気象庁のサイトに「日本の月平均気温偏差(℃)」というデータがあります。これは、各月の平均気温の、基準値との差を示すものです。基準値は「1981〜2010年の30年平均値(℃)」です。
日本の2019年11月の月平均気温偏差(℃)は、「1981〜2010年の30年平均値」に対し「+0.43(℃)」で、過去20番目の水準になっています。
11月は、10月と比べると基準値からの偏差の幅が小さくなっています。しかし、9月と10月の気温が比較的高かったことから、「秋(9~11月)」としては、2019年の秋は「+1.16℃」で過去最高となりました。やはり、地球温暖化の影響でしょうか。
過去最高水準の「秋」だったことが、この秋の台風被害とも関連しているのかもしれません。