札幌発!「識別」技術の一歩先を見た(滝田)
こんにちは。テクニカルライター&WEBライターの滝田です。「顔認識」機能が搭載されたデジタルカメラや、手のひらや指先の静脈パターンを判別する「静脈認証」のセキュリティシステム。最近、そんな「識別」技術が搭載された製品をよく目にすると思いませんか?こうした「識別」技術の最先端。「線成分検出」という技術を、ビジネスEXPOで体験してきました●「線成分検出」とは?デジタル画像から、線の情報を読み取って、そこになにが写っているのかを識別するための技術だそうです。その「線成分検出」のアプリケーションを開発されたのが、ラテラルシグナルプロセシング株式会社の加藤社長です。※左が社員さん、右が加藤社長です。会場に向かう前から「どうしても見てみたい!!」と思っていたので、会場に着くなり、受付の方にブースの場所を聞いて、一直線。「見てみたいんですっ」と鼻息あらく(?)押しかけた私に、加藤社長が親切に説明してくださいました。たとえば、「線成分検出アプリケーション」で画像を解析すると、、、このように、線の成分が認識されます。↓↓↓↓↓↓↓↓↓そして、線の成分を解析することによって、この画像のどこに「木」が写っているか、指し示すことができるそうです。これほどはっきりと線の方向を捉え、物体を認識できる技術は、世界初!なのだとか●この技術の目的は?こうした技術は、将来の「情景(シーン)解析」に役立つそうです。たとえば、現在Googleで「ウォーリーを探せ」と入力して画像検索すると、、、検索結果はこんなかんじ。今はまだ、画像そのものではなく「ウォーリー」という言葉が検索にヒットするようになっています。ですが、「線成分検出」の技術が検索エンジンに搭載されることで、、、このように、画像の中から直接「ウォーリー」がどこにいるかを識別して、検索結果に表示されるようになる日も近いかも、、、と、想像するだけで、ワクワク世界に誇れる札幌発の技術を肌で感じることができました。加藤社長、ありがとうございます!●ラテラルシグナルプロセシング株式会社http://www.lateralsignalprocessing.co.jp/