度自体、知っていたけど、家族もすでにいたし、仕事もしないで、受験に専念・大学院で免除なんて考えられる状況になかったし、親父も５科目通ってきた。だから、俺だって、親父と同じように仕事しながらでも、当初は５年くらいで通るような気がしていた。結局、倍かかっちゃったけどね。税理士試験って、早い人でも３～５年はかかる、それは受験専念組でも。「仕事しながら受験して、１０年かかりました。」っていうと、「普通だよ、普通」って言われた。この１０年って期間、苦しかったですよ。だって、受験を続けていても合格する保証なんてないんですから。やった人でないと分らないけど、理論暗記って言うのがあります。要するに、税法の条文を暗記するんです。税法なんて、読んだことある人なんて、あまりいないでしょうが、法律特有の訳わからん言い回し、意味不明の言葉、カッコ書きの多さ・・・。条文によっては、やたら長いものもある。相続では、小規模だとか今はなくなりましたが、住宅取得資金の贈与など５～６ページに及ぶものも。また、理論は、暗記していれば、試験に通るってものでもない。最近は、暗記だけでは対応できないような試験問題になっており、暗記できていれば、よしってわけでもなくなってきている。今思えば、本当に過酷な試験だ。受験に必要な条文を覚えるだけでも、みっちり勉強しても１年はかかる。だけど、それだけでは、試験は通らない。大学院組は、そんな苦しい理論暗記も経験していないのだ。受験期間中は、何度も地獄を見てきた。実力は充分あると自信をもって臨んだ年でも、極度の緊張で、試験問題を読むことができず、頭の中がパニック状態、あれほど暗記してきた理論は真っ白け、途中で気持ちを修正できず終わった年も１年や２年ではなかった。１０年間右往左往しながら、たどり着いた合格、感慨ひとしおでしたよ。そして、時間はかかったが、５科目合格してきたという自負。そういう人間からすると、大学院経由の先生には、ちょっと嫉妬することがある。ひがみとも言うべきか。でも、これは、私だけでなく、５科目組は皆そうではないでしょうか。５科目組と受験当時の話になると、必ずでてくる言葉がある。「苦しかった」って。大学院組と話をすると、「大変だった」とは聞くけれど、「苦しかった」とは、聞かない。結局、これも、ひがみかもしれないけどさあ・・・。税理士法第３条（税理士の資格）には、「次に該当する者は、税理士となる資格を有する。」とある。その一番最初の第一項第一号に「税理士試験に合格した者」とある。私は、それだけでいいと思っている。免除については、第二号ですから・・・。とにかく、私が思うに、努力した者が報われる世の中であってほしいと願っている。今の時代、決してそうとは言えないことも多い。苦労して、税理士試験に合格し、晴れて独立し、開業。そんな人に成功してほしいと心から願う。資格は、一寸法師の打ち出の小槌ではないから、税理士登録をしたからと言って、仕事がわんさか来るわけでもないけれどね。その点に関しては、大学院経由の方も登録してからは、スタートラインが同じかもしれないが、苦しい思いをしてきたからこそ、それに耐え得る忍耐も５科目組にはあるはず・・・。だから、仲間には、是が非でも成功してもらいたいし、税理士になってよかったと思ってほしい。私自身、自分が選択した道（職業）が正しかったと思いたいのもある。彼らが成功することによって、私は、自分の選択が正しかったと認識できるはずなのだ。

  2008.03.01

• 送信の確認

  昨日、悪い夢を見た。申告期限後のある日、お客さんの確定申告を電子申告ですべて提出したはずだったのに、送信されていなかった・・・。血の気が引いて、凍りついた瞬間に、目が覚めた。はあ～、夢かぁ・・・。今年、はじめて電子申告したので、ちょっとナーバスになっています。今までは、紙で税務署に持参もしくは郵送し、収受印を押してもらっていたから、提出し忘れたというような不安なんてあるわけなかった。だって、目の前で、税務署の職員が収受しているところ見ているわけだから。今朝、そんな不安な気持ちを支部のメーリングに書いたら、お昼に、大先輩の先生から直接電話をいただいてしまった。正直、焦りましたよ。だって、お昼食べた後で、まったりしてたんだから・・・。「メールの件だけどさあ、メッセージボックスに入っている受信通知開らくと、ダウンロードって出るじゃん、あれやったことある？」って先輩先生。 「いや～そういや、そんなのあったかもしれないっす」と私。それから、パソコンを立ち上げて、送信できているかの確認作業をまるでe-taxのサポートのごとく教えていただきました。分ってしまえば、大したことないんだけど、苦手なことやよく理解できていないことだと、途端に袋小路に入っちゃうんだよね。そして、ただただ、悶々とし、何の解決もできず、ストレスを溜める・・・。やっぱり、一人で悩まず、人に聞いてみることで、難なく解決することも沢山あるんですね。先輩方には、本当に感謝しております。今度は、営業について、振ってみようかしら。どうしたら、顧問先開拓できますかって(笑)でも、すげー引かれたらどうしようか・・・。何も教えてもらえなくなるかも！？

  2008.02.29

• 免除、多いね

  ある年配の先輩税理士の息子さんが、あと一科目で税理士試験合格だそうです。「最後は、何の科目残しているんですか？」と私。「簿記論がなかなか通らないんだよね。」と先輩先生。税理士試験で、簿記、財表と言ったら、受験当初に受験する科目ですから、会計科目を最後に残すのは、珍しい。（って言っても、簿記論で上がった人、友人でいますがね(笑)）よくよく聞いてみると、税法免除組だそうです。私の周りだけなのだろうか、税法免除の先生って、ものすごく多い。若手って言われている先生のほぼ半分が、いわゆる大学院での免除・・・。頭に浮かぶだけで、免除の先生は、すぐ両手くらいの人数になってしまう。こういう状況なら、５科目合格ってことだけでも、営業的に有利になるかな？最近、同業のHPを見てみると、合格科目を書いている方もそれなりにいるし・・・。

  2008.02.28

• 電子申告、利用者識別番号

  電子申告を始める前に、所轄の税務署に対して、「電子申告開始届出書」っちゅうもんを提出して、「利用者識別番号」なるものを発行してもらう。今は、オンラインで提出すれば、即時発行されるので、とても便利になった。でも、それは、１月以降の話で、それ以前に提出したものについては、納税者あてに郵送で発行される。去年のうちに、できる準備は今のうちに、と何件か開始届出書出しちゃったんだよね。だから、納税者経由で、「利用者識別番号」の紙をもらわなければ、電子申告できない。失くすだろうなって思っていたら、やっぱり・・・。どこ探してもないって・・・。めんどくせーから、紙で出すかと思っていたところ、ソフトメーカーの営業さんに、「再発行ってめんどーだよね」と振ったところ、オンラインで以前に発行してもらった識別番号を取り消せるとのこと。そして、再度オンラインで開始届出書を出せば、ＯＫだそうで。早速、昨日、取り消しをオンラインにて提出。国税曰く、取り消しをしてから、1日位間をおいてから、再度の開始届け出を出せということなので、今日、やってみようと思っています。営業さんがe-taxのヘルプデスクに電話して聞いたらしい。聞いて、よかったわ。

  2008.02.27

全885件 (885件中 651-700件目)

< 1 ... 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 >