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カテゴリ:お出かけ
「あんた~。本当に貧乏神やわ!もうぅ」
なんたらかんたら。 現地に着いたとき聞こえてきた言葉。 今年もやってきましたザリガニの聖地。 こんな平日の昼間。穏やかな田園風景の中に聞こえた「貧乏神」 現地には孫と夏休みのイベントとしてこられたらしいおばあちゃん(推定60代)がおられて、その人の口が異常に悪かったのだった。 どうやら、一緒に同行してきたおばちゃんが水溜りにいたザリガニの群れをバチャバチャして散らしてしまったらしい。 「みんな逃げてしもたやろ!」 「もうほんと○○ちゃんは、貧乏神やわ!」 いや、そんな怒らんくても、、と思いながら、そのおばちゃんに同情。 あんま関わらんとこ。てなことを思いながらザリガニの捜索を開始した。2年前のブログに書いたときと比べて、圧倒的にザリ影が無い!パッと見全くいないように感じていたのだが、よく見ると第一ザリガニ発見!! やっぱりいやがったかい。と安心。しかし、圧倒的に2年前より少ない。途中で来られたパトロールのおじさん達の話だと、夏休みの間に家族連れがたくさん来て、乱獲されていったようなのだ。 そんな中、ザリガニ目線で池を見つめると探せるものである。 ほら、こんな石の間に挟まりたいんだよ。 チョキっと出たハサミにむふふ。 素人では見落としがちな壁際にも発見。 左が雄で右が雌である光景も発見。 パトロールのおじさん達の1人が、例のおばあちゃん一団に素手でザリガニを捕まえてあげていた。大きくても8センチくらいのザリガニたちだったが、素手で掬えるあたりがすさまじかった。 「指を挟まれながらつかんどるわい。」 へっへっへ。 と、パトロールおじさん達が去っていった。 「さて、やりますか。」 っと、指を挟まれるのも、うじゃうじゃのザリ脚が手の上でモシャモシャする感触を味わうのもいやなので、2年前と同じ道具でトライ。 「・・・」 姿が見えていたザリガニのまん前に投入したのだが、全くエサに見向きもしない。それどころか、むしろ避けていく、隠れて行く、エサを踏み越えて歩いて行く。そこで網ですくうとあっさり取れた。いやむしろ入ってきた(笑) 全然楽しくなかった。 どうやら雄のザリガニはえさにスレているらしい。ことごとく雄はえさをスルーする。そこで雌のザリガニの近くにエサを投入すると、 「素晴らしい食いつき!」 これだよこれ!なんて思っていたけど、時間が無いのでそのままにしておいて、さっき網で捕まえたザリガニも、炎天下の中一緒にドライブすることもためらわれ、脱走なんかしたらもう車内で行方不明になったりもしそうだったので、あの孫にあげることにした。 「あれー、こんなデカイがもらっていいがけ。」 「これこそザリガニの中のザリガニやがいね。」 と、すごく喜んでもらえたのはよかったのだが、 「あんた(孫)、これ誰にも、ちょうだいって言われてもあげられんがいぞ!」 と、孫に余計なことを言うおばあちゃん。しかし、「ちゃんとお礼言われ」と孫に言っていたのには好感が持てました。 しかしその孫がいけなかった!! 孫「ありがとう。おじちゃん。」 お、お、。 俺は もはや おじちゃん。 といりあえずニコっとテレキャス。 そして一団のおじいちゃんからは 「あんた、新聞記者やろ。」 との一言が。 俺がやたら写真を撮っていたからそう思われたのかもしれないが、この言葉はなんかやたら嬉しかった。いや、今でもじわじわ嬉しさが残っている。 ということで テレキャスは「おじさん」の称号を手に入れた。 テレキャスは「新聞記者」の称号を手に入れた。 テイルズ風に。 「あとはロックに打たれて眠るだけ」 ♪本日の一曲♪ syrup16g/「天才」 最近ニコニコ動画に入会して、またまた自分の知らなかった音楽にたくさん触れることができた。ノーベンバーズ・サイサリアサイサリスサイケ・シロップ16gなどなど、また楽しみが増えましたよっと。 PS、当ブログ内の過去の日記「2007年どうでもいいふりかえり」にもザリガニ記事が載っています。あの、ラストの衝撃は今でも忘れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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