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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
こんばんは
呑んで帰ったら 即 母に栗剥きを命ぜられたたゆです(苦笑) いいんだもん 明日の栗ご飯のため がんばりましたよぉ ところで皆さんは 栗とかかんきつ類食べる時ってどうされます? たゆは まず綺麗に剥いてから おもむろに食べます。 なんか剥きながら食べるのって 落ち着かないってゆうか、 じっくり味わえない気がするんですよねぇ・・・・ それはさておき コレステロールの話 ..:・*':..・☆・:..:・*':..・☆・:..:・*':..・☆・:..:・*':..・☆・:..:・*':. コレステロールは動物性の脂質の一種で、細胞膜をつくったり、脂肪の消化に 必要な胆汁酸の原料に欠かせないとっても大切な栄養素です。 コレステロールが不足すると、血管が破れやすくなる、免疫力が低下するなどの障害が出て しまいます。また、人間はコレステロールを食物から摂取する約3倍量を体内で作ってます。 【コレステロールの役割】 ○ 神経膜の材料となり、不安定な細胞膜を安定させます。 ○ ステロイドホルモン合成の材料です。 副腎では生体調節に欠かせない副腎皮質ホルモン、性腺では性ホルモンを合成しています。 ○ 肝臓での胆汁酸合成の材料になります。 肝臓で作られる胆汁酸は小腸での脂肪の消化や吸収の手助けをします。 というお話を昨日しました よく聞く善玉コレステロールと悪玉コレエステロールの違いは何なんでしょう? ☆ HDL(善玉コレステロール) コレステロールの他、リン脂質を多く含む、比重が高い(High)リポたんぱく。肝臓や小腸で合成され、 全身の細胞膜から過剰なコレステロールを抜き取り、肝臓に運搬する働きがあります。 ☆ LDL(悪玉コレステロール) コレステロールを多く含みます。HDL(善玉コレステロール)より大きく比重は低い(Low)。 体のすみずみの細胞に運ばれて細胞膜などの原料になります。また、血管の表面の細胞膜を作る働きもあります。 どちらも不可欠な栄養素であることに変わりはないのです。 実はコレステロールを多く含む食品が 血中コレステロールの値を上げるとは限らないのです。 むしろ食品に含まれる脂肪酸の種類に影響されることが大きいのです。 下げる働きの強い脂肪酸が含まれていれば 血中コレステロールは上がらず、 食品中にコレステロールが少なくても 上げる作用の脂肪酸が少なければ 血中コレステロールの上昇するのです。 飽和脂肪酸の ラウリン酸やミリスチン酸(椰子油に多い)は コレステロールを上昇させますが 同じ飽和脂肪酸でも ステアリン酸は コレステロールには影響しないとも言われています。 不飽和脂肪酸のリノール酸や 魚油のEPA・DHA 一価不飽和脂肪酸のオレイン酸(オリーブ油)にはコレステロールの低下作用がみられます。 しかし リノール酸は、コレステロール低下作用は強いのですが HDLコレステロールまで下げる上、酸化を受けやすいので 最近では 魚油やオリーブ油が注目されるようになってきています。 とはいえ、不飽和脂肪酸も とりすぎると動脈硬化やアレルギー反応などに悪影響を与えることもあるので、特定の脂肪酸に偏ることなくバランスよく摂取することが大切です。 って考えれば考えるほどど~すりゃぁいいの><ってことになりますねぇ・・・ 摂取量を守った上で、飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸をバランスよくとるよう、いろんな食品を組み合わせて調理することが大切なのです。一般的に3:4:3の比率が望ましいとされてます。(第6次改訂日本人の栄養所要量より) コレステロールについて<2005年版 日本人の食事摂取基準」> では一日あたりの摂取上限値を 成人男子 750mg 成人女子 600mgとしてますが、平均的な摂取量は300mg以下です。 変に意識する必要はないのですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月08日 01時17分42秒
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