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2020.02.13
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カテゴリ:データ分析
下図は、COVID-19の感染者のデイリーのデータをウイークリーにしたものです。

COVID-19:週ごとに確認された感染者数


まだ、3週間分のデータしかありませんが、2020年第4週に6057人、第5週に18446人、第6週に20614人の感染者が確認されています。

第4週から第5週にかけて、感染者の確認数は大きく増加しています。第6週は20614人と多いですが、第4週から第5週にかけての増加幅と比べると増加の幅は小さくなっています。

なお、2月13日に一度に1万人以上の感染者数の増加が発表されたので、第7週は大幅増になりそうです。

ただ、「感染確認基準」が異なるようなので、データの継続性が失われます。WHOのレポートでどのように扱われるのかが注目されます。

増加数が横ばいから減少に向かえば、感染者の累計は増え続けますが、一応落ち着いてきたと見ることができると思います。

今後は、感染者数の累計の増加よりも、「増加数」が増加しているのか、減少しているのか、に注目する必要があります。

【SARSの場合は、2段階で拡大】
WHOの2003年3月17日から始まったデイリーのレポートのデータを基にしていますが、インフルエンザのデータが週別なので、SARSの日別のデータを週別にしてみました。グラフは、レポートが始まった2003年の第11週からになっています。

このような形の曲線をシグモイド曲線というようですが、シグモイド曲線は、感染症の推移と親和性が高いようです。

週ごとの感染者数の増加数のグラフから、週ごとの増加数には二つの山があることがわかります。感染地域の拡大が影響しているようです。

週ごとの増加数に二つの山があることによって、累計のグラフでは、急拡大後、一度拡大が緩やかになった後で、再び拡大が加速しています。




↓この図のデータは入手できていません。この図で山が複数あるのは、感染地域拡大によるもののようです。


インフルエンザの流行拡大パターン・期間を参考にすると・・・

下の図は、日本のインフルエンザの「2018年シーズン、2019年シーズン」の週ごとの「定点当たり報告数」の累計のグラフです。

インフルエンザの「定点当たり報告数」の累計の推移もシグモイド曲線の形をしています。

横軸は、「週」で「暦年の第36週」が「シーズンの第1週」になっています。

例えば、「暦年の第1週」時点の累計が44.13で、第12週にはグラフが横ばいになる300になっています。報告数が前週よりも少なくなるといったピークアウトは第6週の頃でした。第6週には、ピークを過ぎ、「定点当たり報告数」が10を下回るのが第8週です。



下の図も日本のインフルエンザの「定点当たり報告数」の推移ですが、累計ではなく、週ごとの報告数です。国土が広いせいでしょうか、米国の場合は、山が二つあることが多いようですが、日本の場合は、下図のように、山が一つの場合が多くなっています。



日本のインフルエンザの「2018年-19年シーズン」では、流行の拡大が10週間程度でピークアウトしています。

あくまでも、インフルエンザの流行パターンを前提として推測すると、新型コロナウイルスの場合も2月の中旬までには、感染者の増加数が前日よりも大幅に多くなるといった急速な拡大期(折れ線グラフの点と点の間隔が長い時期)は終了するのではないかと思います。

新型コロナウイルスの感染者は2月13日に大幅な増加となりましたが、「基準変更によるもの」という要因もあるようです。そもそも、「感染者数」というより「感染確認数」といった方が正しいのでしょうから、本当のところはわかりません。

2月10日の時点では、日々の増加数は前日を上回らなくなっていました。

もし、日々の「増加数」の伸びが止まってきているとすると、湖北省については、3月上旬までにはかなり落ち着いてくるのではないかと思います。もしも、インフルエンザの流行期間と似ているのであれば、意外と早期に落ち着くのかもしれません。

ただし、検査で確認された数以上の感染者がたくさんいるとすると、確認されている感染者数だけで傾向を判断するのは難しいかもしれません。

ただの踊り場になっているだけで、再び感染者数の増加が加速する可能性もあります。

今後は、時間差による「地域の拡大」も懸念されます。

【感染地域の拡大懸念】
SARSは、感染地域の拡大によっても感染者総数が増えたようですが、COVIT-19でも「感染地域の拡大」が懸念されます。

湖北省との時間差で、中国国内の湖北省以外の地域での感染拡大が本格化する時期になってきていると考えられます。

中国国内での地域拡大だけでなく、日本国内など中国本土以外での感染の急速な拡大も懸念されます。

新型コロナウイルスのR0が「4.7~6.6」という説(”The Novel Coronavirus, 2019-nCoV, is Highly Contagious and More Infectious Than Initially Estimated”)​​も出てきているので、かなり感染力が強いという可能性もあります。

インフルエンザよりもはるかに感染力が強いとすれば、日本国内での感染拡大は急速に進む可能性があります。

1月下旬に、中国からの観光客がたくさん日本を訪れているのですから、実態としては、「水際対策」など無かったようなものなのではないかと考えらます。

軽症者、無症状者によってウイルスが国内に入ってきていると考えるのが妥当のようです。



↓今回のグラフ作成では、下記のJohns Hopkins CSSEとKaggleのサイトのデータを用いています。データファイル作成者に感謝します。
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Kaggleのデータの出所のサイトです。マップがメインのダッシュボードです


↓中国の情報が詳細になっています。マップがメインのダッシュボードです


↓感染者数などのデータがまとまっています。新しい情報も速く反映されているようです。


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 新型コロナウイルス(2019-novel coronavirus)対策もインフルエンザ対策と同じで、手洗い、うがい、マスク着用(咳エチケット)などが対策になるようです。





  病院で使用されているマスクなので安心感があります。医療用不織布首位のメーカー製です。





次亜素酸で除菌、ウイルスを抑制します。




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★おすすめの記事 ​​

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Last updated  2020.03.03 08:34:13
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