TEA TIME

学校での母ちゃんでは、絶対にできないこと。

本当のお母さんにしかできないこと、大切な大切なお願いです。

お子さんにとって、何が一番大切か、よく見てください。

お子さんを温泉に連れて行く時間があるのなら、
横にいて、宿題を見てあげてください。横に座るだけでいいんです。

一緒に勉強しなくっていいんです。一緒の空間にいて「難しい？」ときくだけで。

お子さんが「わからない」と言ったら「明日先生に聞いておいで」と答えるだけでいいんです。

アイメークをばっちり決める時間があるのなら、
おにぎりを結ぶか、トーストを焼いてあげてください。バナナ１本でもいいんです。

できればお味噌汁を出してあげると、心も体もあったまり、多動傾向も収まるそうですよ。

ネイルを整える時間があるのなら、
眠りにつくまで、横に添い寝してあげてください。枕を並べるだけです。
「今日は何が楽しかった？」と聞いてもらうと、いい夢見られます。

チーク（頬紅）を薄くぼかす時間があるのなら、
お嬢さんの髪の毛に櫛を通してあげてください。「かわいいね」と添えて。
お母さんが髪の毛に触れてくれるだけで、至福の時を感じてくれるはずです。

携帯やDSを買い与える余裕があるのなら、
お子さんをぎゅっと抱きしめてください。

「大好きだよ」「私の宝物」と添えてもらったら、その子の自己肯定感はぐんとアップします。

先生が簡単に繕った小物のほつれを、丁寧に縫い直す時間があるのなら、
体操服のゼッケン（名札）を縫い付けてあげてください。
できれば目の前で「ほら、こうやって縫うんだよ」と見せてあげたら、

もしかしたら、次からは自分でやってくれるかもしれません。

愛情のかけ方をちょっと変えるだけで、お子さんの人生は

ぐんと楽しいものに変わるかもしれません。

お子さんに何が一番必要なことなのか、

それが一番わかるのは、お母さんのはずです。