アルヴァ・アアルト←コンテンツはこちらから
「フィンランドの建築の父」と呼ばれるアルヴァ・アアルトは、フィンランドの紙幣になるほど有名な人物。1932年にバウハウスの機能主義に反対し、機能と、人へのやさしさを兼ね備えた木製ラミネートのカンティレバーの椅子「パイミオチェア」を発表しました。フィンランドに多く自生するカバの樹木は木目があまり美しくない上に、丈夫でないという家具には不向きだと思われていた素材を、スキー板の合板技術を用いて、成型合板にすることで新しい素材として利用できるように発案した点は高く評価されています。1935年にはアルテック社を設立し、フィンランドの風土や文化を生かしたデザイン製品を数多く生み出しました。
【作品】
イッタラ社のフラワーベースは最も有名な作品のひとつです。