テーマ:医療・健康ニュース(3997)
カテゴリ:データ分析
ECDCのサイトに、インフルエンザの流行状況についての週次のレポートがありました。グラフがきれいです。CDCのサイトにも週次レポートがあります。
「週次」といってもECDC、CDC、国立感染症研究所の「週」の定義はそれぞれ「火曜~月曜」「日曜~土曜」「月曜~日曜」となっています。ECDCの場合は事務的な定義でしょうか。 ヨーロッパや米国では、今シーズン(2019-2020)は、昨シーズンと比べて、流行の始まりが早いようです。 日本も今シーズンは、流行の始まりは例年より早かったので、何らかの共通点があるのかもしれません。 ↓ECDCのサイトから。 ↓CDCのサイトから。米国のインフルエンザの流行の始まりも今シーズンは早かったようです。 ↓日本のインフルエンザの「定点当たり報告数」の推移(国立感染症研究所のデータから「R言語」でグラフを作成) ↓ECDCのグラフデザインを真似してみました それにしても、国立感染症研究所のサイトにある過去10年間のグラフの横軸は、年の第1週から始まっていて、「インフルエンザシーズン」について見るという目的にとっては不親切な形になっています。 「シーズン」は第36週からなのに、グラフが第1週からになっているのに違和感を感じていましたが、ECDC、CDCのグラフが第40週から始まっているので、その「違和感」は間違っていなかったようです。 上図のように、ECDCやCDCのグラフは、第40週から始まっていて「インフルエンザシーズン」という観点からは、ECDCやCDCのグラフの方が見やすいと思います。サイトでの情報の可視化といった点では、ECDCやCDCの方が進んでいるように感じられますが、予算・人員の規模が大きく異なるはずなので仕方がないのかもしれません。 イギリスがEUを離脱した後は、ECDCのサイトからイギリスに関する情報が無くなってしまうのでしょうか。 なお、国立感染症研究所は、第36週からをインフルエンザシーズンと定義していますが、ECDCやCDCは、第40週からをインフルエンザシーズンと定義しているようです。 ↓国立感染症研究所のグラフの横軸は、第1週から始まっています。 ------------------------------------------------------ <楽天市場で購入できる「インフルエンザ対策」> 新型コロナウイルス(2019-novel coronavirus)対策もインフルエンザ対策と同じで、手洗い、うがい、マスク着用(咳エチケット)などが対策になるようです。
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