「あなたは、3年は使い物にならない。
会社に貢献できるのは、3年後ですね。」
とか、
「自分が納得しないと動けないから、
3年くらいは非常に苦労しますよ。」
とか言われたのは、新人時代の白藤。
パソコンを一度も使ったことがないのに、
マニュアルが書ける。
その思いだけで、ソフトウェアの開発会社に就職した。
コツをつかむまでに時間がかかるタイプなうえ、
自分で納得するまで考え続けるタイプなので、
時間がかかる (^_^;)
こう言われたから、こうですね! ぱきっと動けるのではなく、
こう言われたけど、なぜこうなんだろうなどと考えてるからですね。
上司にとっては、決して使いやすいタイプではありません。 (ーー;)
ですが、、、
マニュアルを書きたいという思いだけはぶれていなかったので、
時が流れるにつれ、やりたい仕事ができるようになってきました。
「マニュアル」とずっと言っていたので、
周囲もそういうものだと思っていたのですね。
そうして、仕事量が増えていき、
いっきに大量に集中してマニュアルを書くことで、
マニュアル執筆のコツをつかめたのだと思います。
3年がんばれば、環境が整ってくる。
そして、それ以降は仕事の質の問題になると思います。
納期を守りつつ、質を上げるには、
好奇心と予測が大事かなと思います。
知りたい・やってみたいという思いがまず大事。
製品を操作するだけでなく、
製品を投入する業界のこと、開発の背景などを知ると、
その製品のことがより理解できます。
そして、集めた知識と経験から、
この仕事だとどのくらいの作業量かなと予測したり、
前回の製品と今回の製品の違いを把握し、
そこから、作業工数を割り出すなどできます。
このようなコツを掴むと、
いい流れが自分の中にできてくるのかなと
思います。
ただ目の前にある製品の操作方法を執筆するだけ。
当初はあまり差がなくても、
年月がたつにつれ、
プロとしての覚悟に差がでてくるものなのだ
と、最近は思います。