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カテゴリ:わんこでもわかる栄養学
、「亜鉛」「銅」「鉄」
は微量元素といってますが、必要量が多めで、 どちらかといえば欠乏しがちなミネラルです。 亜鉛([元素記号]Zn) 成人の体内には約2g存在します。目(硝子体)や前立腺、肝臓などに高濃度で含まれます。 亜鉛は、300以上の酵素の成分として使われていて、 核酸(DNA、RNA)の合成、たんぱく質の合成、エネルギー生産、視力の調整、 免疫機能の調整、インシュリンの分泌、発育組織の修復などの さまざまな重要な代謝に関与しています。 そのため亜鉛が不足すると代謝異常を引き起こし、まずは、皮膚、髪、爪等に異常が現れ、 糖尿病、肝臓病などの疾病を引き起こしてしまいます。 そのほか、味覚や嗅覚、生殖機能にも密接な関係があり、亜鉛不足が、味覚、 嗅覚の低下、精子の現象などを引き起こします。 最近では、活性酸素を退治する抗酸化酵素であるSOD酵素の構成成分としても注目されています。 ● 亜鉛の欠乏症としては「味覚障害」が有名ですが、味を感じる味蕾(みらい)の細胞は新陳代謝が活発で、一番細胞の入れ替わりが早いのです。 それで、亜鉛の不足によって細胞の合成が遅れると真っ先に症状が現れるのです。 多く含まれる食品 貝類(カキなど)、牛肉、卵、ナッツ類など 欠乏症 味覚障害、皮膚炎、発育不全、老化など 過剰症 胃腸の刺激など サプリメントを規定量以上の長期服用すると過剰症がみられることがあります。 ○ 亜鉛はカルシウムや食物繊維、タンニン、カフェインなどと結びつき、体外へ 排出されます。 またアルコール分解にも使われるため、飲酒も亜鉛不足の原因となります。 コーヒーやお酒を良く飲む人は欠乏に注意しましょう。 ○ 吸収率を高めるためには、クエン酸やビタミンCと一緒に摂取すると効果的です。 あすは、銅の予定 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月08日 21時06分46秒
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