説得力がうまれる瞬間(滝田)
こんにちは。WEBライター&テクニカルライターの滝田です。実は、お客様事例のホームページが、少しずつ更新されています。http://www.jirei.biz/公開できる実績が増えました。お客様事例。この言葉、まだまだ馴染みが薄いでしょうか?一般的に「お客様の声」と言えば、理解していただきやすいかなと思います。ただ、「お客様の声」といえば、商品やサービスを購入した人が語る、商品やサービスの単なる感想というイメージを持っている人も多いかと思います。ですが、私たちが取材・執筆する「お客様事例」の場合、「使ってみて、どれだけ良かったか」というエピソードだけでは、足りないと思っています。お客様事例が販売促進のツールとして威力を発揮するには、もうひとつの要素が必要なのです。それが、I&Dの法則で言うところの「ストーリー」。●購入前は・・・どのような問題があり、その問題が、どれくらい解決しなければならないものだったのか、そのためにどのような製品、サービスを探していたのか●購入検討中は・・・どのような点で躊躇していたのか、他社と比較したかどうか、そのうえで、なぜ御社を選んだのか、購入を検討する段階で、最も重視していた点はどこか、●購入後は・・・実際に購入してみて、どうだったか、購入前に抱えていた問題は、どのように解消できたのか、以上のような、購入に至るまでのストーリーを取材し、記事に盛り込むことが重要です。なぜなら、単なる感想であれば、「良かった」のひと言で終わってもよいのですが、その「良かった」に説得力を持たせるためには、なぜ「良かった」と言えるのか、その経緯を読者に理解してもらう必要があるからです。だからこそ、購入前後のストーリーが必要。そして、話の線が一本につながったとき、お客様の「良かった」に人の心を動かす力が宿るのだと思っています。私たちライター陣が取材に出かけ、御社のお客様からお話を伺うのは、ストーリーの道標をたどっていく行為なんだと思います。そして、その道標をひろい上げながら、お客様のお話がひとつのストーリーとして繋がった瞬間を味わうことが、ライターの楽しみでもあります