国宝 薬師寺展
上野公園内 東京国立博物館での「国宝 薬師寺展」を見て来ました平城遷都1300年を記念しての日本仏教彫刻の最高傑作「日光・月光菩薩立像(国宝)」がそろって寺外で初公開いや~素晴らしいの一言でした腰を捻り、反対の膝を少し遊ばせて立つその姿は、人間味が感じられなんとも優美ですこうした動きはインドのグプタ彫刻に端を発し、中国の初唐彫刻を経て日本に伝わったそうです衣のドレープ感など見事な彫刻にため息が出てしまいます身長3m20cm 4t 月光菩薩のほうが少し軽いそうですさらに私は、「国宝 聖観音菩薩立像」の姿とお顔を見て思わず涙が出そうになりました私にとってはこの像がとても印象的でした他に絵画の至宝に加えて、神像の名品など数々展示されています特に目についたのが、麻布に描かれた「国宝 吉祥天像」古代インド神話の女神ラクシュミーのことで、仏教では福富の神として信仰されています こちら→ヨーガでも吉祥天のポーズ(バッダ・コーナ・アーサナ)として知られてますこうした数々のものは、経典を求めて遠く天竺(インド)まで苦難の旅路を続けた三蔵法師など、帰国後膨大な経典の翻訳がされたことにより、インド・中国を経てシルクロードの文化が多く入って来ているんですね見終わった後、ちょうどタイミングよく大講堂で薬師寺の山田副住職が、薬師寺展の見どころなどを解説、ユーモアたっぷりの話しを聞く事が出来ました薬師寺東京別院では、「もうひとつの薬師寺展」も同時開催してます こちらも見たいなあ~☆6月8日(日)まで開催されています お近くの方是非どうぞ☆「国宝 薬師寺展」公式サイトはこちら*************姉妹サイト(ヨーガ)