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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
いよいよB群のトリ ビオチンです。
ビオチンはビタミンHとも言われ、皮膚炎予防因子として発見されました。 ドイツ語で皮膚をあらわす「Haut」の頭文字をつけた、肌のためのビタミンといえ、 肌、髪、爪を丈夫にします。 他のビタミンB群同様、糖質・脂質・たんぱく質の代謝に関わっています。 アトピーの原因ともなるヒスタミンの発生を抑えます。 また、近年には調整粉乳を飲んでいる乳児のビオチン欠乏がアトピー性皮膚炎の 原因と疑われ始め、乳児の摂取推奨量が新たに追加されました。(5μg) 多く含まれる食品 レバー、イワシ、ピーナッツ、卵、クルミ、きな粉、豆類、緑黄色野菜、玄米、きのこ類。 欠乏症 白髪や抜け毛、食欲不振、うつ病、肥満など 動物の生の卵白を大量に与えると、皮膚の異常などがおこり、 これがビオチン発見のきっかけでした。 人間でも極端に生卵を摂り過ぎ、ビオチンが欠乏した例があります。 (加熱した卵では起こりません) 過剰症 特に認められない 他のB群同様、腸内細菌により作られるため、抗生物質等の常用により、 欠乏する恐れがあります。 爪が弱いというかた、ビオチンの不足かも知れませんよ。 あすはB群のまとめの予定 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月20日 21時03分13秒
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