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息子の高熱、地震とずっと機会を奪われていたのですが
ようやく観に行くことが出来ました。 地震の翌日だった事もあり、 休日にもかかわらず、空席がちらほら目立ってました。 おかげで当日券でもSS席が取れましたが。 さて、結果・・・・。 確かにすばらしかったです。 9年前に観た「アレグリア」をレベルアップさせたというだけあって 技に磨きがかかっていて、よりサーカス的要素が充実していたように思います。 ただ・・・・ 難しい技を見せることに重きを置いてあるがために、 この作品の神秘的・幻想的な雰囲気が、ちょっと弱くなっていた感じがしました。 音楽も大好きだったんですが、現代的にアレンジされており、 荘厳な歌声というよりも、親近感のもてる歌声となっていました。 演技のときステージ上にボーカル、時にはオーケストラ自体も登場し、 振り絞るような歌声で、演技を際立たせる、という作品なんですが、 今回はボーカルの歌声がかなり控えめ。 聴覚よりも視覚中心となっていました。 一番残念だったのが、私の大好きな「フライマン」。 前作では、天井からつるされた布と戯れながら、 それをまるで羽衣のように操り、風の音を髣髴とさせるのBGMとともに 空を舞うその幻想的な技にうっとり♪♪でした。 でも今回は 布ではなく、伸縮性のあるロープを使って 「こりゃ~、すごいや~~」という技のオンパレード。 サーカスとしてみたら、数段パワーアップされていておもしろいんですが 私が期待していたものとは、大きくかけ離れていました。 以前お勧めした人に 「全然サーカスっぽくない」といわれた事がありましたが、 この作品だったら、彼女も大満足なんじゃないかな? あ、でも誤解のないように。 単に私のイメージと、違っていただけで、 本当に本当にすばらしい技が目白押しです。 一生のうちに一度は見ておきたいパフォーマンス、 そう断言できると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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