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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
さてさて 昨日の続きを♪
ことしの4月に発表にされた「日本人の食事摂取基準(2005年版)」で 摂取目標量が盛り込まれたn-3系、n-6系について。 不飽和脂肪酸の中でもさらに、最初の二重結合が何番目の炭素にあるかってことで 3番目のものを 「nー3系不飽和脂肪酸」 6番目のものを 「nー6系不飽和脂肪酸」 別名 それぞれ、「ω(オメガ)3系」「ω6系」。 とここまでは昨日やりました。 不飽和脂肪酸のなか体内で合成されないから 必ず食事で摂ってねv っていうのがあります。 それを「必須脂肪酸」といい 「リノール酸」「リノレン酸」「アラキドン酸」の3つのことです。 (厳密にいうとアラキドン酸は体内でも作ることができる) このうちリノール酸、γーリノレン酸、アラキドン酸はn-6系 体の成長に必要で 紅花油、ひまわり油、コーン油に多く含まれています。 αーリノレン酸はn-3系になります。 脳・神経系に必要で シソ油(エゴマ)、魚油に多く含まれてます。 リノール酸からはガンマ・リノレン酸やアラキドン酸がつくられます。 アルファ・リノレン酸リノレン酸からはEPAやDHAがつくられます。 しかしn-3系からはn-6系 n-6系からはn-3系を作ることはできません。 それぞれをバランスよく摂る必要があるのです。 n-6系:n-3系のバランスは ほぼ4:1くらいです。 日本人の食生活は魚を摂る量が減り、肉や植物性の油脂の摂取が増えてます。 そのため、n-6系は過剰ですが、n-3系は不足してます。 しかし 魚油は養殖ではその脂肪酸の構成が変わるといわれてますし、 最近では食物連鎖による汚染も問題となってます。 それで、最近注目なのが ただし熱に弱いので料理に掛けて食べるのがベストですよぉ ※ 再度確認ですが 脂質は主にエネルギー源として働きます。 糖質1gが約4kcalであるのに対して、脂質1gで約9kcalと 効率のよいエネルギー源です。 エネルギー源として利用される以外に、リン脂質などの複合脂質となって、 細胞膜や神経組織のもとになったり、コレステロールなど血液や ホルモンの成分となります。 脂溶性といってあぶらに溶ける栄養素を体内に取り込むためにも必要な栄養素です。 絶対に油断ちなど 無理なダイエットはしてはいけませんよ!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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