テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:お教室の一歩一歩
念願のマカロンを作ったのは、
先週のことですが、 やっと少し食べ頃です。 一週間は待ってね!と言われて、 10日目頃までが一番おいしいよ。 ということで、 冷蔵庫で寝かしていました。 イーネ・イーネの絵付け教室の時に、 先生やマスターとも一緒にいただいて、 あ、マカロンになってる!!と思ったので 今やっと、食べてもらいたい方にあげたりしています。 さて、マカロン。 今大人気ですね。ここ2,3年はブームです。 三年前、若者♀がパリに行ったときに、お土産にしてくれた時は、 「わあ、甘すぎ!」ときれいな色のマカロンに文句を言ったんですが、 その後日本でも、マカロンだらけ、になってきました。 マカロンは、本当はとても難しいものです。 最近は、簡単レシピでおうちでもマカロンが出来てしまうようですが。 本物は、「マカロナージュ」という製法で作ります。 メレンゲも普通のメレンゲではありません。 「ゆみちゃん、マカロン作らないの?」とよく聞かれましたが、 実はゆみのフランス菓子教室では、マカロンは封印になっていました。 先生のこだわりで、ピエがうまく出ないとか、生地とか火加減とか、 検討しなおしてくださってたので、生徒たちは待っていました。 それがこのたび、解禁です。 ★★マカロン・ショコラ・・・上級コース★★ 先生の日記より・・・さてさて、レッスンでは「マカロンショコラ」を作りました。 ショコラのマカロン生地に2種類のガナッシュをサンド・・・ イタリアンメレンゲ、初挑戦の生徒さん・・・ 少々緊張地味ではありましたが、高温のシロップで作るイタメレは 危険な作業ですので、多少の緊張感はあったほうが良さそうです。 皆さんピエもきれいに出て・・・大成功でした。 マカロンは、緊張を要するお菓子です。 焼けるまでは、心配。果たして「ピエ」はできるんでしょうか? オーブンから出してみると・・・ あ、成功じゃないですか? ほら、ちゃんとピエも出来てますし・・・ もし生地のマカロナージュがよく出来てないと、下にピエが出来ないで、 上にひびが入ったりしてしまうようです。 割れてなくてよかった。 搾り出しの時は、ちょっと心配でしたが。 ここでちょっとメモ。 普通にメレンゲを作る製法を、「フレメレ」といいます。フレンチメレンゲです。 でも本物マカロンには、「イタメレ」を使います。イタリアンメレンゲ。 これはメレンゲにするにシロップを沸騰させてから使います。 沸騰以上、温度はきっちり113度にして使います。ここが大変なポイント。 きちんと温度計で測って、その熱い生地をメレンゲに足していきます。 火にかけたシロップと同時進行のメレンゲです。緊張感を持って、手早くです。 ゆみの場合は、シロップを一度に入れすぎたため、メレンゲがびっくりして、 なじみが遅かったんですが、なんとか成功!! このお教室では、共同作業は全くなく、どんなお菓子でも、全部一人で作ります。 だから必ず全工程をマスターしてから帰ります。 そしてそのお菓子は、失敗しちゃっても自分の責任で持ち帰ります。 だから、こういう、失敗のあるお菓子は緊張しますよ。 でも先生の説明や、手の動きを、最初にマスターしておけば、大丈夫。 とは言え、今回のゆみは危なかったかもです。(^_^;) さて、続いて作っていきましょう。 焼けたマカロンの生地の ペアを探していきます。 まるで神経衰弱みたいに、大きさがぴったり合うものを探していきます。 楽しい作業です。 人生、どこかにぴったり合う人がいるものよ。なんて思いながら。 そして中味。 今回は、ガナッシュだけのものと、ガナッシュの上に特製オレンジコンフィを のせた二種類を作ります。 それで蓋をします。オレンジの方には、ジャムで金粉をのせて目印。 マカロンらしくなってきたでしょう。 さて、おいしいお紅茶をいれて、焼きたての試食です。 実はまだごわごわしてるんですよね。これもおいしいですが。 何はともあれ成功です。 マカロンは上がつるっとして、下にピエが出ないといけません。 イタメレを使うこともそうですが、「マカロナージュ」という混ぜ方が特殊です。 出来ない場合は、ゴムベラで混ぜてもかまわないのですが、 生地は重くて、難しいです。 でも作り甲斐のあるお菓子ですよね。 載せてませんでしたが、先月のテディベアテラス♪のお菓子は、ピンクのミニマカロンでした。 中味はガナッシュと、フランボワーズでしたよ。かわいくて、すぐ売り切れました。 今日のティータイムは、先生が作っておいてくれた、ビスキュイ生地のロールケーキも 一緒に出していただきました。 お菓子教室は、お昼を食べないで作り続けているので、ティータイムが待ち遠しいのです。 今日の紅茶は春摘みのアールグレイで、ちょっと中国茶のようなさわやかなお味でした。 持ち帰りの分は、ラッピングして帰ります。 この作業は慣れているので好きです。 家では食べ頃までに、少し食べてしまいましたが、やっぱり一週間たってからのほうが、 外がパリッと、中がしっとりで、おいしかったです。 マカロンはみんなに大好評でした。上級コースのお菓子なので、テディベアテラス♪に 出すにはかなりお値段が張ってしまうのですが、また機会があったら作りたいと思います。 本格マカロン。おいしそうだったでしょ。(*^_^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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