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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
こんばんは さて 昨日の話は
今の日本の食料自給率がわずか4割。6割を輸入に頼ってます。 8億以上の人々が飢えと戦っている中で、一人当たり年間100Kgもの 食品廃棄等をしているという状況にあります。 その要因のひとつが 食生活の急速な変化。 米中心から畜産物や油脂類の増加によるものなのです。 そのことは、自給率だけでなく 健康にも影響を与えてます。 っということでしたが、農林水産省「食料自給率の部屋」 今の状態で 輸入がストップしたら どうなるのでしょうか??? 「不測時の食料安全保障マニュアル」によると 長期に渡りストップした場合は 「生産転換」「割り当て・配給」により 一日2000Kcalを確保。 その食事内容は ○ 朝食・・ご飯=軽めに茶碗1杯、粉ふきいも300g、ぬか漬け(野菜90g) ○ 昼食・・焼き芋200g りんご1/4個 ○ 夕食・・ご飯=軽めに茶碗1杯、焼き魚80g、粉ふきいも300g 納豆は3日に1パック、牛乳は5日にコップ1杯、卵は10日に1個 などなどなど・・・・PFC比は12:10:78になります。が とってもわびしい食事です。 こんな状態いやですよねぇ でも今の食事バランスを続けていると輸入依存という状態は改善されません。 「地産地消」とか「フードマイレージ」っていわれますが 身近でとれる食材。 旬のものを食べるということを意識しなければならないのです。 食事バランスの変化によって増加した「生活習慣病」。 かつては「成人病」と呼ばれていた 脳卒中や糖尿病、癌などは生活習慣の変化により成人だけでなく子供たちにも蔓延しています。 「ライフスタイル」に起因する病気という認識の浸透をはかるため「生活習慣病」といわれるようになりました。 栄養改善法から健康増進法への改正をうけ 「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」では (1)栄養・食生活において 栄養・食生活は、多くの生活習慣病との関連が深く、また、生活の質との関連も深い。として ●適正な栄養素(食物)の摂取について (栄養状態、栄養素(食物)摂取レベル) ◎脂肪エネルギー平均摂取比率の減少 ◎平均食塩摂取量の減少 ◎野菜の平均摂取量の増加 ◎カルシウムに富む食品の平均摂取量の増加 ●適正な栄養素(食物)を摂取するための行動の変容について (知識・態度・行動レベル)◎体重コントロールを実践する人の割合の増加 ◎朝食を欠食する人の割合の減少 ◎きちんとした食事をする人の割合の増加 ◎栄養成分表示を参考にする人の割合の増加 ◎食事量を理解している人の割合の増加 ◎食生活の改善意欲のある人の割合の増加 ●適正な栄養素(食物)の摂取するための個人の行動変容に係る環境づくりについて (環境レベル) ◎ヘルシーメニューの提供数の増加と、利用する人の割合の増加 ◎健康や栄養に関する学習の場の数の増加と学習に参加する人の割合の増加 ◎健康や栄養に関する学習や活動を自主的に取り組む自主グループの数の増加 があげられています。 到達の目安はたとえば 「1日最低1食、きちんとした食事を、家族等2人以上で楽しく、30分以上かけてとる人の割合70%以上」とか 以前の一日30品目は 「種類を色々食べればいいんじゃんv」という偏りを増加させてしまったため「一日野菜350g」や「緑黄色野菜120g」とった具体的な数値が上げられてます。 ヘルスウォッチング21では健康年齢と改善点を簡単にチェックできます♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月04日 10時46分02秒
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