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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
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ひっさびさ「栄養学」(からズレてますが・・・)です。 食の問題っていうと どうしても安全性のイメージが強いのですが 食事バランスや自給率も とっても大切です。 昭和40年代の高度成長期から日本の食生活は急激な変貌を遂げました。 摂取してるカロリー量や その5割以上を米、畜産物、油脂類の3品目で占めているという 状況には変化はないのですが、昭和35年とくらべ、平成15年には 米は半減、畜産物は5倍、油脂類は3倍に増加とそのバランスが大きく変わったのです。 食生活の変貌は食料自給率の低下を招き 現在の自給率はわずか40%です。 つまり6割を輸入に頼っているのです。 1Kgの牛肉を作るためには11kgの穀物等が必要と試算されてます。 大豆油も大豆として食する5倍が必要となるのです。 そのため国内耕地面積(474万ha)の約2.5倍 1200万ha分の農産物を輸入している計算になります。 今 世界では8億以上の人々が飢餓や栄養不足に直面しているのです。 ところが6割を輸入にたよる身でありながら、平成15年度の食品廃棄物等の発生は 約1135万tにもなるのです。 日本型食生活の崩壊を招き、栄養バランスの崩れが生活習慣病の増加の一因となってます。 栄養バランス(たんぱく質:脂質:糖質=PFC比 適正比率は 13:25:62)は 昭和35年度の 13.3:10.6:76.1から15.1:25.1:59.8になりました。 たんぱく質、脂質の摂取量が多いといえます。 また 朝食の欠食や過度のダイエットといった問題もあります。 つまり 肥満も増加してますが 低体重の増えているのです。 三食 バランスよく食べること。食品ロスを減らすこと。 それについては また明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年09月29日 23時54分27秒
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