テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:イーネ・イーネの一歩一歩
ワインカフェ「イーネ・イーネ」に、やっと平泉会の先生方をお連れすることが出来ました。 いつかご一緒したい…という念願がやっと叶いました。日曜日のことでした。 恵比寿のイーネ・イーネのカウントダウンが始まって・・・ マスターにとっては心機一転の意欲的な変化なのですが、ゆみにとっては・・・ 自分が、社会人としての第一歩に踏み出した大切な場所への区切りです。 前を向いて進んでいくときに、こういうことを経験することは、当たり前のことなんだと、 どこかで冷静に受け止める自分がいます。 「世の中は無常」ということを、感じながら生きることが多くなった最近・・・ 人にとって悲しいことがあったけれど、「無常」であるからこそ、悪いことや苦しいことは 長くそのまま続くことはないんだと、立ち上がろうとする人たちに、自分も元気をもらいます。 「旅立ち」は素敵なこと、人生の変化は前向きなこと、と受け止めて、 今の状況の中で自分がしたいこと、できることはなんだろう、って考えた時に、 イーネ・イーネにもう一度、一緒に行きたい方たちには、お声をかけさせていただきました。 お知らせから終焉までが20日余りしかないということで、なかなか皆さん、 予定を合わせてお店に行っていただくのは無理でした。 そんな中、「終わっちゃうの?じゃあ、行かなくちゃ。」と予定を合わせてくださったのが 平泉会の先生お二人でした。 本当にお忙しいのに、日曜日のランチに時間を合わせていただいたことは、 大変ありがたい貴重な出来事でした。 平泉会で仲良くしていただいてるYukaちゃんにも報告したところ、デート中のランチを イーネ・イーネでご一緒していただくことが出来ました。 日が差し込むお昼のイーネ・イーネで5人でお食事。 ゆみのとっても、久々で、そして最後の、恵比寿イーネ・イーネのランチでした。 ・・・ちょうどこんな日差しの中で、ゆみの誕生日のランチを祝ってもらったのは5年前でした。 毎年は無理だから、次は5年後に、とマスターに約束してた友達がいました。 あれから5年後、の当日までイーネ・イーネがここにないということの寂しさを、 人生ってこういうものだよね、としっかり受け止めて・・・ そんな中でも実現できていく少しのことを、一つ一つ楽しんで、そして感謝して進んでいこう と思いました。 お酒が大好きな保坂先生に、ご紹介したかった価値あるワインはこれまでたくさんありましたが、 一回のランチではなかなかお好きなワインに巡り合っていただくのは難しいものですね。 でも先生が気に入ってくださったのは、「ハウスワイン」(オーストラリア産)で、 これはマスターが選んだ、究極の”安くおいしいワイン”なので、一番素敵なことだったかなと 思いました。 ここでゆみが出会って、たくさんの人に紹介し続けたのが、アイスワインと貴腐ワインでした。 今回も先生方にも味わっていただきました。 この8年間、何度も何度も、お店で日記であちこちで、紹介し続けたデザートワインの説明。 この日最後のご紹介ができてよかったです。 これまでいろんな種類のアイスワインと貴腐ワインを飲ませていただきました。 価値あるワインとこんなに親しく突き合わせてもらえたこと、貴重な体験でした。 ここでしか飲めない、と言えるようなワインとの出会いが何度もありました。 このジュースもそうです。長野の富岡さんの100%ぶどうジュース。 仕事柄、デパートで本物の産地直送ぶどうジュースをご紹介してもらう機会もあったのですが、 このTOMIOKAさんちのぶどうジュースよりおいしいものには巡り会えませんでした。 濃厚だけど、しつこくない、最高のぶどうジュースをたつみ先生に味わっていただけてよかったです。 「買って帰る分はありますか?」と聞いてくださったのですが、なんと最後の一本でした。 YUKAちゃんたちは、オペラブリュットを二人で選んでました。(写真ないけど) このスパークリングワインもゆみがカップルには是非飲んでいただきたいワインなんです。 フリュートグラスに半分こずつ…幸せの予感がしたでしょう?(*^^)v イーネ・イーネ自家製のサングリアも赤と白、味わえました。 これも「サングリアの白があるんですか?」と皆さんに珍しがられたワイン。 季節の果物が漬け込んであります。 前は、このサングリアのゼリーもあって、上には漬け込んだ果物が乗っている人気メニューでした。 お料理も、ゆみちゃんにお任せするわ、と言っていただいたので、ゆみのおすすめで構成。 上にコラージュしましたが、いつもいつも「全部写真に残そう」と思うのですが、 相変わらず、食べちゃってから気が付くので、一部だけです。 