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ニシキテグリ24
自分の周りで起きる出来事や情報を、魚眼レンズで見るように幅広く書き綴っていきます。ジャンルは、旅行、スキューバダイビング、映画、食、コスメ…といろいろです。
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台湾映画『深海 Blue Cha-Cha』を試写で観てきました。 監督・脚本:チェン・ウェンタン 出演:ターシー・スー、リー・ウェイ、ルー・イーチン、レオン・ダイ 刑務所から出所したばかりで、心に病気をもつアユー(ターシー・スー)は、 刑務所内で姉のように慕っていた、アン(ルー・イーチン)を訪ね、居候することになる。 アンは自分の経営するバーでアユーを働かせる。 金持ちの男チェン(レオン・ダイ)に声をかけられ、外に連れ出される。 「会うのはいいけど好きになってはいけない」という アンのアドバイスにも かかわらず、のめりこんでしまうアユー。 仕事先まで執拗に電話をかけるアユーを疎んじるチェンは、 アンに「アユーを何とかしてくれ」と店に頼みに来る。 それを聞いたアユーは、 ショックのあまりチェンになぐりかかる。 アンはチェンにむかって 「二度とくるな!」と言い放ち上顧客を失う。 アユーはいっそう自分の殻に閉じこもるが、 アンの紹介で工場で働くことになる。 工場で孤独に過ごすアユーにひかれ、 声をかけるシャオハオ(ルー・イーチン)。 アユーは心を開こうとはしないが、 シャオハオからのメール 「僕を信じて。すべてうまくいくから」で心を許す。 シャオハオの家に遊びに行き、 「いっしょに住んでもいいか」とたずねるアユー。 すぐにアンの家を出て、押し掛けるアユーに戸惑うシャオハオ。 家でも工場でもかたときも離れないアユー。 シャオハオは自分ひとりの時間がないことに だんだんといらだちを感じ始める。 ケンカになり、シャオハオが出ていったときに アユーは睡眠薬を大量に飲み自殺をはかる。 アンの家にもどったアユーのもとに シャオハオが訪ねてくるが、 アンにアユーの過去の罪状を聞き アユーを引き取らずに帰っていく。 アンと二人きりにもどったアユーは、 ある日、浜辺で布袋劇(伝統の人形劇)の一座に出会う。 その中にアユーと同じ病気の男がいる。 その男の人形劇を食い入るように見つめるアユー。 人形の世界の中に自分を解放しているかのようなアユーと人形使い。 一座はやがて旅立っていく。 アユーとアンは海に向かって大声で叫ぶ。 その海は深く青い。 「心のスイッチが入ったら自分じゃ止められないの」という言葉どおり、 いったん好きになると感情が抑えられなくなるアユー。 それゆえにどんどん傷ついていく。 アンはそれがわかっていて、 感情を抑えさせるように厳しく接する アンは感情を抑えようとするときは、 一人でチャチャを踊る。
アンも過去に男を愛し、傷つけられ、 男を信じていないのだ。 チャチャを踊っているときは 男のことを忘れられる…とでもいうように。 「チャチャ」と「海のブルー」「赤のコート」が 感情の象徴として表現されていると思った。 難しい心の病がテーマの作品。 アユーは病を克服できるのか? その兆しが表れたとみていいのか? 最後のシーンがいまいち何を表現したかったのかが、 わかりにくかった。
印象には残るが、 消化不良の感じも少し残る映画だった。 主演のターシー・スーは、 歌手として結構有名らしい(私は知らない)のですが、 プロフィールをみたら、現在36歳 見えない 20代にしか見えない肌と、初々しさ すごい 彼女とルー・イーチンの演技がみどころ
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