アージェント移籍初戦
アージェントが岩手への移籍初戦を迎えた。盛岡競馬第2レース、ダート1200m戦。鞍上は山本聡哉騎手。単勝オッズは1.3倍。パドックでは青鹿毛の雄大な馬体が立派に見えて、他馬とは違うように見えたけど、これはひいき目なのかよくわからない。購入した新聞ではひとつが対抗以外はみんな本命。パドック解説では「東京ダート1600mで1:38:0をマークしているのは、C2十一組ではフリーパスのタイム」というようなことを言われていた。どんなもんかわからないのでそわそわしながら見ていた。スタートは立ち遅れたが、すぐにぐんぐんと先頭に躍り出てそのままレースを引っ張る。第4コーナーに向けて後続が追い出す中アージェントは全く追わず。直線もずっと持ったまま、鞍上が後ろを振り返りながらわずかに促すだけで2着に9馬身差、3着はそこからさらに6馬身差の圧勝だった。ここでは全く力が違った。解説にあったように本当にフリーパス状態だった。しかしそれをきっちりものにしてくれたことが何よりだ。この分なら、無事に行けば年内にもう1勝して中央に復帰できそうだ。