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2008年06月29日
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カテゴリ:映画
大好きな手書きハート監督パトリス・ルコントの
『ぼくの大切なともだち』を観てきた。

友達のいない骨董商が、
仕事のパートナーと、高価な壺を賭けて
ある期日までに友達を紹介できるかどうかの賭けをする。
男はその日から、仕事そっちのけで友達探しに奔走する。

友達ってお金で買えるものでも、
方程式で作れるものでもない。
それがわからない男。

その苦悩する課程を、
コミカルで人情味溢れる演出で描く、
さすがルコント監督ハート

「友達って何?」という疑問を観ている人にも問いかけているようで、
「もしかして私にも本当の友達はいないかも…」
と思わせるような不安な気持ちにさせる。

気がつくと、自分とその男を重ね合わせている。

もし、私の友達だったらこのときどう言うだろうか?とか
こんな葬儀だったら来てくれるだろうか?とか…。

でも、フランス人特有(?)の笑える皮肉大笑いと、
真剣であるが故に笑える「友達作り」の失敗エピソードで
軽快にストーリーが進んでいく。

そして、最後には……ご想像の通り

しかし、結局友達はできるんだけど
すご~く盛り上がったシーンのあとすぐ
友達と抱き合ってエンドでないところがニクイ演出。

じんわり心が温かくなり手書きハート
幸せな気持ちになるエンディングだった。


ハリウッド映画のように派手なアクションも設定もなく、
地味なストーリー、日常のエピソードを坦々と描いているのに、
なぜか心に沁みる、まさにルコント映画 。


そんなパトリス・ルコント監督は、
あと3本の映画で引退すると宣言している

パンフレットのインタビュー記事によると
「私は今でも映画作りが好きですが、新鮮さを失う前に引退したいのです。
『髪結いの亭主』(←私の好きなルコント作品ベスト1)の
アンナ・ガリエナが「愛は永遠でない」と気づいて身投げしたように……。」と言っている。

『髪結いの亭主』を観たときの衝撃は、一生忘れられない。
半日放心状態だった お化け

う~ん、アンナの気持ち分かる気がするから
監督の気持ちもわからないでもない。

でもやっぱり、映画撮るのやめないで~号泣





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Last updated  2008年07月01日 00時52分20秒
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