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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
またまた 間があいてしまった 栄養学の続きです。
単糖類や二糖類は吸収が早く 血糖値がすぐにあがります。 多糖類(でんぷんなど)は 分解に時間がかかるため 血糖の上昇まで時間がかかる。 というお話をしました。 取り込んだグルコース(ブドウ糖)はエネルギー源 →グリコーゲンとして細胞や筋肉にストック →それでも余ったものは「中性脂肪」として蓄えられます。 つまり、急速に取り込まれると使い切れずに「体脂肪」になりやすいんですね。 このことから 甘いものの摂りすぎは良くないっってことになるんです。 よく、おなかが空いたことを「胃がカラッポだ」と表現しますが、誤りです。 空腹を感じているのは、「脳」。 脳が血液中の血糖値が低くなったのを感知して、空腹感を訴えるように指令を出しているのです。 つまり 分解に時間のかかる糖類を食べると徐々に長い間糖を吸収するため、 「腹持ちがよい」ということになるのです。 ローカーボダイエットや GI値ダイエットは血糖値をコントロールするダイエット方法なのです。 とはいえ、最初に書いたように 糖は唯一の脳のエネルギー源など 欠かせない栄養素です。 無理なダイエットなどをして不足すると、血糖値が低くなり、脳へのグルコース供給が少なくなります。 脳は、グルコースを蓄えておくことが出来ないため、血液からのエネルギー供給が少なくなると、 意識障害などを起こすことがあります。軽い場合でも、頭が働きにくくなってしまいます。 素人判断でのダイエットは危険なのです。 もうちょっと続く糖質の話 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年10月25日 22時56分40秒
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