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テーマ:剣道やろう!(850)
カテゴリ:剣道
私が剣道を始めたのは、中学校最初の定期テストが終わってすぐでした。
理由はありきたりに『カッコよさそう』。 でもその時まで私はスポーツとはまったくと言っていいほどの無縁。 キャッチボールですら小学校の授業で初めてやったほどです。 らしいものといえば水泳とスキーぐらいのものでしたが、その2つでさえお世辞でもうまいとはいえない状態。 そんなんで剣道やって、そもそも新たにスポーツを始めようとしたら何でも、楽なはずがないわけで。 1ヶ月の筋トレonlyの末に手にした竹刀。 初めて握った時の感想が『重い』。 竹で出来ていてしかも真中は空洞、なのにそれを振るごとに体が揺さぶられる。 横でまだ名前も覚えていない先輩たちが軽々と振るのを見て、弱気になりました。 筋力がつくにつれその問題は解消されていきましたが、変な癖が残ってのちのち苦労する事に。 中1の3学期。 それまで横で素振りや足さばきを練習していた私たちは、実際に防具をつけて先輩たちの間に混ざりました。 いつのまにか、初めは13人いたうちの学年は私を含め5人に。 そして私自身も止めかけでした。 『打ち込み』といって、(そのときは)面・胴・小手面を2回ずつ連打するものがあります。 そのセットを3回連続やらされたとき、『俺もうついてけない』と思い込んでしまったようです。 今にしてみたらなんともバカらしい話で、合宿に比べればへみたいなもんです。 でもそのときはマジでして、足が部室の方に向いてくれませんでした。 同級生からの非常にキツイ言葉がなかったら、あのあたりで諦めてたかもしれません。 結局5人のうちもう1人もやめて、中1からの古巣は高2の今現在4人です。 (※中高一貫校なので同じクラブに5学年同時にいたりします。) その4人は、部の歴史の中では比較的珍しい『レギュラーオール2段チーム』の礎となりました。 (1人は他所から高校入ってきた部員のために補欠ですが。) はっきしいって、我が剣道部は試合じゃ初戦敗退・予選リーグ敗退がままある弱小部です。 私も中2以上になってからなんとなくでサボったことも多々あります。 それでもやめずにずっと続けてきたことには最後までやり通した感があるし、途中退場した同級生は他のクラブに入るでもなくブラブラしてる方が多かったです。 諦めずに努力したからこその『勝ち組』だったのかもしれませんね。 で、一般の人たちよりも長いであろう部活生活もそろそろ終わりを迎えます。 例年では高2の今ごろが引退です。 現在高1がほぼ1人のため高2一同まだ稽古に参加していますが、それも3月を過ぎれば受験勉強で完全に不可能となります。 ダラダラやってなかったとはいえない感がつきまとう5年弱ですが、いざ引退となると、不安感だとかさみしさがあります。 自分がこんな気分になるなんて中1の今頃には想像もできなかったでしょうね。 1月末の昇段審査で6人初段とってくれたのが素直に嬉しいです。 これで稽古の方は任せられますから。 試合は3月にラスト1回。 せめてそれまでは回数減っても顔を出したいです。 我が剣道部に栄光あれ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/06 09:52:45 PM
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