もう亀の十三回忌ですって
年月が流れるのは早いもので、
寺の猫が茶トラから白黒に代わり、
虎松が心くんからフィリップくん@ダブルに変わった!!!
猫は猫で可愛いけど、
虎松は心くんの生真面目な愛らしさが捨て難い
虎松の息子役で心くんが出るとか、期待していいですか?
さて、話は戻って
井伊の城を焼かれた直虎
まぁ、みんなが無事だったのでOKですね
近藤殿の兵士を川名の隠し里に案内しちゃったら、
隠し里の意味がなくなるじゃん!
かしらから、高瀬の様子がおかしかったと聞き、
鶴の「間者じゃないか?」の言葉を思い出した直虎
そのまま放置するのかと思ったら、
近藤殿に持っていく薬を所望して、高瀬を問い詰める
うーん、立場は領主じゃなくなっても、態度は厳しい領主です
井伊谷の民を幸せにするのが直虎の一番大切なこと
武田と徳川の戦を切り抜けるために、
近藤と井伊が反目していると見せかけて、
その時々に応じて、支配被支配を変えようという作戦
前は、直虎と鶴だから上手くいったけど、
近藤殿とは上手くいくかなぁ
井伊谷再建のために夢中になって、
かしらとの堺行きをすっかり忘れていた直虎
かしらも「だよねー」的な反応でw
直虎の関心が井伊谷にあるから、残るように説得されても、
直虎は堺に行くって言ってますけど……本当に?
直虎の心がどこにあるかなんか、かしらにはお見通しだよ
素直になったら、十年経とうが二十年経とうが、
直虎は井伊谷の主なんだし、
かしらを待っても、待たせても、かしらが折れる以外に方法はないよね
結論は、やっぱり直虎は井伊の直虎で、かしらは堺で商売をすると
互いに好きな人ができたら、その人と幸せになると
大人のカップルだな~
つか、直虎は初恋の亀は逃亡中によそで子供を作り、
戻ってきたら、別の人と結婚し、
次点の鶴は対立しあって、思いを伝えることもないまま
最後は自分の手で殺したわけで、
男とは幸せになれない人なんだろうな
<高瀬>
家の借金のために、武田の間者になって井伊に入り、
井伊のために、近藤殿を暗殺する
情の厚さを逆手に取られた高瀬
信玄公がこんな末端の間者のことを把握しているとは思えないから、
家臣の誰かが、鶴のようにキレ者で、人の弱みを上手に突くんだろうね
<南渓和尚>
武田軍が来ると聞いて、井伊の残党が挙兵したとでっち上げw
民百姓も近藤殿の支配は嫌がっているから、
井伊に本領安堵して欲しいと、この狐と狸め!
しっぽりと庭を見ながら酒を交わしている枯れたおじさん二人の姿が
しみじみとしていながら、緊迫感も漂っていて、
庭石になってお開きまで見ていたいです
<武田信玄>
ほうとうを格好良く食べる信玄公
井伊の里から兵糧を奪おうとしたら、
それもなくなっていたので、家屋敷を焼いた武田
奪えないなら、焼き滅ぼす
どうせやるなら、徹底的に! 格好いい~~~~
おてんとうさまになりたい信玄公
すべてを見て、雨風を調略し、豊かな土地にできるからって
まこと天下統一を考える人です
なのに、寿桂尼さまの命日に氏真が笙で呼び出したのか、
寿桂尼さまの生霊が褥に着飾って現れるんだもの
さすがの信玄公もショック死するわ
でも、綺麗な装束を着て、
綺麗な化粧をした浅丘ルリ子さんは美しかったです
<方久>
あやめさまとは刺繍目当ての結婚と思ったら、
きっかけは刺繍でも、互いにメロメロになってるじゃないですか
方久が喜ぶから刺繍をするあやめさま
あやめ殿のために、美しい糸を買い集める方久
結婚してから恋することもあるんですね
<今川氏真>
徳川は戦支度で戦々恐々としているのに、
居候の今川氏真は寿桂尼さまの命日だからと
盛装で笙を奏でる風雅さ!
この空気を読まないボンボンっぷりが
戦国時代を華麗に生き延びる技?
家康の顔は、呆れているのか、羨ましいのか微妙~