テーマ:特別支援教育について(353)
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いずみさんから、半歩先の未来の小物で選んでいただいたペンケース&ペン、 仕事中ずっと、ドラえもんのポケットのような七つ道具入れのウエストポーチに入れて 肌身離さず持っています。 このペン、早々に力を発揮してくれました。
昨日、支援しているお子さんの一人と一緒に掃除をしていた時 「明日、僕の誕生日なんだ」と彼がポロッと呟きました。
あ、これはもらったミニカードを使うチャンス!と思ったのですが 学校で特定のお子さんにプライベートのおしゃれなカードを渡すのは 変な憶測や、問題を引き起こす可能性があります。
そこで、勤務校で道徳教育の一環として、ごくごく普通に使われている 「よさみつけカード」(人がいいことをしているのを見つけたら、記入して、その人に渡すカード)を利用してみました。 その子は褒められる経験が少なかったために、自己肯定感をアップさせるために 今までに何度か渡したことがありますし 変なひいきと思われないように、そのクラスの子全員分を書いて担任の先生に 託したこともあります。
学校の印刷機で色画用紙に印刷された簡単なカードに 大切なペンを使って、一文字一文字思いを込めて書きました。
「Happy Birthday to You!! お誕生日おめでとう! いつも学校をきれいにするために、おそうじ頑張ってくれてるね。 ありがとう、とっても助かっているよ。 tea,先生より」
今日はたまたま、彼のクラスへ行く機会がなかったので、 休み時間に彼が必ず出かける図書室へ行き、ほかの児童がたくさんいる前で さりげなく手渡しました。
カードに目をやると、彼は満面の笑みを見せてくれました。 私に見せるための笑顔ではなく、湧き出てきた笑みでした。
実は彼の心からの笑顔を見たのは、初めてのような気がします。 いつも斜に構えていて、にやけた感じの笑みしか見せてくれません。
小学生の男の子が笑った、たったこれだけのことです。 はたから見たら、大したことはないようですが、 どうしてどうして、もの凄いことだったりするんです。
素敵な素敵な一日となりました(*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.02.23 01:04:32
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