大国の思惑を必死に読んで右往左往する小国
そうそう、こういうのが見たかったんですよ
井伊は、武田につくか、徳川につくか、
その徳川も、武田につくか、織田につくか、
みんな、悩ましい~
堀川城の戦から、もう四年ですか
そりゃぁ、みんな新しい生活に馴染む頃ですね
一農婦として暮らし始めた直虎
畑を耕し、綿を作り、お喋りをして、楽しそう
かしらと暮らしているけど、まだ結婚はしてない?
今でも呼び名は「かしら」だけど、嫉妬はする直虎
一緒に暮らしてる男がこぎれいな若い娘と抱き合っていればねぇ
恋文と思い込んで、取り上げた手紙が
「恋文ではないではないか!」って、わがままな~~~
かしらと堺に行って村を離れるか、
村に残ってかしらと離れるかを母に相談したら
孫を抱きたいと、明後日の方向からの説得
祐椿尼さまも一人しか子供を産んでいないから、
直虎が産まなきゃ、孫の顔は見られないもんね
<かしら>
村で炭を焼きながら、仲間の帰りを待つかしら
中村屋に堺での商いに誘われても、仲間が帰ってくるかもしれないしなぁ
直虎も行くというので、堺行きを決心した矢先に武田が来るとなれば
今度こそは、村の民を守らないと!
村人を道具ごと全員よそに逃がして、村をもぬけの殻にして
荷役夫に扮して、直虎と井伊の城に入るし、
焼け落ちる井伊の城から、高瀬を助けるかしら、格好いい~
これで、かしらが直虎の男じゃなかったら、
高瀬が惚れてるところだ
<高瀬>
高瀬登場時に、
どうして、簡単に亀の娘と信じるんだ!?
武田から送り込まれた間者じゃないの?
と思っていたけど、自然に馴染んでいるし
それっきり武田領内から来た話が出てこないし、
誰かに情報を渡すようなそぶりもなかったので、
もう疑惑は蒸し返されないのかと思っていたら、
ほら、やっぱり!!!
最初は誰を殺せと言われていたのかなぁ
井伊は武田にしてみれば小物だし
今川が井伊に来るようなこともないし
わざわざ間者を送り込むほどの家でもないし
いや、大河的には大切な井伊だけどさ
<信玄公>
「小僧!!!」
武田信玄にかかれば、いえ松平健さんにかかれば
尾上松也さんも阿部サダヲさんも、小僧です
そこにいるだけで、存在感があるわ~
<家康>
武田が攻めてきて、
織田からの援軍も見込めないとなったら
軍議の最中に、囲碁に逃避
家臣に責められれば、織田を捨てて武田と和睦して
戦わない方向でことを収めようと提案
もー、有能な怠け者なんだからぁっ!
その矢先に、織田からの援軍が到着して
家臣たちの「うわー……」な顔w
戦ってみれば、脱糞するほどの負け戦だし
よく家臣たちが家康を見限らなかったものだわ
<方久>
薬を作って、売って、金持ちのなじみもできてきて、
余裕が出てくると、次なる商売がひらめく銭の犬
祐椿尼さまの持っていた刺繍に「カーン」
刺繍布を独占するために、結婚するって、凄いな
「一番好きな香りがします」
「方久の吉祥天女でございます」
とまで言われたら、あやめさまはイチコロです
いつか、金もうけが目当ての結婚だったと知っても、
あやめさまは、「私を必要としてくれたのなら」と喜びそう