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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
ビタミンB6(ピリドキシン(ドイツ等ではアデルミンとも呼ばれます))は脂質やたんぱく質の代謝、
アドレナリンなどの脳の神経伝達物質の生成などに深い関わりのあるビタミンです。 健康な皮膚や髪、歯をつくり、成長を促進するので、特に発育期の子供や妊婦・授乳婦には 不可欠です。 また、免疫機能を正常に保つはたらきもあり、不足するとアレルギー症状が出ることもあります。 B2と同様に成長促進作用があるので、特に成長期には充分とることが大切です。 腸内細菌によって合成されることがあるので、欠乏症が起こりにくいです。 抗生物質を長期間服用していることで、腸内細菌の数が減少していたり、あるいは ホルモンの関係で欠乏する場合もあります。 多く含まれる食品 牛や豚、鶏のレバー、魚の赤身、ぎんなんやピーナッツなどの種実類に多く含まれます。 動物性食品、植物性食品にかかわらず、多くの食材から摂取することができます。 欠乏症 人間ではまれですが、目・口・耳・鼻の周囲に皮膚炎が起ります。 貧血、むくみ、末梢の神経炎などが起るともいわれています。 成長障害 過剰症 手足の運動失調、知覚神経障害 ・妊娠中などにビタミンB6が不足すると、妊娠中毒症=つわりを重くしてしまいますので、 注意が必要です。 あすはB12の予定 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月15日 22時03分54秒
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