愛したパリ
横浜に用事に出た折、絶対見なくちゃって思ってた「佐伯祐三展」を見て来ました20代の頃彼の作品を見て、最も好きになった画家ですこの間見たモディリアーニもそうですが、芸術家って数奇な運命の方が多いです佐伯祐三も病弱な体だったので、家族の死も含め常に死と隣り合わせだった東京美術学校(現 東京芸大)を卒業し、1923年(25歳)パリに渡った彼は、野獣派(フォーヴィズム)の巨匠ヴラマンクに見せた作品に「このアカデミック!」という一喝された言葉にショックを受け、その後ユトリロの影響も受け、彼の見出した画風はパリの古い街並みなどだった30年の短い生涯、その間1年だけ日本に帰国しているが、6年あまりの間に書き上げた作品は・・・特に残されたわずかな時間の中で書き上げたものは、なんとも魂の叫びのような感があります彼が描いたパリの町並み、特徴は広告や新聞、看板の存在・・・身近にある洗濯屋、靴屋、新聞屋などなど、まるで私もそこにいるかのような錯覚を覚えます↓ この色彩は見事です、特にホワイトの使い方と広告文字が特徴です いいですねえ~☆彼の壮絶な運命の中で描きあげた作品群、お近くの方是非どうぞ☆6月22日まで、横浜そごう美術館で開催されてます*************姉妹サイト(ヨーガ) 佐伯祐三 そして、佐伯祐三のパリ