主人公を持ち上げるために、
他を落とさなければならないんですね
それだけ、単品では持ち上げどころのない主人公 (´;ω;`)ウッ…
女中の作ったおはぎを旨いと持ち上げ、正室のおはぎを不味いと腐す若殿
それぞれが部屋に戻ったら、若夫婦不仲説で持ち切りだろうね~
どうして「銀姫のおはぎが食べたい」だけじゃいけなかったの?
「たいそう美味だったが、姫のおはぎが好きだ」
と言って褒めるのじゃダメなの?
銀姫の作ったおはぎが「不味い」と言及しないといけなかったの?
全員の前で、銀姫のおはぎ作り(ご飯を餡で包むだけ)の腕を貶して、
渡り廊下で女中一人に「不味いおはぎも好きだ」と言ったところで
奥に広がるのは「若殿が銀姫のおはぎを不味いと言った」事実だけなのに~
まぁ、羊羹への伏線なんだけどね
貶す必要のないところで人を貶すのは、見ていて気持ちよくないです
奥勤めの日が浅い女中は、宿下がりも手紙も許されていない
という、基本的なしきたりも知らないままの文
ほんと、何事も先達あらまほしきものです
文自身が藩を危機に陥らせた男・久坂の妻という自覚もなく、
四方八方、久坂のせいで親兄弟を失くした女がごろごろいる針の筵なのも忘れ、
久坂の盟友の命を助けたいと口に出した時点で、
自分が粛清されてもおかしくないのに、
それを黙って、警告してくれた銀姫、優しいなぁ
銀姫の名を使って、高杉家に羊羹と手紙を届けさせたことも、
羊羹に手紙を添えて届けて、奥のしきたりを破った文を庇ってくれたことも
下手したら、銀姫もろとも獅子身中の虫扱いされる危険なことだったって、
わかってないよな~ だって、上手くいったもん ハァ
銀姫懐妊の知らせで、文のやったこと、やらなかったことが
完全にうやむやになったけどさ、
自分一人が危機に陥るならまだしも、
周りを巻き込んで、人の人生を狂わせかけるあたり、
やっぱり寅兄の妹であり、久坂の妻だよな~
それにしても、
念入りに寝化粧をして、そわそわ待って、
若殿のお渡りと聞いた途端、
寝間着姿で飛び出していく銀姫、可愛いです
あんなキラキラした顔で「早くお話したくて!」と言われたら
お話そっちのけで、張り切っちゃうぞ!
表向きの藩政では
椋梨さまが実権を握って吹き荒れる粛清の嵐
伊之助さんのお兄さんが投獄され、
伊之助さんも投獄され、
高杉、桂は指名手配
椋梨さまは怖いけれど、もっと怖いのが椋梨奥さま
高杉をあぶりだすために、文を使えだって キャー
いよいよ伊之助さんが、徳川を終わらせると言っちゃいました!
寅兄が入り、高杉も入った牢に入っている伊之助さん
伊之助さんは焚き付けるだけで、実働は高杉w
これまで好き勝手やってきた高杉だけど
勘当されたから、もう思いきり動けます!
でもさぁ、連座ってことで、父親や妻子が捕えられたら、
高杉はどうするんだろう
……心の中で謝って、「これも理想実現のため!」で終わらせそうw