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中学生の生徒が、クラスの伴奏をした感想が、あまりにもすごくて、さすがにちょっとだけビックリしてしまいました。
小さい時は、お姉ちゃんのレッスンにくっついて、パジャマで来ていたあの子が、こんなことを言うようになるなんてねぇ!って、心底驚いたので、 「先生も、ずーーーっとピアノを弾いていたけれど、そんな風に思えるなんて知らなかったよ!」と絶賛してしまいましたよ。 前日の練習で、急に頭の中が真っ白になって、弾けなくなって、でも、緊張の一夜を過ごして、本番は、 「これで最後だから、みんなの顔を見ながら弾きたいから、楽譜を見ないことにした。」 って言うんです。 そしたら、みんなが一生懸命歌ってくれていて、普段ふざけていた男子まで一生懸命で、それに感動して泣きそうになりながら弾いて、完璧だったんですって!!! ・・・すげえな。 弟子に師匠が負ける日って、いいもんですよ。(笑) ・・・あたしゃ、この先もそんな日は来ないと思うよ、と言いながら、これから育つ子どもの未知数の可能性に、驚嘆していました。 歳をとると、見ないほうがいいことの方が多く見えちゃうことってありますから、なるべく、周りを見なくなって、そうやって人生が細くなっていくことでいい、なんて強がっていましたけれど、こうやって、子どもたちが、美しい景色を届けてくれるんですからね。 まるで、おとぎ話みたいじゃん、という、いつもの私らしい、とてつもなくドライでクールな感想もあるんですけれど、これみんな、サンタの仕込だから、嫌になっちゃう。(笑) 相変わらず、アイツ、いい仕事してるな、とは思うばかりです。(笑) 私はたぶん、そんな大きな何かの手先として使われるだけの、些細な存在だけど、だからありがたいって話でいいでしょ、と思うんですけれど、相変わらずちょっとだけ、プンスカしています。(笑) そのプンスカの根の深さ、私の怒っているところがどこなのか、は、相変わらず、この生涯をまかせっきりでいいその何かに任せておくとして。 どうでもいいけど、仕込みが長くて、思い出させるやり方が、毎度おなじみのばっかみたいなおふざけで、そのたびに一旦、あたしが目を開いたまま気絶するのだけ、なんとかしてくれ。 ・・・という、結局いつも通りの毎日ですが、どんなに俺様がすごいかわかったか!!と、威張り散らしているようなサンタの気配が、威張ってる割に、ちょっとだけ、なんか変なのは、多分、気のせいです。 (笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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