山盛りにしていただいた「タコとブロッコリープロヴァンス風」 「二日仕込みの豚の角煮、白ワイン仕立て」 タコブロはゆみが一番おすすめのサラダ。 自家製プロヴァンスドレッシングはいつも皆さんに気に入っていただけます。 豚の角煮、久々食べましたが、やっぱりおいしい!! 角煮のイメージが変わる、と女性にも好評のこのメニュー、さすが熟練の味です。 一人ずつに盛っていただいたのは、「生ハムルッコラ」と「エビとホタテのアボカドクリーム」 生パスタは「天使のえびのリングイーネ」「パンチェッタのアマトリチャーナ」 ゆみにとっては食べなれたメニューでしたが、改めてお客さんとしていただくと 一品一品が完成された美味しさなんですね。 一人で行くとそんなに種類が食べられないので、やっぱりこうやってシェアしていただくと 楽しいです。 最後にこんな風にお食事会ができて、よかったなと思います。 平泉会の保坂先生に、ゆみが地元の展覧会に出していたボタニカルアートを見つけていただいて、 声をかけていただいたときに、ゆみはこの恵比寿イーネ・イーネでお仕事していました。 「なんだかよくわからないんだけど…本当かな?」と報告したゆみに、 ネットで平泉会のことを見てくれて、 「これはきっと本当のことですね。もしかしたら、あなたの一生を左右するおおきな出会いかも しれませんよ」と言ってくれたのはマスターでした。 そこから数年して、国立新美術館で公募展デビューした時にとても喜んでくれました。 それからよく、平泉会のお話をマスターに報告していました。 いつかは先生方をイーネ・イーネにお連れ出来たらいいな~と思っていました。 平泉会からは先に、KeikoさんやYukaちゃんがお店を訪ねてくださっていました。 暖かくなったら是非先生方をお誘いしたい、と思いながら・・・ 4月になったらあっという間のカウントダウン。 「もう日にちがないんです」という無理なお願いをしてしまったのに、 「じゃあ日曜日のお昼なら」と、快くスケジュールの調整をしてくださいました。 当日は大泉学園の駅で待ち合わせて、三人で一緒に電車乗っていきました。 遠足みたいで楽しかったです。 本当にありがとうございました。 イーネ・イーネには、ゆみがずっと前に描いたトールペイントやポーセリンアートの作品が まだ飾ってあって、それも先生方に見ていただけました。 持って帰ってきたら、もう飾るとこもなくダンボールにはいっちゃうような作品たちが ちょっとでも見てもらえてよかったです。 この中で、イーネ・イーネのHPにも出していただいてたのが、陶画舎展に出した イーネ・イーネにプレゼントした作品。2004年かな? 起源となったオーストラリアのワイナリーのボエジャーエステートを描いたセットです。 セットのゴブレットには、表にはブドウ、裏にはボエジャーエステートのワインが 赤白それぞれに描かれてます。 昔の作品で今よりもっとへたくそですが、思いのいっぱいこもった作品です。 見ていただきたかったのは、いろんなメニュー作品だったですが・・・ それはまた日記のフリーページにでも載せておきます。 パソコンの中には旧メニューも入ってました。 先日古いDESKPOWERから取り出せた画像の中には、ゆみがイーネ・イーネにいたころのものが 多数ありました。 その中には、いつも作っていたデザートプレートのスナップもありました。 お誕生日予約の方と計画したサプライズな演出。 ご希望に合わせたデザートプレートづくりと、自ら運んで行っての進行係と・・・ 皆さんの喜ぶがいっぱい見られて、なんて幸せなお仕事だったのでしょうか・・・ スイーツ作ったりイベントの司会したりとなった今のゆみの原点はここだったかもしれません。 もう7,8年も前のことなんですけどね。 ゆみが作っていた、リースリングフェアの時のコースのデザートプレートも写真が見つかりました。 リースリングを使ったジュレと、二種類の、ワインに合うソルベ。 これをメニューオンしたために、毎日一日にも休まず通わなくてはならなくなった思い出の一品。 ・・・イーネ・イーネで、コーディネーターという肩書をいただいて、いろんなことがありました。 手作り雑貨も販売してました。 思い出の写真が見つかったのでまたいつかご紹介しますね。 昼下がりのイーネ・イーネで先生方とランチさせてもらったこと、 ゆみの恵比寿イーネ・イーネの思い出の最後のほうの1ページとして、 この日のことが加わりました。 先生方にはお時間をとらせてしまったのですが、ゆみにとっては楽しい楽しいひと時でした。 心から感謝します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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