カテゴリ:軽度発達障害
昨年度末で、2年間の通級を卒級したZack。 「感情の表現及びコントロール法」と「コミュニケーションスキル」を中心に学んでいました。
その通級教室で、よく使われていたのが
細かいビーズをピンセットで並べるので手先の訓練になり、 忍耐力・集中力と、色彩感覚・デザイン力が養われ、 アイロンを使うという技術も必要になるため、総合的生活力をつける、優れものです。
最初のころは、ぎょっとするような色合いで作っていたのですが 徐々に、デザインの楽しさを覚えたようで、 丸の型の中に顔を描いたり、サッカーボールに見立てたり、 真ん中をくりぬいてドーナツにしたりと工夫するようになってきました。
そのなかで、にっこり笑った顔のデザインのものがあったので、 私がもらって、職場でコースターとして使うことにしました。
「Zack、アイロンビーズの作品1枚もらって、学校に持って行ったよ。 机の上において、マグカップを置くコースターにしたの。 仕事しててもZackがそばにいるみたいで、お母さん頑張れるよ」と伝えたら こんな返事が。。。
「ありがとう。うれしいな~」 一番苦手としていた「感情の表現」、しっかり身についているようです。
「発達障害には、治療法はない。教育のみが有効である。」 息子が体現してくれたからこそ、私はこの仕事の価値を見出し、頑張っていけるのでした♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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