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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
パントテン酸はビタミンB5とも言われ、「至るところに存在する酸」という意味で
色々な食品に含まれています。 他のビタミンB群同様、糖質・脂質・たんぱく質の代謝に関わっています。 エネルギー生産などの代謝に際して幅広い働きをする補酵素であるコエンザイムA (CoA:コエンザイム=補酵素)の構成成分となります。 コエンザイムAには、有害な農薬などの化学化合物に対する解毒作用もあることが認めらています。 パントテン酸欠乏は、エネルギー代謝の異常や障害を起こします。 抗ストレスの働きをするビタミンとして機能し、コレステロールとも関係が深く、 善玉コレステロールを増やし心臓や血管の病気の予防に役立っています。 スキンケア・ヘアケアに使われるパンテノールは細胞内に浸透して パントテン酸に変わり傷んだ肌や髪の回復を促します。 多く含まれる食品 レバー、納豆、牛乳、卵、酵母、肉類、魚介類、小麦胚芽、ブロッコリー、 トマト、ローヤルゼリーなど。 欠乏症 皮膚炎、不眠症、倦怠感など(滅多に起こらない) 過剰症 特に認められない 高齢者や酒を多量に飲み続けている人、コレステロール低下剤を服用中の人は 不足しやすいです。 また 妊産婦や授乳中の女性も、注意が必要です。 アルコールやコーヒーを沢山飲む方は気をつけましょう。 あすはビオチンの予定 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月19日 21時19分21秒
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