水泳大会
水泳大会兼授業参観が行われました。 勤務校では低・中・高学年に分かれての大会となっています。私は低学年と高学年の支援に入ってますので、朝1番の1~2時間目と午後からの5~6時間目の2回参加です(+_+)。去年は低・中支援だったため、午前中1~4時間目のぶっ通しでしたが、去年のほうが一気に行けるため、ちょっとは楽だったかもしれません。 朝プール当番だったために、環境をチェックしたのですが、朝8時の段階で、気温33度、水温31度。笑いが出てしまうほどの、暑さです。 低学年は楽しく水遊びといった雰囲気ですが、高学年ともなると、結構シビアで「出席番号順に並んで、全員50mクロール」。 支援しているクラスに、25m泳げない子が2人います。一人は足が不自由なので、周囲はさほど気にしていないようですがあと一人の子は、たんに泳ぎが苦手なだけ。去年の大会では、直前になって『お腹が痛い』と泣きながら、養護の先生のもとに行きました。(仮病でした) 今年は、有無を言わさずに順番通りに並べられたので、真っ青になってました。 でも、担任の先生と事前に打ち合わせをしっかりしており、「泳げるところまで泳いで、難しいようだったら、tea,先生が手を引いていく」と決めていました。 並んだときに「せんせ~~」とか弱い声で呼んできたので、ニコッと笑って「大丈夫!泳げるところまででいいから。ずっとついてて、難しいかなってときには先生が手伝いに行くからね」というと、満面の笑みに変わりました。そして、もう一人の足の不自由な子のところに駆け寄り「tea,先生が手伝ってくれるんだって!!」と嬉しそうに話していました。 5mのところで立ちそうになったので、前に立って手を差し伸べると、しっかりつかまってきて、ちゃんとクロールの泳ぎ方で、25m行きました。 25mを一気に泳いだのは、実は彼女にとって初めての体験。泳ぎ切ったときの彼女の笑顔は、輝いていました。去年は逃げた、と言うのが本人の気持ちの中にはあったでしょうからその成長は計り知れないものでしょう。 他の子たちはターンして50mを目指していたために、観客全員そちらに注目し、お母さんたちからの視線がそれほど集まらず、頑張れの拍手もなかったのが実は彼女にはありがたいことでした。 「ちょっと手を握っただけで25m泳げたんだから、夏休みに気合を入れて練習したら、一人で25mくらいいけるかもよ♪」と声をかけたら、「え~~、そうかな~~~」とまんざらでもなさそうな感じ。 この夏、二人の少女がどれほど成長してくれるか、楽しみです。