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2023.05.15
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カテゴリ:大河ドラマ
三方ヶ原で魚鱗の陣 vs 鶴翼の陣
こういうのは、先に陣を張って待ってる側の勝ち
そもそも、武田信玄と家康では格も経験も桁違い
虎松の目の前で、金ぴか鎧兜の死体が運ばれていったし
岡崎城には家康討ち死の報が入り、
楼にいる信長公の元にも、家康軍壊滅の報が入って
足利義昭に報告しに行った光秀は、信長は負けるから戻らなくていいと言われた
けど、討ち取られた首を見た信玄公の顔!
家康の顔を確実に知ってるのは信玄公だけだもんな~
前回、徳川が武田に勝るのは、地の利と言って
三方ヶ原の先の隘路で背後から突こうとしたら、待ち構えられてて
まんまと武田の作戦に乗せられてしまったことに気付いて
退却しようとしたところを、背後から襲われた家康側
自陣は総崩れの上、織田勢は岐阜に戻ってしまって
水野「うまく逃げろよ」と空に向かって言い残す
あーーーー無責任!
だけど、自分の身は自分で守るしかないもんな
生き残るためなら、親兄弟でも裏切り上等な戦国乱世
水野の叔父を責められない
むしろ、読みの甘い家康の落ち度……なんだけどーーーーー!
夜闇に紛れて必死に逃げても、金ぴか鎧は目立ちすぎる
信長公から拝領した鎧だけど、今は不利
逆に下っ端兵たちにとって、金ぴか鎧=家康
ここに大将がいますよーーーーーー!と書いた幟を背負ってるようなもの
なので、床下に潜り込んで姿を隠す家康たち
隠れているところに、這い入ってくる姿に既視感
​夏目!!!!​
「具足をお脱ぎくだされ」の一言で察する榊原​
一瞬遅れたけど、察する他の家臣たち
夏目が鎧を脱ぐ手伝いをする榊原と
家康を押さえ込んでも脱がせる家臣たち
「わしが!」の忠勝を足蹴にして
​「おぬしはまだ先じゃ」​
あぁ、夏目どの……
昔昔、家康が竹千代として、今川に人質として送られる前
家康が落とした縄を見つけた夏目が
建物の下をくぐって、這って入ってきた姿と重なったんだね
その時は吉信と呼ばれてたんだ
人質に行くのが怖いと言う家康に
「弱いと言えるところが良いところ」
「素直に心を打ち明け、人の話をよく聞く」
「だから皆、若をお助けしたくなる」
「皆が助けてくれます」
「この夏目吉信が若をお守りします」
「若はきっと大丈夫」
家康が小さい頃、一番遊んでくれた家臣が​夏目吉信​
三河に戻ってきたときに、別の名前を名乗られたからわからなかった
けど、面影は覚えていたから、吉信と呼んでしまうのか!
身代わりにならなくていいと言われても
「一度ならず、二度までも殿のお命を危うくした不忠者をここまで取り立ててくださった」
「これしきの恩返しでは足りません」
人質として今川にいくはずだった家康が織田に奪われた時
切腹を申し出たけど「腹を切ったつもりで奉公せよ」と言われ、
改名を指示されたのか
​夏目吉信は竹千代を守って死んだから、広次になってやり直せばいいと​
その上、謀反を起こしたことも、家康に不問に付されたから
​今度こそ、守れなかった約束「殿を守る」を果たすために​
「殿が死ななければ、徳川は滅びません」
「殿が生きてさえいれば、いつか信玄を倒せましょう」
「殿は……きっと大丈夫」
夏目を追おうとする家康を止める忠勝たちも辛いよなー
忠勝なんて、自分が身代わりになりたいくらいだったんだもの
城にいた酒井と石川のおかげで、城攻めは避けられたけど
小さい頃から守ってくれた夏目を死なせてしまった
他にもたくさんの家臣が死んだ
​「皆に生かされた、決して無駄にはせん」​
​​大切な家臣を失って、家康が一皮むけた……多分

<武田>
三方ヶ原で圧勝したから、勢いで浜松城に攻めに行ったら
​空城の計!!!​
ビビッて、信玄公の沙汰を求めて戻ってきちゃった四郎から
報告を聞いた重臣たちは半笑い
「本当にやる奴がいるとはw」
「故事を学んでいるのは良いことw」
いよいよ織田と戦おうとしてるところから
急に甲斐に戻る……のかぁ
<本多忠勝>
父親代わりに育ててくれた忠真叔父
飲んだくれで、足手まといと思っていたら
武田勢にやられそうになったところを、弓で助けてくれた叔父上
「お前らは行けーーーー!」
家臣の一人は逃げたけど、忠勝は踏みとどまって
​「一人では死なせん」​
「おめえの死に場所はここではねえだろうが!」
​「俺は叔父上を置いてはいけぬ」​
「おめぇの夢は、主君を守って死ぬことだろうが!」
「あいつを主君などとは……」
​嘘をつく忠勝に鉄拳制裁
「殿を守れ、おめぇの大好きな殿を」
ここにいたら死ぬってわかってるし、逃げても生き延びられるかわからないけど
家康を守ろうと思ったら、父親代わりの叔父上を置いていかなきゃならなくて
子供みたいに泣く忠勝を抱き締める忠真
もう泣くしかないじゃん
<夏目広次>
三方ヶ原の前でも、広次と呼んでもらえない
家康に​「なぜお前の名前が覚えられん、なぜずっと間違える」​と問われて
「私の影が薄いから」と答える広次
お留守番を任されて、送り出すときの
「殿はきっと大丈夫でございます」が祈りに聞こえる
三方ヶ原で戦が始まったと聞いた直後に、味方総崩れ
殿の消息は不明
酒井殿たちが戻ってきても家康は行方不明
戦ってきた酒井がもう一度、戦場に戻ろうとしてるのに
ずっと城詰めで無傷だった自分がのうのうとしていられない
最後に家康に「吉信」と呼んでもらえてよかった
自分が吉信で、改名して広次になったとは言えなかったし
周りも説明できなかった
家康を織田に奪われた時に落ちていた藁の虎を
自分への戒めとしてずっと持ってた忠義者!
<信長公>
信玄が戦をするときは、勝ちが見えているとき
だから、
「勝てとは言わない」
「ただ己のなすべきことをすべてなせ」
「あとは天がどちらを選ぶかじゃ」
緊迫した軍議の席にもたらされた報せは何?
武田が甲斐に引き返しているってこと?

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最終更新日  2023.05.15 22:52:06
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