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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
ビタミンB2(リボフラミン)は細胞の再生、成長促進、脂質や糖質の代謝、有害物質の分解、
過酸化脂質の生成防止等に深く関わっています。 成長促進作用があるので、特に成長期には充分とることが大切です。 また、食欲に関係するほか、口・皮膚・口腔などの粘膜を正常に保つために必要です。 不足すると、口角炎、口唇炎、口内炎、や舌炎といった 口の粘膜に発症します。 まぶしい、涙が出やすい、結膜炎、といった目や鼻の粘膜の症状や脂漏性皮膚炎も認められます。 重症になると性格変化や知能障害が現れることがあります。 ビタミンB2は、B1と異なり熱に強いのですが、日本人は不足しがちなビタミンです。 とくに高エネルギー食の人や妊娠・授乳期の女性、抗生物質服用時などは不足しがちです。 たんぱく質とともにとると、効率よく体内で利用されます。 単体ではなく ビタミンB群(Bコンプレックス)やCと一緒の摂取が効果的です。 多く含まれる食品 豚肉、豚レバー、牛乳、牛レバー、脱脂粉乳、アーモンド、ドジョウなど 欠乏症 口内炎、舌炎、脂漏性皮膚炎などの粘膜障害や皮膚障害 成長障害 過剰症 極まれに、かゆみ、ちくちくした痛み 欠乏症は、慢性アルコール依存症や長期の感染症などで現れます。 また、大量の抗生剤、精神安定薬や副腎皮質ステロイド薬などが投与された時 にも現れることがあります。 ・抗腫瘍薬(抗がん剤)を服用している場合にビタミンB2を多量に摂取すると抗腫瘍薬の薬効を軽減する場合があります。 ・多量の抗生物質・精神安定剤・副腎ホルモンを投与されると一時的にビタミンB2の欠乏状態になることがあります。 こういうときは お医者さんに相談しましょうね あすはB6の予定 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月13日 21時08分17秒
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