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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
ビタミンは微量で身体調節作用にかかわる複雑な構造をもった有機化合物群です。
体の中で新たにつくることができない上、生命に必須の微量化合物です。 つまり必ず摂取されなければならないのです。 人間以外の動物も大体がビタミンをつくることができません。 しかし、植物、微生物はビタミンをつくる能力を持っていることが多く 知られています。 そのため食物として摂取される以外に、腸内細菌によってつくられて その必要量の一部として供給されるものもビタミンと呼ばれます。 最近では、最近話題のコエンザイムQ10などは体内で合成できるので 正確にはビタミンとは言えず、ビタミン様物質と呼ばれます。 これらのビタミン様作用をしめす化合物や無機質などもビタミンに準じて考え、 まとめてバイオファクターとも呼ばれています。 ビタミン(vitamin)という名前は、1912年にビタミンB1が発見された時に、 生命(vital)に必要な、そして、窒素を含むアミン化合物(amine) という意味でつけられました。 その後、いろいろなビタミンが発見されアミンではない化合物も少なくないのですが、 そのまま「ビタミン」と呼ばれています。 ビタミンには、水に溶ける水溶性ビタミンと水に溶けない脂溶性ビタミンとがあります。 水溶性ビタミン ビタミンB1, B2, B6, B12, 葉酸、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸などB群ビタミン。 ビタミンC。 脂溶性ビタミン ビタミンA, D, E, K ・・覚え方 脂溶性はDAKE その他B群Cは水溶性 ビタミンの名前は、発見された順番あるいは生理作用をあらわす意味でつけられた呼び方(通称)と 化学名があります。 たとえば ビタミンAはレチノールとも呼ばれます。 それぞれのビタミンの話はまた明日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月02日 22時44分25秒
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