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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
ミネラル(無機質)とは体内で合成されない微量元素のことで、食物から摂取する必要のある
必須元素のことをさします。 ミネラルの生理的機能は大きく分けると「体構成分」と「体調節機能」に分かれます。 人体を構成する5%ほどがミネラルです。 ■体構成分 ・骨や歯など、硬い組織の構成分 ・細胞膜に含まれる核酸など、柔らかい組織の構成分 ・その他、体組織に必要不可欠な成分の構成分 ■体調節機能 ・体液の浸透圧を正常に保つ ・筋肉の働きを正常に保つ ・体液のpHを微アルカリに保つ ・その他、体機能に必要不可欠な役割 ミネラル(無機質)の中でも、人体に比較的多く存在するものを「準主要元素」と呼び、 残りの無機質は「微量元素」と呼んでいます。 日本人の食事摂取基準では呼び方がさらに改められ ●ミネラル (マグネシウム、カルシウム、リン) ●微量元素 (クロム、モリブデン、マンガン、鉄、銅、亜鉛、セレン、ヨウ素 ) ●電解質 (ナトリウム、カリウム) について 摂取基準が定められています。 食事摂取基準には取り上げられていませんが、硫黄、塩素、コバルト、フッ素、バナジウムなども 欠かすことのできないミネラルです。 必要量が少ないミネラルは、サプリメントとして摂取する場合には、過剰摂取によって危険を 及ぼす可能性が、ビタミン以上に高く、そのミネラルの形態と摂取量には注意が必要です。 サプリメントの摂取は何種類も飲み合わせないことが大切です。 明日はマグネシウムの予定 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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