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カテゴリ:食と健康
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では さっそく 食品の表示には JAS法と食品衛生法で義務付けられている一般表示「名称 ○○」から はじまってる一括表示と「栄養成分表示」など義務のないものがあります。 「栄養成分表示」 これは上にも書いたように表示義務はありません。 だから 栄養成分が表示してあるものと、無いものがあります。 ただし「栄養成分表示」する際は ちゃんとルールを守らなければなりません。 ○ 食品衛生法と健康増進法(以前は栄養改善法)に基づく栄養成分表示に関するルール 販売する食品に栄養成分、熱量について邦文で何らかの表示を行う場合は、その栄養成分・ 熱量だけでなく、国民の栄養摂取の状況からみて重要な栄養成分・熱量についても表示すること が義務づけられている。 って法律なんですが、様は表示すべき事項及び方法 が決められていて なんらかの栄養成分の含有量を日本語で表示する際には 熱量、タンパク質、脂質、炭水化物、ナトリウム(義務) その他表示したい栄養養成分 それぞれの含有量をこの順番で記載すること となっています。 輸入品で原産国の言語で栄養成分表示があっても、日本語訳しなければ ルールに従う必要がない!ってことになります。 対象は一般消費者に販売される「加工食品」 ・・「生鮮食品」は基本的に対象外ですが鶏卵は対象となってます。 表示するのは 販売される状態において可食部の100gもしくは100ml 又は1食分(重量)、1包装、その他1食品単位あたりの含有量 と結構自由です。 だから気をつけないと 同じカロリーでも100gあたりなのか、1個なのかで1商品あたりの カロリーが違うってことなんですよ。 熱量・たんぱく質・脂質・炭水化物(糖質表示する場合は糖質及び食物繊維)・ナトリウム(Na) これが義務となっているので、ミネラルウォーター(volvic)を例に挙げると 栄養成分(100mlあたり) エネルギー・たんぱく質・脂質・炭水化物0・ ナトリウム1.16mg・カルシウム1.15mg・マグネシウム0.08mg・カリウム0.62mg という表示になってます。 カルシウムやマグネシウムの表示をするためには「0」であっても熱量~炭水化物そしてナトリウムの含有量を表示しなければならないのです。 表示対象となる栄養成分ごとに単位、誤差範囲が定められています。 ここで問題です 誤差範囲はどれくらいだとおもいますか?? 熱量(エネルギー)で-20%~+20% ビタミン類などは -20%~+80% 工業製品と違い、自然のものですので仕方がないのですが結構大きいですよね。 それと 実際の測定ではなく、「計算値」での表示も認められています。 そのため この夏には 「ファミリーレストランで ポテトのカロリー表示が253kcalとあったが、分析検査したところ、 644.8kcalであった」という事件がありました。 誤差が250%なのは許容範囲を逸脱しており、健康増進法違反の疑いがあると表示の改善勧告と なった例ですが、此処までではないとしても あくまでも商品選択の「目安」として使うようにしましょう。 強調表示は 明日にさせてください。 おやすみなさいませ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月21日 22時16分31秒
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