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カテゴリ:食と健康
こんばんは
昨日、中途半端で終了させてしまった栄養成分表示の続きから 「栄養成分表示」ですので、栄養成分以外の含有量を表示する際には、線で区切ったり、 欄外表示する等 栄養成分との区別が消費者にわかるようにすることとされています。 栄養成分とは たんぱく質、脂質、炭水化物、亜鉛、カリウム、カルシウム、クロム、セレン、鉄、銅、 ナトリウム、マグネシウム、マンガン、ヨウ素、リン、ナイアシン、パントテン酸、 ビオチン、ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、E、Kおよび葉酸 です。 例えば チョコレート(カレ・ド・ショコラ) 枠内に 栄養成分表 1箱(122g)当り 熱量695Kcal たんぱく質6.3g 脂質43.5g 炭水化物69.2g ナトリウム13mg 欄外に カカオポリフェノール:1箱当り1940mg(当社分析値) となっています。 「カカオポリフェノールがいっぱい含まれてます」ってことを言うためには、必須となっている 熱量~ナトリウムを表示しなければならないからこのような表示となるのです。 このようにルールにのっとって表示された栄養成分ですが、その含有量によっては 「強調表示」することができます。 「栄養成分強調表示」てなんでしょうか? ノンオイルとか高○○とか ●●増強という表示のことです。 強調表示は基準値に対する「絶対表示」と当社比など対象が不確定な「相対表示」があります。 ● 絶対表示:単にその食品について、栄養成分等の量が「多い」「少ない」等の表示。 ◎ 栄養成分を多く含むことを強調する場合の基準 補給ができる旨の表示について守るべき基準値以上であること ○ 高い旨の表示・・「豊富」「高」「多」など ○ 含む旨又は強化されている旨の表示・・「含む」「入り」「使用」など 例えば 100g(ml)当り6(3)gまたは100Kcal当り3g以上の食物繊維を含む場合 「食物繊維が豊富」 等の表示ができます。 100g(ml)当り3(1.5)gまたは100Kcal当り1.5g以上の食物繊維を含む場合 「食物繊維入り」 等の表示ができます。 ◎ 栄養成分が少ないことを強調する場合の基準 適切な摂取ができる旨の表示について守るべき基準値以下であること ○ 含まない旨の表示・・「無」「ゼロ」「ノン」など ○ 低い旨の表示・・「低」「ひかえめ」「オフ」 例えば 100g(ml)当り5(5)Kcal以下の場合「ノンカロリー」等の表示ができます。 100g(ml)当り40(20)Kcal以下の場合「低カロリー」等の表示ができます。 ノンカロリーの清涼飲料を500ml飲んだ場合 最大 25Kcalの熱量を含有している場合もありうるのです!! ● 相対表示:他の食品と比べて栄養成分等の量や割合が「多い」「少ない」等の表示。 ○ 強化された旨の表示をする場合の基準 ○ 低減された旨の表示をする場合の基準 ○ 相対表示をする場合に必要な表示事項 相対表示の場合は「比較対象品名」「増加(提言)量または割合」を記載しなければなりません。 「自社従来品●● △%カット」等 基準が定められていない栄養成分等についての強調表示は禁止されていませんが、 誇大な表示とならないようにしなければいけません。 さあ 皆さんも身近な食品の表示をチェックしてみましょう! 次は サプリメントの話(予定) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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