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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
こんばんはです
不飽和脂肪酸の続きの前に 現代インドネシアさんのカキコを受けて ちょっとパーム油の話。 ひとくちに「やし油」っていってしまいますが、 「やし油」 ・・・ココ椰子の実のコプラから採るもの。 「パーム核油」・・・パーム椰子(油椰子)の実の核から採るもの。 「パーム油」 ・・・パーム椰子の実から採るもの。 があります。 不飽和/ 一価不飽和 / 多価不飽和 単位(g) やし油 83.96 / 6.59 / 1.53 パーム核油 76.34 / 14.36 / 2.43 ------------------------------------------------------------- パーム油 47.08 / 36.70 / 9.16 ------------------------------------------------------------- 牛油 41.05 / 45.01 / 3.61 ------------------------------------------------------------ (五訂増補 日本食品標準成分表より 100g当り) 飽和脂肪酸の量だけ見ると 牛脂より多いんです!!!。が 牛脂の脂肪酸のほとんどが炭素数16のパルミチン酸、18のステアリン酸なのに対し やし油、パーム核油の飽和脂肪酸は 炭素数が10以下の短鎖や中鎖の脂肪酸 を含んでいるのです。 そう ヘルシーリセッタに使われてるものです。 分解しやすく すぐにエネルギーとなるため、中性脂肪になりにくい。 パーム油は牛肉に近いのですが、18のステアリン酸は少なく、 16のパルミチン酸が多くなってます。 環境等の問題で 「プランテーション」=悪のイメージをもつ方もいらっしゃるようですが、 菜種等に比べ小面積で労働力も少なく同量の収穫が見込めるという利点もあり、生産は増えてます。 日本では パーム油=せっけんのイメージが強いですが、インスタント麺の揚げ油、 アイスクリーム等の加工品など多く使われてます。 肌のノリがよいので化粧品にも使われてますね。 また 石油に代わるディーゼル用燃料としても注目されてます。 ありゃぁ・・・・ どんどん栄養学から離れてしまった^^; (スキル不足のため見難くってすみません><) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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