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2020.02.14
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カテゴリ:データ分析
中国からのCOVID-19の日々の感染者数の報告ですが、2月13日は、湖北省の認定基準の変更により、これまでにない数の報告がありました。肺のCT画像などで判定するというものですが、当然、インフルエンザなど、COVID-19以外の原因による症例も含まれてきます。

COVID-19による「致死率」を下げようという意図なのでしょうか。突然の変更の意味がよくわかりません。

WHOの最新の​「Situation report - 24」​には、以下の記述がありました。

PDFファイルを、グーグルで翻訳したものです。WHOのレポートでは、「データの一貫性の観点から」という理由で、ラボで確認された感染者数が用いられています。

​13332の臨床的に診断された症例を含む、一晩の14840の症例は湖北から報告されました。中国が臨床的に報告したのはこれが初めて実験室で確認された症例に加えて診断された症例。一貫性のために、ここでは、実験室で確認された症例の数のみを報告します。WHOは臨床的に診断された症例に関する追加情報を正式に要請し、特に、これらがアウトブレイクの過程で発生した場合、および疑わしい症例が臨床的に診断された症例として再分類されたかどうか。​

原文はこちら。

​Overnight 14’840 cases, including 13’332 clinically diagnosed cases were reported from Hubei. This is the first time China has reported clinically diagnosed cases in addition to laboratory-confirmed cases. For consistency, we report here only the number of laboratory-confirmed cases. WHO has formally requested additional information on the clinically diagnosed cases, in particular when these have occurred in the course of the outbreak and whether suspect cases were reclassified as clinically diagnosed cases. ​

日本でも「検査能力」の問題が話題になっていますが、簡易検査キットがない中では、「ラボでの確認」の能力は限られています。

2月12日までは、「ラボでの確認の能力」あるいは「ラボでの確認の能力の伸び」を反映した報告数だったはずです。つまり、「感染者数 < 検査能力」という関係があります。日々の報告数が、「本当の感染者数」とは程遠いということは暗黙?の前提です。

そのような観点から、データの一貫性を重視するという姿勢はわかりますが、これまでの経緯から「政治的な判断」もあったのではないか、という見方もあるかもしれません。

一方で、確かに、日本などで「肺のCT画像」で判定したりすると、「感染者数」が飛躍的に増加することになるはずなので、WHOの姿勢もわかります。

湖北省の過去数年間の「肺炎の症例数」の平均値と比較するなどの工夫が必要なのかもしれません。

でも、クルーズ船の例から、日本の「検査能力」の貧弱さが露呈しました。「クルーズ船の水際対策」よりも「検査能力増強」の方がよっぽど重要なのではないでしょうか。


↓WHOのサイトでも、感染者数、地域などの「Situation Report」が日々更新されています。関心がある場合は、一日に一度見るといいのではないかと思います。





↓グラフ作成では、下記のJohns Hopkins CSSEとKaggleのサイトのデータを用いています。データファイル作成者に感謝します。
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Kaggleのデータの出所のサイトです。マップがメインのダッシュボードです


↓中国の情報が詳細になっています。マップがメインのダッシュボードです


↓感染者数などのデータがまとまっています。新しい情報も速く反映されているようです。


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 新型コロナウイルス(2019-novel coronavirus)対策もインフルエンザ対策と同じで、手洗い、うがい、マスク着用(咳エチケット)などが対策になるようです。





  病院で使用されているマスクなので安心感があります。医療用不織布首位のメーカー製です。





次亜素酸で除菌、ウイルスを抑制します。




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Last updated  2020.03.14 06:32:21
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