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カテゴリ:FOOD
昔から漠然と、
いっぺん ニューヨークに行ってみたいなぁ・・・ と思っていて、 それは、 本場のミュージカルを見たい! とか、 ヤンキースの応援に! ・・・とかでは全くなく、 高林麻里さんの「ニューヨーク おいしい物語」という本で見た、 有名なデリ 「DEAN&DELUCA」(ディーン&デルーカ) を 1度訪れてみたいから・・である。 このお店はニューヨークでは本当に有名らしく、 いろんな雑誌(とか写真集)で目にすることができる。 デリなので、お惣菜が中心だけど、 コーヒーもものすごく美味しい!(らしい・・) ハイセンスで素敵な雑貨がたくさんある!(ようだ・・) お店のディスプレイも季節ごとに変わってとってもオシャレ!(みたい・・) と、予測でしか伝えられないのがとっても残念だが、 私にはニューヨークは遠く、 そう、おいそれと行くわけにいかないのでそれも致しかたない。 ところが・・!! そんな憧れのお店、DEAN&DELUCA を! 見つけてしまったのである! それも、なんと、韓国 で・・・(@@;) それは、私がソウルに引っ越してきて間もなくのことである。 語学教室の帰りのバスの窓から、 なんとなく外を眺めていたら、 見覚えのあるロゴが目に飛び込んできた。 黒い丸の中に、白抜きで印刷された「DEAN&DELUCA」の文字・・!(@@) それが市松のように配置されたディスプレイガラス・・!(**) こ、これは・・・ 「DEAN&DELUCA」のソウル店 に違いない・・!!(><) 私はコーフンした!! なんたって、 ニューヨークに行かないとアカン・・と思っていたあの、 「DEAN&DELUCA」が、ソウルで、 しかもバスで通るような近場にあったのだ! その時はアッという間に通り過ぎてしまったので位置が把握できず、 私は、後日改めて、チャリでその場所を探した。 場所はすぐにわかった。 しかし、 入り口に立った私はフト、妙~な違和感?みたいなモノを感じた。 なんか、狭そうだなぁ・・ 外から見た時よりずぅ~っと小さなお店で、 いや、それはいいとしても バスで通り過ぎた時には見えなかった店内が、 円形のステッカーの張られたガラスの向こうに見える。 ブル○ッグソース・・!? (@@;) ハ○スのカレールゥ・・!? (о о;) 日本のスーパーでお馴染みのそれらが、店内の棚に陳列されているのだ。 それが外観のオシャレなロゴと どうにも噛み合っておらず、 なんか妙ちきりんな空間になっているのがヒシヒシと伝わる。 ところが、 なんのお店かがよくわからない。(??) 私は意を決して店のドアを開けた。 カウンターに女性がおり、 小さなテーブルとイスがあることで、 どうやらそこはコーヒーショップであるらしいことがわかった。 とりあえずアイスコーヒーを注文し、 店内をぐる~と見回したが、 それらしきオシャレな雑貨など一つもない。 お惣菜が売っているわけでもない。 ほんとうにここは、ただのコーヒーショップなのだ。 等間隔にきちんと並べられたカレールゥの箱が この空間に違和感をかもし出していることは明白だが、 なぜここでこんなものを売っているのかが全くわからない。 注文したコーヒーも、 やけに薄くて美味しくなく、 ガムシロップとミルクを大量投入してごまかしながら飲んでいると、 昔、強制的に習わされたであろう やたら日本語の流暢なおじいさんに いろいろと質問されたり話を聞かされたりして かなりいたたまれない雰囲気が続いた。 お店を出る頃、ようやく あぁ、韓国はパチモンの国だったな・・ と気付き、 このオシャレなロゴと、ディスプレイと、店の名前までも まんまパクっておきながら なぜか日本のカレーを売っちゃってるこの国のセンスに 大いに疑問を抱いたのだった。 (--;) *これは羽田空港内にある、本物のDEAN&DELUCAの日本店にて。 バルセロナの有名なキャンディショップが作った、 オリジナルのキャンディは 金太郎飴の中に極小のお店のロゴが入っていてすごい・・! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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